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バーバリーの新しい香水について
《森 光年》
『東のエデン』と聞いて、えっ!? 杉浦日向子さんの作品がアニメに!? と仰天したのは私だけではないと思うんですが、ぜんぜん違いましたね。すみません。
私のような杉浦ファンにとって、『東のエデン』=杉浦日向子の作品集のタイトルなわけなんですが、冷静に考えてみればこれの表題作『東のエデン』は20ページに満たない短編で、テレビアニメになるはずもないんですよね。内容も地味すぎるし。

でも、同作品集所収の長編『閑中忙あり』あたりはアニメ化に適した題材だと思います。開国間もない日本で個性豊かな若い書生たちがひとつ屋根の下でわいわい暮らす青春もの、という内容なので腐女子のみなさんに受けがよさそう。老人言葉(?)の華族の美少女という萌えキャラも出てきますし、各方面に対応可能です。
あと、杉浦日向子さんといえばやはりなんといっても、葛飾北斎を中心とした江戸の絵師たちを活き活きと描いた名作『百日紅(さるすべり)』が素晴らしいわけなんですけども、あの作品なんかは最新技術を使って映画化すると良いものになりそうだと思います。杉浦さん追悼の意味を込めて、どなたか是非。


そんなわけで森光年なんですが、バーバリーが新しい香水を発売したというのをなにかの雑誌で知りまして。
バーバリーといえば一昔前は高級品質で堅実な中高年向けのブランド、という位置づけだったものですが(そのわりにはなぜか日本では女子高生のひとたちに人気ありますけども)、俊英デザイナーである(そしてモデルでも通用しそうな洗練されたハンサムでもある)クリストファー・ベイリーの起用によりイメージの一新に成功。いまや押しも押されぬモードの最先端を突っ走っているわけですけども。
ちなみに余談ながら、お兄系のみなさんにとってアイコン的存在であるバーバリー・ブラックレーベルはバーバリー本体の許諾を得て独自展開している日本国内のみのラインですので(バーバリー・ブルーレーベルも同様)、クリストファー・ベイリーとは無関係です。お間違いなきよう。

で、そのクリストファー・ベイリーがですね、バーバリーが新たに発売する『BEAT』という香水について独占インタビューを受けているのをなにかの雑誌で読みまして、先日、たまたま店頭でその『BEAT』を見かけたわけなんです(前置きが長くてすみません)。
で、ものはためしと男性用の『BEAT』のサンプルを試してみたわけですが、その結果ですね、ええっと、いや、いい香りでした。とてもいい香りだったんですが、ただ……『できたて新鮮な唐揚げ』としか例えようのない、香ばしくて美味しそうな匂いだったのです……

もしかして、これはあれでしょうか。最近は嘘かまことか男子の草食化にともない女子が肉食化しているといいますから、全身から唐揚げの匂いをぷんぷんさせて肉食女子をおびき寄せろ、というベイリー氏からのメッセージでしょうか?
いやまあ、ガーゼに香水が染み込ませてあってそれを試すという方式のサンプルだったので、時間が経ちすぎて香りが変化してしまっていた可能性もありますし、あるいは単純に私の嗅覚があてにならないだけの話かもしれません。
なのでみなさまも是非、店頭で男性用のバーバリー『BEAT』を見かけたら自分の鼻で確かめてみてください。そして好みの香りだと感じたならば是非ご購入を。
あ、ちなみにレディース用のBEATのほうは普通に良い香りでしたよ。
 

雑記 | 2009/04/29(水) 16:33 | コメント(0) | トラックバック(0)

雑記の雑記
《大浜サキ》
関西は今日も寒いです。てか寒すぎ。
5月も目前というこの時期に何が悲しくて暖房を入れないとあかんのっ。
お花見の時期なんてもう終わりましたよっ。
今日も電車の中で鼻をクシュンクシュンいわせてる人を何人か見ました。
数日の間にこんなにも気温差があったらそりゃ風邪気味にもなるなあ。
風邪といえば、豚インフルエンザがえらいことになってますね。
大した事ないといいのですが。
我が家では、念のため石鹸手洗いの徹底を実施してます。

