《森 光年》
先日、書店でひさしぶりにヤングマガジンを立ち読みしたら、『湾岸ミッドナイト』に『東京ブローカー』のノブが出ていてびっくりしました。どころか、タイトルも『湾岸ミッドナイト C1ランナー』に変わって、登場人物も(ほぼ)一新されているじゃないですか! ちなみに、『東京ブローカー』というのは数年前の一時期、楠みちはる先生が『湾岸ミッドナイト』を休載して描いていた漫画でして。わたし個人としては好きな作品だったんですが、人気がなかったのか単行本一巻分で中断し『湾岸ミッドナイト』がまた再開。残念に思っていたので、登場人物のひとりであるノブが湾岸の世界にクロスオーバーしてきたのは嬉しいかぎりです。 しかし、こういう形でノブが再登場してきたということは『東京ブローカー』が再開される望みは薄いってことなんでしょうね。どうせなら、『C1ランナー』には仕黒や寺田ちゃん等、ノブ以外の『東京ブローカー』キャラも出してやって欲しいところ。まあ、寺田ちゃんは”ウーロン”こと高木(『湾岸ミッドナイト』作中随一の萌えキャラと名高いツンデレおやじ)と被り気味なので難しいかもしれません。でも、『C1』ランナーには高木は出ていないのかな? そんなわけで森光年なんですが、再開してほしい漫画作品といえば私としてはなんといっても奥瀬サキの『フラワーズ』なんですけども(連載していた雑誌が廃刊になって中断)、あれも続きが描かれることはなさそうですね。 登場人物の紹介程度で終ってしまって、あれからどういう話にする予定だったのか気になります。超能力を持った少年少女が集まって奥瀬版変態幻魔大戦みたいになるはずだったんでしょうか。 なんだ湾岸や奥瀬サキに興味のない人には意味不明な雑記になってしまいました。すみません。 『東京ブローカー』も『フラワーズ』も面白い漫画ですので(それに単行本一冊で終ってますので)是非みなさま読んでやってください。もちろん『湾岸ミッドナイト』もお勧めです。 あ、そうそう、話は変わりますがH&Mの原宿店が11月8日にオープンするようで、そのときに発売されるコムデギャルソンとのコラボ商品が公式サイト(→こちら 音が鳴るので注意です)で公開されております。 まあ、前々から雑誌には掲載されていたので服のデザインは見ていたんですが、公式サイトのデザインがいいですね。画面を横にスクロールしていくと光線の当たり方が変化していくという凝ったものになっています。 しかし、大阪にH&Mの店舗ができる日は来るのでしょうか…… |
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《大浜サキ》
ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ('78)」のリメイク、 「ドーン・オブ・ザ・デッド」が木曜洋画劇場でやってたので見ました。 ゾンビ映画はそんなに数を見てないけど、今までの中では かなり面白くて、テンション上がりました。 走るゾンビが出てくる映画と言えば「28日後...」があったけど、 今回のゾンビはマヌケじゃなかった。 テンポが速いのと、スプラッタ色よりサバイバル色優先のつくりが良かったです。 ショッピングモールにこもって防戦、というシチュエーションが いいですね。登場人物のぶつかり合いや、知恵を出し合って 生き延びようとする姿が見ごたえあります。 特に、離れた建物の人とホワイトボードでコミュニケーションするとこが 楽しかった。最初は情報交換だけだったのに、しまいにはチェスを始めたりとか。 階下では大量のゾンビがわーわー言ってんのに。 ああいう恐怖が麻痺したユーモラスな演出がいいなあ。 それに、ゾンビが内蔵食べたりとか、ウギャーやめてー、って 言いたくなるようなシーンが少ないのもグロ嫌いとしては助かった。(笑) 妊婦のお腹がボコボコ波打つシーンではさすがに目が泳いだけど。 でも、グロシーンは細かくカットされてたみたいですね。 R-15指定の映画をよくゴールデンで放送しようと思ったなあ・・・。 カットと言えばカイルクーパー作のオープニングがかなり編集されてたみたいで、 これがけっこう残念。 あと、ゲームのデッドライジングってこの映画の影響を受けてたんですね。 モールの玄関とか照明とかコーヒーショップの雰囲気が そのまんまで、笑えるくらいの再現度です。 映像を見たことあるだけなんだけど、ストーリーも似てるのかな? ゲームがやってみたくなりました。 |
