《大浜サキ》
地元ネタになってしまいますが、日ごろから通っていた駅前の 本屋さんのひとつが閉店してしまいました。 子供の頃からお世話になっていただけに思い入れもあり、 ちとショックです。 その書店は、品揃えではマンガ雑誌が大半を占めるお店で、 特に月刊誌のほとんどが読めるのでいつも重宝させてもらってました。 その一方で、最近では各出版社も雑誌の部数は減少傾向で、 利益はトントンかもしくは赤字になっているところを、 単行本の売り上げでやっとこカバーしているとか。 それを聞いて、雑誌が支えのこのお店の経営は大丈夫なのかな?と 疑問に思っていたので、閉店には「ああやっぱり」という気持ちと共に とても寂しい思いにとらわれました。 今はいつも営業していた時間でもシャッターが降りています。 その上に貼られた、 「今までありがとうございました。○○書店 家族一同」 の紙を見るとなんとも言えない気持ちになり、目をそらして 足早に通りすぎてしまいます。 ああー、時々店先に出て雑誌を並べ直していた 腰の曲がったお婆ちゃんや、都会から戻ってきて跡をついだという 真面目かつ無愛想なお兄さんたち。 彼らの姿を見かけることはもう無いんだろうなあ・・・。 私はマンガは主に単行本を買って読む派なので、 あまり売り上げに貢献してきたわけでもなく大層なことは 言えないのですけども。 実は駅前の書店が閉鎖になるのはつい数ヶ月前にもあったことで、 これで駅周辺にある個人経営の書店は全滅してしまいました。 あとは駅前デパートの中にあるチェーン店か遠くにあるレンタルショップの 書籍ゾーンを利用するほかないのですけど、いかんせんマンガコーナーは どこも狭いんですよね。普通の本は図書館で済ませてるし。 うーん、困った。これからマイナーな単行本は大阪市まで足を伸ばした 時に買うしかないのか。(Amazonとかあるけど) たぶんこういう事は全国の地方でじわじわと起こっているんだろうな、 と思うとマンガ業界(&それを販売している小売店の方々)の これからが前にも増して不安になった月末でした。 |
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《風見鳥 渡》
NHKで、F-2支援戦闘機の事故原因をニュースで数日前やっておりました。以前に配線の取り違えで墜落したと書きましたが、なぜ間違えたのか? ということに言及しておりました。間違えた原因は整備マニュアルの不備。配線は挿し間違えないようプラグの根元の部分がまっすぐな物と、折れ曲がったものと分けられていたが、マニュアルの図解ではすべてまっすぐに書かれていました。F-2の構造を整備員が熟知していなかったために、なにも疑わずそのまま逆に挿してしまったそうです。 うむ、実の所こういったことはうちの工場でもよくあります。整備マニュアルではなく、設計図面に関してですが。図面変更された部分が次回の図面で反映されていなかったり、試作品にありがちな図面のミスや、作業者にしか分からない追加工など。当然、これらは経験を積んだ人間でなければ分かりません。なので、初めて作る品物は、かならずその品物を作ったことのある人に意見を聞きくのです。そういえば、今は無き某機械工作メーカーの部品の図面が回ってきまして、それを作成するこになったのですが、その図面がまた古く、どう見ても図面通り加工出来ない四次元的な品物でした・・・。こういったことは、ほかの工場でもありがちなのかもしれませんねぇ。 |
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《森 光年》
なんばCITY地下の『Laundry』でコラボTシャツを見かけるまで寡聞にして知りませんでした。 『NHKにようこそ!』の滝本竜彦さんのデビュー作、『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』が映画化されていたんですねぇ。 いやはや、すっかり情報弱者でお恥ずかしい。 『Laundry』は結構タイアップに熱心なようで色々な映画のTシャツをリリースしてるんですが、こうして滝本さんの作品がファンシーでおしゃれなTシャツになっているのを見ると、なんというか感慨ぶかいものがあります。 それにしても良いなあ、このシャツ。欲しいです。しかし黄色か…おしゃれ上級者カラーです。これを着こなせるのはジャイアンぐらいじゃないでしょうか。 そういえばこのあいだ、某所で『Clockwork』とプリントされたオレンジのTシャツを見かけて買いそうになりましたが思いとどまりました。他にも、『Submarine』とプリントされた黄色シャツとか、黒シャツで『Sabbath』とか。 