さてさて、あいもかわらず春アニメのチェック中なのですが
前々回で取りこぼした分を挙げると、
東のエデン、リストランテパラディーゾ、けいおん、咲、亡念のザムド、
などなどが絶賛チャンネル合わせ中です。
特に意外と「咲」が拾いもの。麻雀版バンブーブレードといった感じで、
勝負もののツボを抑えた演出が心地良いです。
まあ、半分くらいは普通のゆる系萌えアニメですが。
ゆる系といえば「けいおん!」もそうですね。
あぁ部活してるなあ、というのが最初の感想で、
ふにゃふにゃとした雰囲気が楽しいと言えば楽しい。
OPのように元気に演奏してる姿も早く見てみたいなあ。

あと、前に「Phantom」をネタアニメ扱いしてたけどすいません。
前言撤回、凄く面白いです。
真下アニメには違いないのですが、いつもの酔った感じが抑制されてますね。
主人公がスペシャリストとして鍛えあげられていくさまと、
人間凶器として狂っていくさまが丹念に積み上げられていて、
どうしちゃったのと思うくらい緊張感があって毎週楽しみです。
原作のおかげかな? このままいけば最高傑作になる予感!

そしてそして、すごく乗り遅れた感があるのですが・・・
劇場で流れてるヱヴァ破の予告編が公開されてたんですね。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 特報

弐号機の頭にツノが生えてるのは何。
聞けば今回は4本足のエヴァが出てくるそうじゃないですか。
もうなんじゃそりゃー!ですよ。
「破」のタイトルは伊達じゃないのかな。
「序」も後半あたりから別のアニメの様相を呈してましたが
(「笑えばいいと思うよ」のシーンが蛇足に感じたくらい)、
今回はさらに本格的にぶっ壊してくれそうで楽しみです。
というか
昔は予告を見るためだけに劇場に足を運ぶ事もあったのに、
便利な時代になったなあ。

雑記 | 2009/04/27(月) 23:55 | コメント(0) | トラックバック(0)

日々雑感
《風見鳥渡》
ども、このところ暑くなったり寒くなったりと気温の差が激しい大阪に住んでいる風見鳥です。

んでは、あんまり話を引っ張っても仕方がないのでPC組み立て秘話最終回です。

「・・・ああ、それは4ピンコネクターをそのまま8ピンソケットに挿すんですよ」
購入した店の店員に話を聞くと、そんな答えが返ってきた。
へ? どういうこと? と聞き返すと、
「ソケットは8ピン形状ですが、回路的には4ピン仕様なんですよ。8ピンソケットの中で4ピンコネクターが挿せるところでOKです。PCが不安定になるようでしたら4ピンを8ピンに変える変換コネクターを買うといいでしょう」
なんつー紛らわしい仕様だ。普通挿せないって思うじゃないか。ついでだから青色の6ピンコネクターの使い道も聞いてみた。
「ああ、それは大電力を消費するビデオカード用の補助電源コネクターですよ。以前間違ってマザーボードの補助電源に挿して板を壊してしまったお客さんがいましたねぇ」
あぶな、無闇に挿さなくてよかった。そうかー、その昔あまりにも電気を食うので電源ケースから供給される電力だけじゃ足りず、ACアダプターで電力を補っていたビデオカードがあったんだが、今はそうなっているのか。
あと一応CPUの動作確認をしてもらったが、問題なしとのこと。やれやれです。
で、せっかく店に来たので、リテールクーラー(CPUを買うと一緒についてくる、CPUを冷やすためのメーカー純正の冷却装置)を、他社の性能のいいCPUクーラーに買い換えようと思い、店員さんにリクエストしてみました。要望した仕様はCPUの冷却はともかく、その周りのチップセットとメモリーが冷える物で安いやつ。んで、これが出てきました。ワゴンセールで2980円。おお、なかなかよさそう、ということで購入。
ちなみに、なぜクーラーを変えようと考えたのは、噂によるとチップセット790GXは結構発熱するらしく、またメモリーも熱で動作が不安定になることがあると聞き及んでいたので、夏までにクーラーを変えておきたかったんです。まあ純正でも大丈夫といえば大丈夫なんですが、純正品はクーラーを冷やすファンが小さく、その小ささを補うために高速で回ることがあるため、風切り音が気になったりするんです。対して他社メーカーの物は比較的大型のファンで冷却し、低速で回しても十分な風量を得られるので静かだったりするのです。
あとはクーラーの設置に必要な、CPUとクーラーの間を埋める熱伝導シートを購入して帰宅。
んで、さっそく箱を開けてみた。
・・・でかい。
想像していたよりさらに一回り大きい・・・。まあ、これならよく冷えてくれそうだ。板の冷却はもちろんケース内の空気をかき混ぜて内部の温度を一定に保ってくれそうだ。
それでは早速設置してみる。