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《風見鳥渡》
今週の月曜、会社が終わって自分家に帰宅したら犬がいた。・・・は? 犬!? なぜ居るんだ! 目が点になりかけた所で思い出す。そういえばうちの弟が経営している居酒屋の常連客から犬を預かるという話を聞いていた。いや、正確にはうちの親父が電話越しに弟からその話を聞いたんだった。 うちのマンションは管理事務所に書類を提出すればペットを飼ってもいいそうだが、「書類を書くのがめんどくさいぞ」と親父が苦言を呈していたので、てっきり預かるのを断ると思っていた。いや、それ以前にその話を聞いた次の日に犬が居るってどうよ? なにも返事してないよ俺。ここはオイラが買った家だぞぅ!(もはや形だけな今日この頃) ちなみに預かった犬は「ミニチュアダックスフンド」。マルチーズなら昔住んでいた家のお隣さんに居て子供のころよく遊んだりとか、親戚から預かったりしたこともあって、うちの家族全員ある程度犬の扱いに慣れております。でも、そのダックスフンドはまだ二歳。躾が完全に行き届いていないせいなのか家が違うせいなのか、犬用トイレ以外でお漏らししてしまったり、夜に吼えたり難儀しとります。 いや、そのへんは別にいいんだが、たのむから俺に向かって吼えるのはやめてくれっ! なぜ俺にだけ吼えるんだ。ほかの家族はそんな事無いのに。自分の部屋から出るたんびに駆け寄ってきては吼えられてしまいますorz うちの親父曰く「置物の犬にまで吼えとったぞ」って言うのでこの子はそうとう臆病なようですねぇ。でもまあ今日は飯食っている最中にひざの上に乗ってきて撫でさせてくれました。「おお、ついに和解したか!?」と思ったら、飯食った後再び対面したらやっぱり吼えられてしまいました。む? ひょっとしてこれがツンデレってやつか!?(ちなみにメス) ともかくあと一週間と半預かる予定なので、そのうちに仲良くなれるといいなぁ。 |
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《森 光年》
つい先日のことなんですが、イタリア料理店『PIANO PIANO(ピアノピアーノ)』の南船場にある店舗(→公式サイト)でランチを食べてきました。 バールとかトラットリアとかいうようなレストランよりくだけた形式の店舗で、しかも850円のパスタランチだったのですが、とても美味しかった。私が普段うまいものを食べつけてないからというのもあるのかもしれませんが、とにかく大満足でした。 ちゃんと前菜とデザートとパンまで付いていて(前菜はスープに、デザートはコーヒーに変更可能なようです)、しかもパンはおかわり自由なのでボリューム面も安心。メインのパスタはいうまでもなく、デザートも美味でした。甘味にうとい私にはいまいち正体が掴みがたかったのですが、練ったチョコレートのような生地の上にムースが乗ったケーキに生クリームとアイスクリームが添えてありました。 ちなみに、テーブル席よりワインが若干安く飲めるということでカウンターに座ったのですが、店の人ににひたすらパンのおかわりを勧められ、結局、四切れも食べることになりました。味わいぶかくて美味しいパンでした。 そんなわけで森光年なんですが、このあいだ大阪キタの中崎町(古めかしい銭湯や駄菓子屋やなんかが点在する風情のある下町にカフェやアトリエやこじゃれた雑貨店などがひしめき合うあざといおしゃれタウンです→参照)の通りを『ボーン・イン・ニューヨーク』という古着屋を目指して歩いていたところ、向こうからスケキヨのマスクをかぶった人がやってきまして。 ええ、犬神家の一族のスケキヨです。昔、ほりのぶゆきが漫画のネタにしていたあれです。あの『電光シズマ』(って、このタイトルよく考えたら犬神家の一族のネタバレですなぁ)ほりのぶゆきの単行本に収録されてるんでしょうか。是非もう一度読みたい。 ともかく、向こうから歩いてくる一見なんの変哲もない若い男女の二人連れの男性のほうがスケキヨのマスクをかぶっていまして、その近所には特殊メイクやなんかを教えている専門学校があるそうなので、そこの生徒さんかなとすぐに納得したわけなんですが、じつはそれより少し前、私はそれよりもっと不可解な通行人、柳田国男風に言うと道の怪に遭遇していたのです。 |
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《大浜サキ》