そんなわけで森光年なんですが、先日、大阪日本橋に出かけたおりに、とらのあなで見てまいりましたよ、『ToHeart2 AnotherDays』のオープニングムービーを。 とらやソフマップやゲーマーズで限定的に店頭公開されているようなんですが、今日びまずネット配信から始めないところがLeafらしいというか、かたくなにウェブ展開を拒み続けるコムサ系列のブランドみたいで素敵です。 すいません、褒めてるように聞こえませんね。でも、そういう姿勢って好きです。 さておきこのムービーなんですが、『ToHeart2』のOPの全面的なパロディになっているんですね。珊瑚と瑠璃の双子姉妹が手をつないで回転するシーンが、ちゃるとよっちに置き換わっていたりしていて面白いです。 それにしても、こうしてOPでちゃるの勇姿を見られる日が来ようとは、感無量であります。 To Heart2 Opening Movie ↑こちらはプレステ版『ToHeart2』のOP Toheart 2 Another Days OP ↑こちらは最新作『AnotherDays』。店頭で撮影した猛者がいるようです |
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《大浜サキ》
きのうTVでやってた映画って「プレデター3」ですよね。 え? 違う? ・・・というわけで、劇場公開時には完全にスルーしていた 「エイリアンVS.プレデター」を誘惑に負けて見てしまった大浜です。 10年くらい前に設定が発表された頃はアホかと思い、 制作がスタートした時にはこんな企画潰れてしまえorzとガックリした エイリアン信者の私だけど、見てみたら意外と楽しめてしまいました。 バカ映画的な意味で。 特にエイリアンを掴んで豪快にフルスイングする所と、やけに人間くさい プレデターのジェスチャーには声を出して笑ってしまいました。 クイーンエイリアンのシャカシャカ走りに到っては完全にマンガの領域。 あんたはジュラシックパークのT-REXかー! しかし、エイリアンの神秘性ってすっかり剥げ落ちてしまいましたね。 4以来、出し惜しみをせず全身をくまなく見せてしまうし、 デザインは洗練されすぎて想像の入る余地がまったくない。 ・・・エイリアンってなぁ! 単なるグロいモンスターじゃないんだよっ!! あの目の無い顔は神性を宿した絶コミュニケーションの象徴で(以下略 まあ、マニアックなSFX描写と荒唐無稽な脚本に定評(?)のある ポール・アンダーソン(ミドルネームがトーマスじゃないほう)が 監督になった時点で、そこそこ楽しめるモンスター映画に なるんだろうなあ、とは思ってました。 できるだけCGを使わず、スーツアクトにこだわったアクションは 80年代SFのようで良かったし。 各シリーズを彷彿とさせる描写も随所に出てきてニンマリ。 バイオハザードIIの監督を蹴ってこっちに行ったときには どーなることかと心配しましたが、両方を見た今となってはこっちで 正解だったかも、と思いました。 あとこの監督、バイオハザードの格子レーザーといい、網状の武器が好きね。 今回は完全にゲームの雑魚キャラ的扱いのエイリアンだけど(泣)、 あたまに格子状の傷が入ったリーダー格のやつは素直にかっこよかった。 鹿の子模様の入ったこんにゃく料理みたいでちょっと美味しそう。 そんなわけで、B級に開き直った脚本と、本編シリーズの重厚感が かけらも無い事に目をつぶればそこそこ楽しめ、その上 3に出てきたビショップってやっぱり人造人間だったんだ、とか だからといって社長を自社製品のモデルにするのはどうよ、とか この事件でウェイランド社は湯谷社に吸収されたのかな、とか いろいろ妄想する余地もあるキャラクター映画でありました。 |
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《風見鳥 渡》
ファイナルファンタジーの新作の、新しい情報が公開されたようです。予定通りPS3で発売とか。なにやら開発中止か? とも噂されていたそうですが、どうやら無事のようです。てか、その存在をすっかり忘れていたよぼくはw まだちょこっとしか情報がないけれど、主人公とか美形すぎ。呆れるくらい美形。思わず二回言っちまった。たまには濃いオッサンとか主人公にしてみればどうか? それにしても今回のFFはゲームを二つに分けて販売し、それぞれ別の主人公でやるみたいですね。えらく壮大な話になりそうですが、壮大にズッコケそうな予感がヒシヒシと感じます。物語が大きくなるとその分大味になって、グダグダになりそうなのですが・・・。 いやぁ、ぼく的には同じPS3で発売されるゲームなら、自分の機体をカスタマイズして、与えられたミッションをクリアしていくアーマードコアの最新作が気になります。うーむ、まだPS3は持っていないのですが、コレで買ってしまうかも。そういやPS2の時も、同シリーズが出るから買ったんだっけか。なんつーかぼくらしいなぁw |