リテール
<これがリテールクーラー。ちなみに五百円硬貨の隣にあるのがCPU>

比較
<リテールクーラーと購入したCPUクーラーの比較。でかいなぁ>

・・・しかし、ここにきて予想しなかったトラブルが発生。
「CPUクーラーが取り付けられねぇ!」
リテールクーラーは簡単に取り付けられたんだけど、このクーラーの場合、力を入れて金具を押さえつけないと留め金が引っかからない仕様になっているんだけど、押せども押せども引っかかる様子がない。
ハァハァ言いながら小一時間たったところである疑念が思い浮かぶ。
「・・・まさか」
CPUとクーラーの間を埋めるために、通常熱伝導グリスなど使用するのが通例なのだが(使わないとCPUから発生する熱がうまくヒートシンクに伝わらず熱暴走を起こしてPCが止まる)、今回はシートタイプの物を購入して取り付けた。その厚みはわずか0.5mm以下で圧着すればさらに薄く延びるであろう代物ではあるんだが、もしかしてこの厚みが邪魔しているのでは?
そう思い、購入したクーラーに付属している液状のグリス(店員曰く熱伝導率がすこぶる悪い)を使ってみる。
カチっ
あっさり設置できた。
今までの苦労はなんだったんだ・・・。思わず涙ぐみそうになってしまった。ていうかシートは800円ほどしたのに無駄になったなこれは、とほほ。後で熱伝導率のいいグリス買うか・・・。

比較2-1
比較2-2

<クーラーの比較その2 新しいクーラーがマザーボードの約半分を占めているのがわかる。やっぱでかいわ>

そして最後の山場であるOSのインストール。ここが一番頭をかかえた。というか、始めからこの問題にぶち当たるのはわかっていたのだが・・・。
ここで補足。内蔵形ハードディスクは現在二つの規格が存在しており、古い規格はパラレルATA、新しい規格のものをシリアルATAと俗に呼びます。
ぼくが購入したのは新しい規格のハードディスクのほう。これにOSを入れてやれば一応の完成、となるのだが。
「どこにハードディスクのドライバーがあるのかわからん!(泣」
ハードディスクを動かすためには、それを動かすためのドライバー、ようするにプログラムが必要なんだけど、サイトを色々巡ってもなかなか見つけられない。インテル系のチップセットの情報なら難なく見つかるけれども、AMD系の情報がなかなかない。まいったぞ、これは。いっそインテル製のドライバいれてみるか? ・・・無理だろうなぁ。
ここでさらに補足。新しいOSであるVistaならこんな苦労はしない。なぜなら元々そのOSの中にシリアルATAのドライバが組み込まれており、自然に対応するからだ。しかし今からぼくが入れようとしているOSはXP。持っているソフトウェアの互換性を考えての選択だったのだけれど、こいつにはシリアルATAのドライバが組み込まれていない。OSインストールの途中で入れてやらないと駄目なのです。パラレルATAとの互換モードなら問題ないのだけど、それだとシリアルATAの能力が十分に発揮できないのです。
それでさんざんサイト内をさ迷った挙句、一つのサイトに行き着きました。

Jetway HA06 まとめwiki

おおー、こんなページがあったのか。サイト名はぼくが買ったHA07-ultraのいっこ前の形式のものだけどHA07関連の情報も掲載されているようです。
そしてあらためてこの板がヤバイ(というかメーカーがヤバイ。面白い板作るけど工作レベル等が低い)品物であることを再確認。
はっはっはっ、なんとかなるさ!(乾いた笑い)
そんなこんなで色々苦労しながらもXPをインストール。無事起動に成功、やれやれです。

