《風見鳥渡》
や、久しぶりに同人ゲー買いました。知る人ぞ知る、東方プロジェクト公式格闘ゲー第二弾「東方緋想天」。製作元である黄昏フロンティアさんは、kanon格闘ゲーで一躍有名になったサークルで、当時鍵っ子であった(今もですが)ぼくは注目してコミックマーケットで真っ先に買いに走りました。や、正確には別の人に買ってもらった、ですが(汗。 で、今作の「緋想天」ですが、前作の「萃夢想」よりも、より「弾幕格闘ゲーム」らしくなっていました。話がすこし前後してしまいますが「萃夢想」は、普通の格闘ゲームと違い、近接格闘、弱射撃、強射撃と通常の格闘ゲームならコマンド入力で出す射撃攻撃を、ただのボタン入力で出せるようになっておりまして、弾が飛び交う「東方」らしいゲームに仕上がっております。ちなみに、ダッシュ中は射撃を無効化する「グレイズ」と呼ばれるシステムでバランスをとっています。しかし、それでも気持ちよく弾を撃てるというわけではなく、消費ゲージがありまして、それを切らすと一定時間射撃が撃てなくなるという風になっていました。 その点「緋想天」は改善されておりまして、「一定時間撃てなくなる」という制限を無くし、その代り射撃攻撃の強弱によって消費ゲージの回復スピードが変わるというようになりました。これによって、操作感が劇的に変化しました。ぼくは格闘ゲームはあまり得意でないので、「萃夢想」ではよく消費ゲージを切らし、射撃を撃てなくなってイライラしたものですが今回はそんなことはなく、快適にプレイできました。 前作の「萃夢想」もそうでしたが、アーケードに出しても遜色がないほどゲームのクオリティは高く、普通の格闘ゲームに飽きた人にもお勧め。これが3000円だせばお釣りが来る値段なのですから、いい世の中になったものです。 |
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《森 光年》
先日、南船場の某所でアクセサリーを見ていた際、接客してくれた女性の店員さんがこんな台詞を言い放ちました。 「そうですねえ、それなんかユニークセックスな感じなんで男性でもいけると思いますよ」 ゆ……ユニークセックス!? 『よんでますよ、アザゼルさん』の第一話冒頭の(マ○オさんがやっていた)アレのことか……っ!? いや、まあユニセックスと言いたかったんだろうと思いますけどもね。 そんなわけで森光年なんですが、前回言及しました『ここはグリーンウッド』実写ドラマのキャストが発表されておりますな。(→番組公式ホームページ) …………………いや、何も言いますまい。まだ劇中のキャラクターに扮しての写真も公開されていないというのに、脊椎反射的に批判するのは早計に過ぎるというものです。ゆれるな、俺の心。 それにしても、やっぱり瞬は男性が演じるんですね。いっそのこと女性でよかったんじゃないかと思うんですが、そうすると別のドラマになってしまうか。 しかし今にして思えばグリーンウッドの第一話は、男子寮に女子が一名まぎれこんで…という(桜欄高校ホスト部のような)パターンのパロディになっていたわけで、当時にしてすでにそのパターンは少女漫画の世界では陳腐化してたということなんでありましょうか。 あ、考えてみれば男子寮ではないけども、男装の女性が男性ばかりの場所に入り込むという設定は古来より少女漫画の黄金パターンでしたっけね。ベルばらとか。 そういえば、いきなり話が変わって恐縮ですが『男はつらいよ』が40周年だそうで。 これを機に新作を撮ったらいいのにと思わないでもないですが、このシリーズばかりは寅さん=渥美清のイメージが強すぎて難しいでしょうね(なにしろ、渥美さんが演じた金田一耕介 by 八つ墓村すら寅さんにしか見えなかったぐらいですから)。誰かが仮に二代目寅さんを引き受けたとしても、相当な重圧がのしかかることでしょう。 そこで考えたんですが、いっそのこと『男はつらいよ』シリーズの偉大さを実感として認識していない外国の俳優さんに寅さんを演じてもらえば、重圧も少ないんじゃないでしょうか。たとえば、ウィル・スミスとか。サミュエルLジャクソンでもいい。 題して『フーテンのタイガー 男(ギャングスタ)はつらいよ』。闇ブローカーのタイガーがFBIを相手に大たちまわり。柴又で。あのテーマ曲もカニエ・ウエストにアレンジしてもらえば万全です。 妄想も大概にしておかないと真面目な寅さんファンに怒られますね。すいません。 そんなわけで、日本国内では完全にネタ扱いされているカニエ・ウエストの『Stronger』(名曲なんですけどね)のPVを貼り付けて今回はお別れしたいと思います。 ほんとはカニエさんのアレンジ能力の高さを証明するために『Gold Digger』のPVを貼り付けようかと思ったんですが、埋め込み無効に設定されてましたんで。 Kanye West Stronger Video(High Quality) |