最近、自販機でもコンビニでもペプシネックスをよく見るなあ、 と思ってたんだけどやっぱり売れてるんだそうですよ。 その波に乗ってなのか何なのか、10月21日から白い色の ペプシが出るんだそうな。 「ペプシホワイト」期間限定発売 ・・・なんだかカルピスソーダみたいですね。 よく見るとペプシマークが小さい水玉になってるのが可愛らしい。 ヨーグルト味の炭酸ってどんなだろう? 期間限定ということなのですが、うちの地元でも販売してくれるのを期待します。 6月に出たというペプシブルーハワイというのは全く知らない ままスルーしてしまったんですよね。 ペプシはネックスから入ったにわかな私ですが、見つけたら ぜひ飲んでみたいと思います。 関係ないけど、実はまだ風邪から完全復帰できてません。 うー鼻水が止まらねー(今度は鼻にきた)。 これから急に寒くなると思うので皆さんもお気をつけて。 |
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《風見鳥渡》
「うみねこの泣く頃に」をネタにしようと考えてたのにやってない・・・と思っていたら、ネタが向こうからやって来た。 「優曇華院(東方永夜抄の五面ボス)とか出るやつクリアした! それとケロちゃん(風神録のEXボス)にも会えた!」と、我が愛すべき従姪からメールが。すげぇ、俺はイージーしかクリア出来きねぇのにorz(ケロちゃんはノーマルをノーコンティニューでクリアしないと会えません) 「東方おもしろいよ、やってみ?」とぼくが言ったのがたしか六月ごろのはず。知り合いに手ほどきを受けたそうだが、もうクリア出来るようになっていようとは。これが若さか・・・。(by池田秀一) うん、それにしても対戦ゲーム形式の「東方花映塚」で彼女と対戦したら楽しそうだな。ああ、女子中学生にコテンパンにやられる自分の姿が目に浮かぶようだ・・・(マゾ?)。 そういえば彼女はもうすぐ同人デビューするかもしれないといっておりました。知り合いの同人者の手伝いで、いくつかイラストを描いたりネタを出したりするそうな。ん? そういやなんのジャンルで出すのか結局聞きそびれたな。機会があれば聞いところ。あ、でもペンネームとかブログ(やっているらしい)のアドレスとか教えてくれなかった。見られるのハズかしいんだって。ちぇ。 と、まあこんな感じで彼女とメールのやり取りしております。ちなみに「うみねこの泣く頃に」は彼女に薦められて購入しました。まあ買う前にHPで公開それているep1を遊びましたが、なかなか楽しめました。ストーリーは脇に置いておくとして、「ひぐらしのなく頃に」と比べてだいぶ文章うまくなったなぁという印象。なんかギャルゲチックなキャラの性格づけが文章の出来具合と相反して違和感を感じたくらい。ネタ的にはファンタジー要素が絡んでいるので、ギャルゲフォーマットが外せないのかなぁと思ってみたり。まあ、感想の続きは2、3epを遊び終えた時にでも。 |
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《森 光年》
先日、大阪・西梅田のブリーゼタワーという高層ビルの中にブリーゼブリーゼなる商業施設がオープンいたしまして(→公式サイト)。 近畿地方にお住まいの皆さまは巨大な木偶人形が出てくるテレビCMをご覧になってるかもしれません。幾つかの関西ローカルの情報誌で特集が組まれていたりと、かなり宣伝に力を入れてるようですね。 で、そんなブリーゼブリーゼの華々しいオープンの陰に隠れるようにして、隣のハービスPLAZA(→わかりにくい公式サイト)というビルの地下にラフ・シモンズのお店がひっそりとオープンいたしました! これはすごい! ……っていうか、前回の私の記事でも書きましたとおり、東京に先月オープンしたラフ・シモンズの世界初となる旗艦店に続く二店舗目がなんと大阪に出来たわけですから、もうちょっと盛り上がってもいいんじゃないかと思うんですが、非常に静かなスタートであります。 あそこにラフ・シモンズが出来てることに(そしてその前そこにあったニール・バレットの店がひっそりと潰れてることに)みんな気づいてない恐れがあります。 余談ながら、マルタン・マルジェラが世界初の旗艦店をオープンしたのも東京だったんですよね。ラフ・シモンズはマルジェラのショーを見て服のデザイナーになることを決めたといいますから、東京に一号店を出したのも偶然ではないのかも。 