雑記 | 2009/04/24(金) 23:50 | コメント(0) | トラックバック(0)

春らしい話題を、いくつか
《森 光年》
以前にも何度かこのブログで触れていますが、大阪の新町というところに、よくコンサートやなんかの会場になっている厚生年金会館の大きなホールがございまして。

先週末、その会館の前の公園に行ったところ、ホール入り口に長蛇の列ができていたんですが、まあ、それ自体はべつに珍しいことではないんですけども、面白いことに客層がですね、なんといいますか、わがが同胞たちというか同病たちというか……つまり、オタクばかりだったんですね。
とはいえ、中高生から中高年まで年齢も服装等の傾向も非常に幅がひろく(それでも全員オタクと分かったのは、同類のみに感じとることができる一種の匂いとでもいうようなものがあったからと申しましょうか…)。
はて? 声優さんのライブでもやるんだろうか、それにしてもこの客層の広さは……と首を傾げておったんですが。帰ってから調べてみると、どうやら「JAM Project」(水木一郎さんの呼びかけにより結成、影山ヒロノブさんも所属するアニソン歌手グループ)のライブが行われていたようです。どおりで幅広いわけだ。


JAM Projectが「もってけ!セーラーふく」を歌う!?




そんなわけで森光年なんですが、そのとき厚生年金会館前の公園で何をしていたかと申しますと、以前にも話題にした和菓子屋さん『日月餅』で季節限定の春らしいうぐいす餅を買って食べておりました。
これがまた、とてつもなく美味しくてですね、餡と皮、あとは彩りの抹茶の粉末と、いたってシンプルなものでスペシャルな部分は何もないのですが、各要素個別のクオリティの高さもさることながら、それらが組み合わさったときのバランスが完璧なんですね。考え抜いて組み立てられた、まるで和菓子の精密時計です。
とくに呑み込む瞬間、しっとりしっかりの皮に包まれていた餡がふわっとほどけるそのとき、ほんのわずかに抹茶の香りがして……あまりにも素晴らしい味覚体験に、たっぷり数分間、けっして比喩表現でなく声を失ってしまいました。

で、まあここで話を終わってもいいんですが、そのときとても不可解な出来事がありまして……ここから先は、ある意味とても春らしいというか、ああ啓蟄(けいちつ。二十四節気のひとつで、虫たちが冬眠から覚めて出てくるとされる時期。3月6日~春分のあいだなので実際にはとっくにすぎていますが)なのだなあという話題なので、昆虫系が苦手な人は全力で逃げていただければと思います。
といってもまあ、たいした話ではないんですが。


そんなわけで、あまりの旨さに声を失ったまさにそのとき、足元に一匹のケムシが這っているのに気づいたんですね。それで私はなんとなく正気に返り、ああ啓蟄なのだなあと眺めるともなくそれを眺めていたわけなんですが、しかし、わずかに視線をそらした隙にその虫は姿を消しておりまして。
妙に足が速いなあ、と首をかしげはしたものの、やがてそんなことも忘れてしまい、くつろいだ時間は過ぎてゆきまして。
さて、その日は真夏日を記録した地域もあったくらい温暖だったわけですが、そんな中、長袖の襟の付いたシャツなど着ていたもんですから暑くなってきまして、ふと後ろ襟に手をやったところ……虫嫌いの皆さんは、ほんとうに逃げるなら今のうちですが……ええ、いましたそこに。

いつのまに這い登ってきたのか、あまりにも不可解です。その間、ベンチを離れてあっちこっち歩きまわったりもしてたんですが……
もしかしたら私は、新手のスタンド攻撃でも受けていたのでしょうか。それともあれは、美味すぎるうぐいす餅が俺に見せたまぼろしだったのか……いや、日月餅さんの名誉にかけてそんなことはありませんが。
しかしまあ、そういう季節になったんですねぇ。ちなみに虫はつまんでおろしてやりました。
 