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《大浜サキ》
早いとこでは3月ごろから情報が出てたみたいだけど、 アフタヌーン連載の「無限の住人」がアニメ化されるらしいですね。 露骨な解体ショーの連発に、こればっかりは映像化されまいと 思っていたので、原作ファンとしては嬉しい。 んが。監督の所に真下耕一の名を見つけて、一瞬考え込んでしまいました。 古くはダーティペア劇場版、近年ではNOIR (ノワール)などを代表作とし、 「MADLAX」以降はネタ監督としての名を欲しいままにしている 真下さん・・・。 個人的には、色彩・キャラ演技・選曲などに美意識を感じる方なんですが、 独自の様式にこだわるあまり、滑稽な事になっちゃっているのもしばしば。 ※参考 ・MADLAX のオープニング ・突っ込み所満載な"ヤンマーニ"戦闘 うーん、今回はどうなるんだろう。正直不安だ。 (某所では、作風に変化が無くて「何も足さず、何も引かない。それが真下クオリティ。」とか 言われるくらいですが) あ、でも原作も原作で浮世絵風の殺陣シーンに独特の様式が漂う作品なので、 ひょっとするとこの組み合わせは案外いけるかもしれないですね。 ネオ時代劇×真下耕一監督。 近年まれに見る不思議な食い合わせに、色んな意味でドキドキして待とうと思います。(笑) あと、音楽はアニメにもいろいろ縁のある大谷幸さんですね。 最近じゃシャナとか。 平成ガメラシリーズで新しい特撮音楽の形を打ち立てたのも記憶に新しいです。 こちらは素直に期待。 しかし、公式サイトのキャラ紹介を見ると「尸良」が居るんだけど 6巻後半の嬲り殺しもやっちゃうのかな? ・・・うわあああやめてえええ マンガ読んでて初めて吐き気を覚えたトラウマ再来の予感。 でも見ちゃうんだろうなー。 それにしても、アフタヌーンでは蟲師→もっけ→むげにん、と和マンガが アニメ化づいてますね。 |
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《森 光年》
偶然の一致とはおそろしいもので。 前回の私の記事でレディオヘッドの『Creep』の動画を貼り付け、ギターのジョニー・グリーンウッドさんのナイーブな横顔が(そして衿元の大きく開いたカットソーからのぞく白い首筋が……!)云々というようなことを書いたところ、その矢先にこんな大ニュースが飛び込んでまいりました! ここはグリーンウッド&那州雪絵特設ページ(白泉社) うわー、中学のころむさぼるように読みふけったグリーンウッドが……っ! ここへ来てまさかの実写ドラマ化とは! 当時、買いましたよグリーンウッドのイメージCD(のカセットテープ。CDプレイヤー持ってませんでした)。ええ、ドラマCDとかでなくイメージCDです。アニメ化されたわけでもないのに(のちにOVAになりましたが)イメージソングみたいなものが収録されているという不思議なCD。今でもそういうのって作られてるんでしょうか? そういえば私、ファイブスター物語のイメージCDも数枚(カセットテープなので、数本が正しいのですが)持ってました。クリスこと作者の永野護が自らベースを弾いたり川村万梨阿のバックコーラスをつとめてたりした意欲作を…… あと、フール・フォー・ザ・シティのイメージCDも持ってた。 そんなわけで森光年なんですが、話をグリーンウッドに戻しますとですね。 やっぱりあれでしょうか、男子の集団がわいわいするドラマが好評を博している近年の流れを受けて、男子寮もの少女漫画の金字塔であるグリーンウッドに白羽の矢が立ったということなんでありましょうか。 とにかく、キャスティングが発表されるのが待ち遠しいですね。好きな作品がドラマや映画になる際、にやにやしながら配役に文句をつけたり、あるいは自分なりのベスト配役を声高に主張してみたり、これぞ原作ファンとして、そしてオタクとしての至福の悦びではありますまいか。 個人的には忍先輩こと手塚忍のキャスティングがどうなるのかが気がかりです。そんじょそこらのハンサムでは許しません。玉木宏さんクラスなら文句なし。っていうか玉木宏さんがやってください。いや、まあ高校生役はちょっときついかもしれませんが…… まあ、キャスティングに窮したときには竹中直人さんという最終兵器彼氏がいるので心配無用です。顔を青く塗っただけで妖怪油すましになりきったり、金髪のヅラをかぶっただけでドイツ人を演じきったりできる竹中さんなら、もはやどんな役でもこなせるのです。 地獄少女の閻魔あいとかも竹中さんにやってもらえばよかったのにと思います。おかっぱのカツラとセーラー服で。 そんなわけでして、本当はスガシカオの新曲の話とか、心斎橋のマルタン・マルジェラに行ってみたらなんと新作コレクションの説明会が開催されていた話とかを書こうかと思っていたんですが、グリーンウッド実写ドラマ化のインパクトにかき消されてしまいました。 それらの話題については、またいずれ。 |