さておき森光年なんですが、行ってきましたラフ・シモンズ オオサカ。 ついでにブリーゼブリーゼも見てきましたが、そっちはまあ、普通でした。人が多すぎてゆっくり見れなかったんですが、二階のコム・デ・ギャルソン、四階のマリメッコ、あとは地下一階のバナナ・リパブリックの他は特に珍しいものはなかったような気がします。 あ、でも四階のBshopとかいう雑貨店は置いてある服が安くてシンプルで良い感じでした。あと、ユナイテッドアローズの店舗がたくさんあって面白かった。 こうして振り返ってみるとけっこう楽しい商業施設なのかもしれません、ブリーゼブリーゼ。ハイソな空間が広がる西梅田界隈にしてはそんなに気どらず出かけられる雰囲気ですので、カップルや家族連れの方にはお勧めです。 脱線しました、話をラフ・シモンズに戻します。 結論から言うと、とにかくすごかったです。まず、外観からしてすごい。ピンク色がかった半透明のガラスに覆われているため、ただの鏡張りの壁としか認識できません。おそらく、ほとんどの通りがかりの人はあそこを店舗とは思わないはず。ラフ・シモンズのラの字も表には出ておらず、入り口も一見して入り口と分からないようになっています。 しかし、目を凝らしてよく見るとガラスの向こうに店内を歩く人の姿やなんかがぼんやりと確認できるわけで、ちょうどホーンテッド・マンションの幽霊を見ているようなあんばいです。あるいはアンダーワールドの『クロコダイル』のPVのような感じ、といったら分かりやすいでしょうか。 Underworld - Crocodile すいません、分かりにくいですね。 とにかく、そうやって中をのぞきこんでみても外から見える位置に服は一着もかかってないので(イーストパックとラフ・シモンズが提携して作ったリュックサックは積んでありました。ラフ・シモンズといえばリュックサック。彼のおかげでわれらオタクは堂々とリュックを背負って歩けるのです)勇気を出して入り口らしき場所に立つと、目の前のガラス壁がゆっくりと開いてゆきます。 |
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《大浜サキ》
手洗いとうがいを欠かさぬようにしてからコレ数年、風邪とは縁が無くて へへーんと余裕こいてたら、アッサリひいてしまいました。 季節の変わり目は油断してるといけませんね。 子供のころから風邪は鼻に来るのがセオリーだったのだけど、 今回は喉がやられてしまいました。体質変わったのかな? 咳で寝られないというのを初めて経験しましたよゴホゴホ。 はしかが流行ってるそうなんですが、そうでないといいなあ。 私がはしかにかかったことがあるか、家族に聞いてみたら 「知らねーよ」という反応でした。つめてぇ。 そんなわけで熱で頭も体もフラフラなんですが、 歩いてると身体の感覚が切り離されたようになって面白いです。 頭だけが空中を浮かぶカメラのように錯覚されて、地面がえらく遠い。 視界がせまいし、焦点もうまく合わないのでよけいそう感じるのかな。 って、間違ったらコケそうなので油断はできませんが。 おとなしく薬飲んで寝ます。 あ、そういやエヴァ新劇場版の破が来年夏に公開なんだそうですね。 当初は今年の春になると言っていたのにー。 まあ、毎度の延期はファンにとって恒例行事みたいなものかな。 とか言ってたら、さらに冬に延びたりして・・・。 |
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《風見鳥渡》
前回と続けて東方の話もどうかと思いましたが、ほんとは先週「東方地霊殿」の話をするつもりだったので書いてしまう事にします。 てなわけで遊んでみました「東方地霊殿」。プレイ感を簡単にいい表すなら、難しい! の一言。 まぁぼくは元々ヘタレゲーマーなわけですが、それを差し引いても難しかった。多分これは自機性能を上げたのでその分ゲームバランスを難しい方へ傾むけたんだと思います。それを意識してか、前作までは三回しかコンティニュー出来なかったものが今回は無制限でコンティニューが出来るようになっています。そのかわりその場で復活せず、そのステージの初めからスタートになる仕様に。うまいバランスの取り方ですね。 東方シューティングを遊ぶたびに思うのですが、このゲームの肝は、音楽でもなければキャラクターでもなく、秀逸なゲームバランスにあると思います。