雑記 | 2009/04/21(火) 20:28 | コメント(2) | トラックバック(0)

ツバメとアニメのセッション
《大浜サキ》
私の部屋には使わなくなった小型の換気扇が付いていて
外の壁には開放型のフードが飛び出してるんですが、
それが恰好の雨よけになるのか、
毎年必ずといっていいほどツバメが巣を作りにやってきます。

今年も朝になるとツバメたちのさえずりと喧噪が激しくなって、
あぁ春もたけなわだなあ、なんて思ってたら
ある日特に声高く、しかも一定の間隔で鳴いているのに気がつきました。
(厚紙で孔を塞いであるので互いの生活は見えないものの、音は筒抜け)

何だろう?と思って耳をすませたら、どうやら
室内で流れているアニソンに反応しているようなのです(汗)
色々流していると、この2曲↓への食いつきが激しいのなんの。
・CLANNAD 「だんご大家族」(by 茶太)
・攻殻機動隊SAC2 「Rise」(by Origa)

1曲目では「だんご、だんご」のリズムに合わせて「チュピっ、チュピっ」と鳴き、
2曲目では1フレーズの合間に「チチチッ…!チチチッ…! 」と合いの手を入れてきます。
そのシンクロ具合は面白いように正確で、曲の頭から終わりまで
1フレーズも欠かすことなく鳴き通す徹底ぶり。
特に「Rise」ではサビのところで曲が激しくなるので、
それはもう必死に、一生懸命歌いながらついてきます(笑)

そーかそーか、お前もこの曲が好きか、
愛いやつじゃのう(笑)
・・・という勝手な解釈はともかく、実際は何を思って鳴いてるのだろう。
やはり同族の呼びかけに答えているつもりなのかな。
それとも異性に恋を囁いているのだろうか。
もしかして威嚇?
まさか助けを求めているように聞こえるとか・・・(そのくらい必死)

などなど、想像は尽きないのですが、
居ない相手にさえずり続けさせるのもかわいそうなので程々にして中止。
でも、その声の愛くるしさに朝からメロメロになってしまいました。
小鳥を飼ってたら音楽をかけると一緒にさえずり出すという
話をよく聞くけれど、あれは本当なんだなあ。

ちなみに、同じメロディを繰り返す曲が鳴きやすいのかと思って
延々と繰り返しが続く「ボレロ」(by ラベル)をちょっと聴かせてみたら、
全くの無反応。
思わず「シカトかよっ!」と突っ込んでしまいました。

雑記 | 2009/04/19(日) 21:27 | コメント(0) | トラックバック(0)

日々雑感
《風見鳥渡》
どうも、DSを床に落とし壊してしまって涙目な風見鳥です。右側の蝶番が見事に割れて本体と離れぱなれになり、辛うじて反対側がつながっていて遊べる状態ではありますが、慎重に扱わないと千切れてしまいそうです。PCを新調した直後にこれは痛いっす。とほほ。