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《森 光年》
しかし、先週が安徳天皇で今週が補陀洛(ふだらく)渡海とは…… 3週連続で浅見光彦ものを放送するという、この大胆企画を考えたテレビ局の人は、きっと諸星大二郎フォロアーに違いありますまい! あんとく様! おゆるしを! すいません……たんなる偶然ですよね。 来週の天河伝説殺人事件が楽しみです。森光年です。今回は散漫な雑文形式でお送りしたいと思います。毎回そんな感じのような気もいたしますが。 さて、一部で話題になっておりますが銃器系同人サークルのKoh's Factoryさまのブログにて素敵な写真が紹介されています。 旧ソビエトが第二次世界大戦のころに制式採用していたサブマシンガン、PPSh(ペーペーシャーと読みます)にM4ライフルのような取っ手やダットサイトをくっつけて使用するモダンコンバットな米軍兵士の図です。 その昔、映画『アバロン』で主人公がワルサーPPKSにレーザーサイトを付けて使っているのを見たとき(また、似合わないんですこれが)そのかっこいい無理やり感にさすがマニアの押井監督と痺れたものですが、このPPShの痺れ具合はその比ではありませんね。 イラクの米兵がAKだのM14だのを使っている映像はニュース等で見たことありますが、まさかこんなものまで出てくるとは。 しかし、考えてみればトカレフと同口径のPPShは貫通力に優れる小口径高速弾をフルオート射撃するわけですから、昨今流行(でもないですが)のP90のようなPDW(パーソナル・ディフェンス・ウエポン)のご先祖……とは言わぬまでも、親戚のおじさんぐらいにはあたるかもしれません。 もちろん、ブログ主の西沢さんも仰っておられるように冗談写真である可能性も十二分にありますけれど、夢のある(戦場の写真にこの表現もどうかと思いますが)一枚です。 そうそう、先日、大阪心斎橋のアメリカ村のはずれにて一種のトマソンを発見いたしました。 写真を撮ってこなかったので、あの面白さがどれぐらい伝わるか分かりませんが説明を試みますと、こう、ある建物の壁一面にグラフティがボミングされて(ようするに落書きがスプレーで殴り書きされて)いるわけですね。 そしてここからが肝要なのですが、その落書きの真正面に塀が建てられてしまっているわけです。塀と壁との隙間、じつに30センチ未満。落書きは塀の上に一部のぞいているだけという状態。 まあ、ようは落書きのある壁の前に新しく塀が建てられただけの話なんですが、これがなんといいますか、解釈のしようによっては塀と壁との30センチ未満の隙間にもぐりこんでグラフティをボミングしたBボーイがいたんじゃないかと、そういう風に見える配置なんですね。 ええ、げほげほ咳き込みながら。全身ラッカーまみれで。それでもグラフティをボミングするヒップホップ魂。想像するとおかしいです。 これぞまさにトマソン。都市の発展変化にともなって測らずも生まれてしまった路上のシュールレアリズム・アートです。でも、落書きはよくない。 あ、それと大阪日本橋の某所で年始のどさくさにまぎれて『夕陽のガンマン』のアルティメット・エディションのDVDが投売りされているのを見つけてしまいました。 なのでそのうち、夕陽のガンマンについて書くかもしれません。 ほんとに散漫な雑文で恐縮ですが、これにて。 ↓おまけ:『夕陽のガンマン』のけれん味あふれるトレイラー For a few Dollars more - Theatrical Trailer |
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《大浜サキ》
さらに前回のつづき。毎度ながら記事を畳んであります。 長くなったアニメの感想集もこれにて終了です。 TVアニメに興味のある方はどうぞ↓ |
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《風見鳥 渡》