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《大浜サキ》
地元の西武百貨店でやってたので行ってきました。 綺麗な広告を見てなんとなく気になったので、ちょっと 覗いてみるつもりだけだったんだけど(駅前だったので) 会場に行ってみるとなんと無料。 と言っても、8枚くらいの衝立にレプリカの版画が掛けてあるだけの ちょっとしたスペースだったんですが。 これ幸いと舐めるように見てきました。飾ってあったのは40枚くらい。 藤城清治って、こんな影絵を制作される方らしいです。 会場の紹介を見ると日本の影絵の第一人者らしいんだけど、 今まで名前は意識してませんでした。 でも、たしかにこういう黒いシルエットのキャラクターは カレンダーとかでちょくちょく見てきた気がします。 ぱっちり瞳が印象的ですね。 会場で見た絵はとにかく木の描写が凄くて、びっしりと書き込まれた 葉のシルエットが織り成す世界観に圧倒されました。 あと、影絵というと黒紙と単色のシンプルな組み合わせという印象 だったけど、膨大な色数とグラデーションの多彩さにも目を奪われました。 構図のそこかしこに顔を覗かせるキャラクターたちも可愛いのう。 上の絵でもちょっとありますが、音楽の流れを小魚の群れで 表現してたりするのもユニーク。 会場に居たキュレーター?風のお姉さんによると、 本場の美術館では、壁に掛けられた巨大な実物に裏から光を当てて いるそうで、暗闇で光るさまはそれは綺麗なんだそうな。 会場でも発光ダイオードを使って再現してるものが3枚 あったけど(色が印刷と全然違った)、いかんせん60cm四方くらいの サイズだったので、本物が見てみたくなりました。 あと絵を見ながら、みんなのうたでもこういうのがあったなあ・・・と、 思っていたら、あった(笑) みんなのうた - HANA |
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《風見鳥渡》
「涼宮ハルヒの憂鬱」にハマッてDVDまで揃えてしまったぼくですが、朝日新聞の「第二期決定」という広告を見て以来情報が無く、どうなっているのだろうと思っていたら「特設ファンサイト」に「涼宮ハルヒの消失」とおぼしきトップ絵がアップされていました。おおぅ、噂に聞く「消失」がもうすぐ見れるんですね!(原作未読) 第二期は、一体どんな構成で来るのでしょうか、ちょっと(いや大いに)楽しみです。 全然関係ないですが、いまさらDS板ドラゴンクエスト4をやっとります。ぼくは基本的にFF派で、どうにもDQとは縁がありませんでした。べつにDQシリーズが嫌いというわけではないのですが、1や2は、復活の呪文で挫折し(特に2は長すぎる!)バッテリーバックアップを搭載した3は、持っていたファミコン本体との相性が悪いせいかすぐデータが飛び、アリアハンから一歩も出られない始末(泣。 そんな中で初めて自分の力でクリアした最初で最後のDQが4なのでした。DSのリメイクを遊ぶつもりは発売された当初まったくなかったのですが、ある人物が仲間になる事を最近知って、気が変わったのでした。今やっとこ仲間を8人そろえた所。例のところまではまだまだ時間がかかりそう。 あ、そうそうRPGで思い出しましたが、この間なりゆきでTRPGで初のゲームマスターをやりました。正統派ファンタジー(ぶっちゃけラグナロクのパクリ)のゲーム、アリアンロッドのランダムダンジョンルール(つまりダンジョン自動生成。GM初心者や軽く遊びたい人達向け)ですけどね。色々拙いところがありましたが何とかなったっす。TRPGを本格的に始めて早数年、やっとか、てな感じ(汗。 調子にのってキャンペーンシナリオでも考えようかいな。 |
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《妥協倶楽部》
現在、妥協倶楽部のサイトが見られなくなっているようで。原因究明中です。 ご迷惑をおかけいたします。 (追記) 復旧しました。 サーバー料金の払い忘れが原因だったようで…お騒がせしてすいません。 |
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《森 光年》