それはさておき、誰も望んでいないであろう前回の続き~。

前回のあらすじ。
組み上げたPCが起動しない! 原因を探ろうにも取り説は英語で書かれていてまったく読めない。とその時、ある閃きが頭をよぎる。

「・・・そうや! インターネットの翻訳サービスを利用すればいいやないか!」
ロマサガばりにピコーンと頭の上に電球が点灯する。どうでもいいけどこの表現って最近見ないよね。いやいやそれは置いておくとして、当然ながら紙に書かれている英語の取り説を一語一句間違えずに打ち込んで翻訳していこうと言うわけじゃない。そんなのは大変な労力を使うし、そもそもぼくはそんなにタイピングは早くない。それじゃあどうするのかというと、マザーボードを作成しているメーカーは大抵、PDFで取り説を自社のホームページでアップロードしているんです。そう、つまりそいつを落とし、翻訳が必要な部分をコピー&ペーストではっつけて読もうという作戦です。いやぁホント便利な世の中になったなぁ。
んで、さっそく取り説を落としてきて起動の不具合の問題と関連しそうな部分を翻訳。
ははぁ、マザーボードの24ピンの電源ソケット(ここに電気を供給する電源ケースと繋げる)のほかに、8ピンの補助電源用のソケットがあるのか。補助電源は取り説によるとAM2+対応のCPUの場合必要と書かれてあるように読める。意訳だから少々間違っているとは思うがあまり外れてはいないだろう。
ちなみに前回書き忘れていたけれども購入したCPUはこれ。ソケットAM2(AM2+ではない)対応、2.9GHzのデュアルコアプロセッサーです。性能的にこれの一つ下で、値段もほとんど変わらないが低発熱、省電力に向いた2.6GHzのCPUとどっちにしようか迷いましたが、2.9GHzの方でも従来のCPUと比べれば消費電力は低いのでこちらにしました。静音化を徹底するなら発熱量が低い2.6GHzの方がいいのでしょうけれども、ゲームも遊ぼうと考えている僕は性能が高い方を選びました。
で、先に書いたように購入したCPUはAM2+ではなくAM2ソケット対応のもの。ちなみに購入したマザーボードはどちらのCPUソケットでも対応しています。そして取り説ではAM2+なら補助電源必須と書いてある。じゃあ、AM2なら補助はいらないのか? 原因はこれではないのか? などと考えてみたところで答えが出るわけではないので、念のためその補助電源を接続することにする。
さて、問題の8ピンソケットはすぐに見つかる。あとはここに電源ケースから伸びる8ピンコネクターを挿すだけ・・・挿すだけ・・・アレ?

8ピンコネクターがない!!

な、なぜだ~! うむむ、4ピンコネクターと6ピンコネクターならあるが、8ピンってやつがない。どういう事だこれは??? ほとんどのパーツは同じ店で店員さんと相談しながら購入したので、接続に関して間違いないはずなのに・・・。
うう、たすけてド○えもん~!

コネクター
<左が4ピンコネクター右の青いのが6ピンコネクター。そもそも、これらの用途がよくわからない>

というわけでPC関連に詳しい剛力に電話してみた。結論から言うと、
「4ピンを8ピンにする変換コード買ったら? あとそれ以外のパーツに不具合がある可能性があるので一つ一つパーツを外して原因を探ること」
変換コードは持ち合わせていないので、それは後日店で買うことにして、とりあえず各パーツが正常動作するか確認。ちなみに、動作確認だけならメモリーやらハードディスクやら要らないのだ。電源ケースを除いてなにも実装していない状態のマザーボード単体でも動くのです。つまり、一つ一つパーツを抜いていって(当然ながら抜く時は電源OFF)先ほどの立ち上がらない状態が再現されなくなったとき、その直後に抜いたパーツが原因と考えられるわけだ。
んで、色々やってみた結果、CPUを外した状態で板が正常動作。やはり立ち上がらない原因はCPUにあるらしい。
なので、パーツを購入したショップへ出向いて変換コードの購入と念のためにCPUの動作チェックをしてもらうことにしよう。

そんなわけでさらに次回に続きます。

雑記 | 2009/04/16(木) 22:22 | コメント(0) | トラックバック(0)

人生で大事なことはすべて出崎アニメから教わった
《森 光年》
前回の記事で美味しい和菓子屋さんができていると伝えした大阪の新町というエリアなんですが、その和菓子店の近くに『dawn』という昔からそこで営業していそうなクラシカルなたたずまいの喫茶店がありまして。
そう、秘密結社の「黄金の夜明け(Golden Dawn)」団のdawnですね、黎明とかそういう意味の。素敵な名前です。素敵な名前なんですが……店頭に出ている看板がですね、縦に大きく『ドーン』と書いてあって。なんか「笑うせぇるすまん」みたいなんです。
だからどうしたと言われればそれまでなんですけども、なんか見るたびに笑ってしまう。


そんなわけで森光年なんですが、しかし暑いですね……なんなんでしょう、この気候。
男性ファッションの最高の楽しみはテーラードジャケット(いわゆるスーツ上下の上のほう)だと考えている私としては、困るのです、こう急に暑くなられると。春と秋はテーラードジャケットの季節。男性のファッションがもっとも光り輝く時期だというのに……