某掲示板で「ベレッタM93R」というエアガンを見かけました。 それがこれ↓ 東京マルイ製「ベレッタM93R」 http://www.tokyo-marui.co.jp/products/09/m93/index.html 実銃のM93Rは、三点バーストと呼れる、一度トリガーを引くと三連射する機構がそなわっていますが、この電動ハンドガンはセミ・フルオートのみのようですね。 ぼくは一時期、エアガンを撃ち合うサバイバルゲームをやっていた時期がありまして、その際初めて買ったのが、「ベレッタM93R」でした。ただ、電動ではなく、KSC製のガスで動くエアガンだったのですけどね。セミ・フルオートの他に三点バーストが選択出来る優れものだったのですがその分機構が複雑で、やたら整備が難かしく、バラして組み立てたらセミとフルオートしか撃てなくなってしまいました・・・。それにサバゲーにおいてハンドガンは、アサルトライフルでは取り回しにくい近距離での攻撃や、高い機動力と隠密性を確保するために拳銃一つだけで行動し、敵の虚を突いてフラグアタック(敵陣地に立てられた旗に触れると勝利。空き缶で代用してたけど)するためのもので、初心者だったぼくにはまったく不向なものでした。どうしてこれを初めに買っただろう、同じ値段で装弾数も、有効射程距離も長い電動ガンを買えたのに。と、頭を抱えたのも今はいい思い出。 ちなみにその当時は電動ハンドガンは存在せず、M16やカラシニコフのような大型の銃しか電動ガンは存在していませんでした。ぼくがサバゲーをやめる少し前ぐらいに電動ハンドガンが誕生しましたが、銀玉鉄砲の方がもしかして性能がいいんじゃないかと思うくらいの貧弱さで、うぃんうぃんという可愛い音を出しながらヘロヘロと玉を吐き出すという、なごみ拳銃だったのですが、今の電動ハンドガンは50メートルも飛ぶのですね。これなら本格的にゲームで使えそうです。 書いているうちにまたサバゲーやりたくなってきたなぁ。あの糸が張り詰めたような緊迫した場の空気が懐かしい。サバゲーは基本的にやたらと撃ち合ったりしません(トリガーハッピーな人もいますが)。なぜなら銃を撃つとその音で自分の居場所がバレてしまい、制圧されてしまうからです。ですからみな息を潜め、木や草むらに隠れながら静かに行動するのです。そしてその場に合った迷彩服はその体を隠してくれます。初心者だった時は、ほんと敵の居場所がまるっきりわからなかったんですよねぇ。 うむ、機会があればまたやりたいな。 |
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《森 光年》
今年度初の私の番でございます。あけましておめでとうございます。 旧年暮れのコミケで妥協倶楽部のブースに足を運んでくださった皆様および当日お世話になった各サークルの皆様、ありがとうございました。 ちなみに隣のブースの、もみあげルパン様はルパンというより江口洋介似のハンサムでした。 今回のコミケでなんといっても忘れがたいのは、開場前のあわただしい中、ロングスカートをつまみあげてパタパタと走っているメイドさんの姿を目撃してしまったことでしょうか。 『エマ』の森薫先生が見たら萌死にしそうな光景が目の前に! でも、コミケ会場を走るのはよくない。 あと、メイドさんといえば開場中にお手洗いに立った際、男子トイレで化粧なおしをしているメイドさんも目撃しました。たいへん細くて美しい方でした。これが世に言う「それなんてエロゲ?」という状況なのではないかと、しみじみと思ったことであります。 コミケ帰りのことで忘れがたいのは、東京駅地下のビアレストラン『ニユートーキヨー』で食べたソーセージの付け合せの煮込んだキャベツですね。 あと、もちろん大ジョッキのヱビスビールも。 正月メニューとやらで私の大好きなアイスバイン(豚のすね肉を煮込んだドイツ料理)がなかったのは残念でしたが、しかしこの付け合せのキャベツを食べてあらためて、ポトフ風に煮込んだ野菜の味が自分は大好きなのだと気づかされました。 あのキャベツだけ皿に山盛りで、あとはビールがあればたぶん満足です。 でもやっぱりアイスバインも食べたいですが。梅田の『ニユートーキヨー』行くかな…… それとあと、東京駅では年越し蕎麦も食べました。 立ち食い蕎麦屋を見つけるのに、ちょっと苦労しました。 旅先の年越し蕎麦はちゃんとした蕎麦屋さんで食べるより、やはり立ち食いの方が雰囲気が出ていいと思いす。 しかし、かけを注文したんですが当然のことながら関東の蕎麦は、だしが濃い。関西でいうとおでんのだしぐらいの濃さです。でも、それはそれで疲れた体に有りだなあと感じましたね。美味しかったです。 さて、忘れがたいコミケの思い出ばなしの締めくくりに、「ヒップホップは俺の嫁!」発言でおなじみのNas先生の『Can't Forget About You』をお送りします。 Nas - Can't Forget About You |
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《大浜サキ》
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 新年・コミケ明け早々何ですが、引き続き前の感想集の続きをば。 またしても長くなったので、記事を畳んであります。 アニメに興味のある方はどうぞ↓ |
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