なんでもGTAⅣが発売から一週間で600万本売れたそうで。ファンとしてはもう、有頂天な気分です。 日本でも購入してレビューを書いておられる方が大勢いて、みなさんリバティーシティ・ライフを楽しんでおられる様子で妬ましいかぎりですね。 そんなわけで森光年なんですが、今回はネタと時間があまりありません。なので適当に近況を書き散らしたりしてオチが弱かったりするかもしれませんが、どうか大目に見ていただきたく存じます。あと、夕飯がまだ済んでないんで精神的余裕もありません。落ち着け、俺は腹が減っているだけなんだ。 さて、記事のタイトルどおりレイジブルーでTシャツを買ったという、比較的というか相当どうでもいい話について書こうかと思います。買ったのは、ややグリーン寄りのあざやかな水色のやつです。 これから夏なんでTシャツが必要だったというのがまずあるんですが、それよりなによりですね、タレントの陣内さんが、ええ、藤原紀香姐さんの旦那さんが、関西ローカルのTV番組でジャケットの下にペパーミントグリーンのTシャツという衣装を着ていたんですね。 で、訳あってタレントの陣内さんに対して含むところのある私は(ようするに嫉妬です。紀香姐さんが好きだったので)無意味な対抗心をめらめらと燃やしてペパーミントグリーンのTシャツを買おうと決意したわけです。もとからペパーミントグリーンが好きで、ジャケットとの組み合わせが凄く素敵だったというのもあります(っていうか、こっちの理由がメインです)。 で、レイジブルーなら安くてかっこいいTシャツがあるだろうと、たしかペパーミントグリーンぽいのもあったはずだと天王寺のMio(関西ローカルな固有名詞を出してすいません。大阪在住の方だけ、にやりとしていただければ)まで出かけたわけなんですが。 そしたらあなた! いいTシャツが安値であったんですよ! 前述のとおり、陣内さんが着ていたようなペパーミントグリーンではありませんでしたが、それっぽい色のが。 しかも英文字Tシャツで、文字の中にナイーブで孤独そうな青年の顔が隠されているというロックな感じのデザインで。がばっと開いた胸元も今風で、それでいて袖はやや長めという。 買って帰ってさっそく袖を通した私はそのシルエットの素敵さが気に入って、思わず近状のスーパーに用もないのに出かけてしまいました。洗剤が切れかけていたのを思い出したので、ついでに買ってきました。 レイジブルーというと、安価でそれなりの服を提供してくれるいわゆるファストファッション(ファーストフードの服飾版とでも言いましょうか)のお店のひとつですね。ようは、ちょっとかっこいい感じのユニクロみたいなものです。同じような感じで有名なブランドでHAREというのがありますが、あれもレイジブルーと親会社が同じみたいです。 どちらも若い男性向けですが、HAREは小洒落た感じなのに対してレイジブルーはちょっとやんちゃな感じですね。あと、HAREのほうがやや価格帯がお高いです。ともあれ、どちらも庶民には嬉しい味方です。 しかし、レイジブルーという店名はあれでしょうか。宮沢賢治の『春と修羅』のなかの『いかりのにがさまた青さ』に由来しているのでしょうか。深いです。 と、これだけで終わるとかなりあれなので、最近なぜかヘビーローテーションで聴いているレディオヘッドの『Creep』の動画を貼りますね。ギターのジョニー・グリーンウッドさんの横顔が、私の買ったTシャツに描かれている青年のナイーブな印象と重なります。 そういえば、レディオヘッドが来日するそうですね。 Radiohead - Creep |
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《大浜サキ》
1年前にこのブログで話題にした映画「We Are the Strange」の なんと全編がYouTubeで発表されました。 当時は2007年に公開されるとかされないとかいう話で 気を揉んでいたけれど、 国内で見れるかどうかも不安だったのでこれは嬉しい。 ただYouTubeなので画質は荒いです↓ タイトルは「我らは変わったもの」だった。 (日本語字幕版・全86分) 字幕はどうやら自動翻訳された物のようなので、かなり滑稽なことに なってます(笑)。 でも17ヶ国語で翻訳、YouTubeで一斉公開って今時な方法ですね。 YouTubeで予告編を展開してきた、この作品らしい話ではあります。 アメリカでは同時にDVDも発売になったそうな。 本編はフルHDで制作されているみたいです。 で・・・観た感想はというと、良くも悪くもアマチュアらしい、 イマジネーション先行型の映画だったなあと。 ムーミンの原作を連想する、悪夢のような世界観が魅力でしたが、 ストーリーと演出は少し苦しいものがあります。 特に画面の中で何が起きてるか分からなくなるのがつらい。 それに、この雰囲気でパワーゲームな話にはして欲しくなかったなあ・・・。 ただ、一枚絵としての美しさと、個性的なビジュアルには やはり目を見張らされるものがあります。 ローポリゴンで構築された、異様なセットの中をキャラが歩き回ってる だけでも不思議な気分に浸れました。 あと、画面の中を飛び交う粒子(雪?)が綺麗。 部屋を暗くして全画面で見ると雰囲気が出ます。 登場する女性キャラも日本のゲーム寄りのデザインでわりと見やすい感じ。 ちなみに、2月に公開されたこの予告が好きで何度も見てました。 本編が長くて見れないという人はこちらをどうぞ↓ We_Are_The_Strange_Em0_Trailer |
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