先週末など局地的に蝉は鳴いてるわ打ち水してる人はいるわで、なんだかこのまま夏に突入してしまいそうな雰囲気で、このままではテーラードが着れなくなる、と焦った私は「やめろー! 打ち水をやめろー!」と叫んで暴れだしそうになりました。出崎統監督ふうのエフェクト全開で、止め絵を多用しつつ。

出崎演出の一例↓


シスプリのアニメの主題歌を久しぶりに聞こうと思って(CD持ってるのに)YouTubeでさがしていたらとんでもないものを見つけてしまったー(棒読み。カリオストロの銭形ふうに)。

というわけで、劇場版のクラナドとシスプリのアニメの主題歌を組み合わせた動画なんですけども、わたくしクラナドはヒロイン二人ぐらいしかクリアしていないため(あの本好きの子が可愛かった)、ストーリーの全容はコンプした人間からの伝聞情報でおぼろげにしか把握しておらず、劇場版もテレビアニメも未見なんですが……クラナドって、こんな感じの話なんですか?
ピエロがうなだれたり走ったり自転車に乗ったりと、出崎演出もあいまって奇々怪々な様相を呈しているんですが。なんかすごく楽しそう。


 さておき、『シスター・プリンセス ~リ ピュア~』の主題歌であるcan/gooの『まぼろし』なんですが、これは良い曲です。
カットされたアニメサイズだと分かりにくいんですが、フルで聴くとじつは別離するカップルの歌だという。切ないけど前向きな別れ唄で、好きですね。ボーカルの感じも良いです。息を吸い込むところとか。

アニメサイズとフルサイズで内容が全然違って聞こえる場合ってありますよね。最近ではNARUTOののエンディングの、HALCALIが唄ってるやつがそうでした。
アニメサイズだときれいで切ない別れの歌なのに、フルで聴くとじつは、あんまり好きなわけでもないダメダメ男と惰性で付き合ってたんだけど、いざ別れるとなるとなんか未練あるなあ……というような内容の歌詞で驚きましたね。
 

雑記 | 2009/04/13(月) 20:22 | コメント(0) | トラックバック(0)

4月のアニメ新番 雑感
《大浜サキ》

バスカッシュ!
夕方6時台っぽい雰囲気と思いきや、台詞と動きがやたらエロかったです。
BlackCatの板垣監督の久々の新作ということでテキパキとしたマンガ的演出は健在。
上半身がクラシックカーな素敵デザインはいいとして、
巨大ロボによるバスケって爽快感に結びつきにくいと思うんですが
どう演出していくのか楽しみです。メカCGと背景が総フランス産って珍しい。

Phantom
俺たちのマッシーモが帰ってきた!というくらいどこを切っても
真下耕一色で、ある意味安心(笑)。OPもかっけー。
ネタアニメにされてしまって、原作ファンが発狂してないといいな・・・。
聞けば同監督のノワールはこのゲームの影響で作られたらしいんですが
パクられた当の本人の虚淵玄も楽しく見ていたそうな。

真マジンガー 衝撃!Z編
初回は最終回を編集したものなのか、予告を20分間見続ける感じでお腹いっぱい。
最近のリメイク作品のようにスタイリッシュにするでもなく、
メカもキャラも永井デザインまんまでやろうっていうのは凄いと思うし
放送時間(土曜23時)からして親父向けだとは思うんだけど
こんなに今川節全開で大丈夫かしら。

戦国BASARA
番宣を見て何これ寒いとか思ってたのに、見てみたら
お腹がよじれるほど笑った。待って待って、ちょっと待って、
騎馬に4本出しのマフラーってw
切り結ぶ度に山麓に届く衝撃派ってw
オープニングで足軽ズが軽快に踊ってるよw
こーいうド直球の悪乗りネタを大予算かけてやるのって久しぶりな
気がします。アクエリオン以来かな?
Production I.Gの作るTV作品はいつも脚本がしょんぼりですが(神山作品除く)
今回はバジリスクのむとうやすゆき氏なので期待。
お館様ァー! 幸村ァー! のどつき合いは毎回やって欲しいな。