ゲームとして破錠しそうな幾何学的模様を描く弾幕をギリギリで遊べるラインに落とし込み、また低難易度であるEasyモードにする際にも、簡単すぎず、かといって難しすぎないバランスがうまくとられています(とはいってもSTGに適正のない人にはやっぱり無理ゲーだけど。特に今回の地霊殿は)。 さて、BGM等を含んだゲーム全体の出来栄えはといえば、前回の「風神録」よりクオリティが上がっているように見受けられます。BGMは、忌み嫌われた妖怪達を封印した地中に潜っていく話の関係上、薄暗く重い雰囲気から始まり、そしてラストに近づくにつれて盛り上がっていき、最終ボスで最高潮に達します。ストーリー面では、意外にも今までの東方でありそうでなかった、日本妖怪にスポットを当てた話はなかなかいい感じではなかったでしょうか。まあ、システム面はいろいろ細かく変更されているものの、前回と遊び勝手はそうかわらないかな。自機によって違う攻略の仕方が楽しめるけど、ぼくはいまいちピンと来ない感じ。全体的な楽しさは、やはり「永夜抄」を超えるものではないなぁ。でも独特の雰囲気が「地霊殿」にはあるので、遊ぶ価値は十分にあると思います。 さて、地中に潜ったり天上界に登ったりと忙しい主人公達ですが、次の舞台はどこになるのでしょうか。興味の沸くところです。 |
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《森 光年》
去る10月1日、大阪梅田のハービス地下(ニール・バレットがあったところ)にラフ・シモンズの店がオープンしました。すごい。とにかくすごいことです。 前にも書いたような気がしますが、なんといっても先月、東京にオープンした世界初のラフ・シモンズの旗艦店に続いての二号店なわけで。まあ、二番手に甘んじることに慣れきってしまっている大阪人のナンバー2体質(なにしろ都が京にあったころからずっとナンバー2なわけで……)をさらけだしているようでお恥ずかしいですが、とにかく嬉しい。 なんといってもラフ・シモンズです。最新の春夏コレクションには痺れましたよ。色彩と形状の根本にがっぷり四つで挑んだ、哲学的思索をすら感じさせるあのデザインの数々! メンズファッション界の現役最強デザイナーのひとりに数えられると思います(でも、最強の中の最強はたぶん今のところバーバリー・プローサムのクリストファー・ベイリーです)。 まあしかし、店ができたからといってラフシモンズの服なんて高くて買えやしないわけですが……。 それにラフ・シモンズの服を扱うセレクトショップはけっこうあるので、そんなに新味があるわけでもありませんが、それでも素晴らしいデザイナーの旗艦店が大阪に出来たというだけで純粋に気分が高揚しますね。 そんなわけで森光年なんですが、けっこう前、夏の盛りのころに大阪の電気街・日本橋のオタロードと呼ばれる界隈でアコースティックギターをかきならすストリート・ミュージシャンの二人組を見かけまして。 たしか週末の夜八時ごろ、若い聴衆が集まってけっこう盛り上がってたんですが、そのデュオが熱唱していたのは『魔境伝説アクロバンチ』のオープニングテーマでした。 魔境伝説アクロバンチ OP 若い人は知らないだろこんなの。それとも、最近はスパロボに出てたりするんでしょうかアクロバンチが。まあ、日本橋らしいといえば日本橋らしい光景で楽しかったです。 あと、通りすがりの男性が首をかしげて「なに? アリスの曲?」と連れ合いの人に訊いていたのも印象的でした。非常に惜しい。 あと先日、アメリカ村を歩いていたらどこかのショップの黒人の店員さんが道端で何か作業してるのを見かけまして。その店員さんがもう、ナイナイの岡村さんにそっくりなんですな。背格好とか横顔とか。 しかもその人、上機嫌な様子でなにかハミングしてたんですが、やがて興が乗って来たのか「れらーれらーれらーいーいーいー♪」と口に出して唄い始めまして。あ、リアーナのアンブレラや! と、気づいて個人的にうけました。 rihana - umbrella ちょっと前まで(今でも?)アメ村のあちこちで流れてたもんなあ、アンブレラ。 さておき、アメ村の裏路地にある小じゃれたカフェの店の前のテーブル席には、いつも映画俳優のような二枚目の白人らが座って語らいあったりノートパソコン(アップルの!)を睨んだりしてるんですが、あれは絶対サクラだと思います。 |
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