鋼の錬金術師
原作付きアニメとしてはこれ以上望みようもない出来だった前作を無かった事にして、
最初から作り直してしまう意図がよく解らなくて混乱中。
滑り出しは伏線たっぷりでワクワクしました。前より国家間の対立が強調されてる・・・?
入江監督(「KURAU」等)は凄く優しい人なので、このグロい題材で大丈夫かな。

グイン・サーガ
タイガーマスクで火の鳥太陽編で皇なつきでワァーオ、な正統派ファンタジー。
ゆっっくりと喋るグインの声が無駄にカッコよくてしびれます。
夜の森を眠れずに夜魔と戦い続けるシーンがなんとなくベルセルクっぽいと
思ったら三浦健太郎は筋金入りのグインオタなんだって。

PandoraHearts
ショボイショボイと大酷評の嵐ですが原作はよっぽど凄いセンスなんでしょか。
初回から全然動かないので低予算には違いないけど、
明暗がハッキリしてる色彩とか、常にまぶかにかかった顔の影、
暗い所に妙なうねうねが渦巻いてる等、ホラーっぽい画面が良いと思ったのだけど・・・。
純ヨーロッパ&ゴシック趣味全開なのがツボです。

雑記 | 2009/04/11(土) 23:54 | コメント(0) | トラックバック(0)

日々雑感
《風見鳥渡》

どうも、ワークシェアリングの一環でゴールデンウィークが半月近くあると知らされた風見鳥です。そのかわり盆休みは短くなるかも? とか。まあ世の中の景気次第ですが、盆休みが短くなるのは困るなぁ。夏コミ受かったのに行けないなんてことにならなければいいけれど。

それはさておき、前から予告した通りパソコン機器一式買い揃えました。しめて8万円ほど。や、OS加えると大方9万か。うーん、あと2万ぐらいは押さえるつもりだったけど、メインで使っていく予定なので、少しグレードを上げました。
静音に優れた筐体に、定評のあるメーカーのバルク電源、HD(フルハイビジョン)対応の液晶。そしてローエンドの中でも最新のチップセットを搭載したマザボを購入したのが主な価格上昇の要因です。
いやぁ、パナソニックのファンレスノートPC「レッツノート」に慣れてしまい、静かなPCがいい! と思ったのが運の尽きでした。それと合わせてそこそこの性能を求めたら7万で収められませんでしたよ、とほほ。
んで、パソコンの性能、拡張性を決定づけるマザーボードはこれ↓を買いました。

マザボ
JETWAY HA07-Ultra

いやぁ、前にインテル系のマザー買うとのたまわりましたが、CPUの性能はいいけどマザーと共に比較的値段が高いので断念。それで、今現在値段も性能もバランスのいいAMD系のマザボとCPUにしました。
それで、購入したマザーですが、高いグラフィク性能が売りの最新のチップセット790GXを搭載し、フォームファクタがATXなので拡張性もよく、値段も他の790GXを搭載したマザーと比べて比較的価格が低いのでコレにしました。いや、まあ本当はこの板は価格.com内での評判があまりよろしくないようで、これを諦めて一世代前のチップセット780Gを搭載した物を買おうと思ったのですが、買いに行った店の店員が「普通に使う分には大丈夫です!」と言ったので買ってしまいました。
ちなみにこのマザー、性能面は置いておくとして、面白い機能が搭載されています。

ポスコード

これは、POSTコードと呼ばれる、機器の状態を示すLEDで、異常があった場合どこに原因があるかなどを数字によって示す装置です。ハイエンドクラスのマザーボードによく搭載されているそうですが、このクラスの板で載せられているのは珍しいとのこと。
関係ないけど比較的新しいNC旋盤などの軸制御アンプにもこのPOSTコードが付けられていたりする。というか、パソコンにも使われることがあるなんて知らんかった。

スイッチ

携帯のへタレカメラで撮っているので潰れてますが、左がパワースイッチ、右がリセットスイッチとなっています。つまり、俗に言う筐体に組み込まずに起動させる「まな板PC」が簡単にできる仕様になっています。これで、筐体に各部品を入れる前に動作確認が出来るわけです。組み込んでから不具合を発見してまた部品をバラすという作業はめんどくさいですからね。
んで、さっそくやってみた。

まな板

少々散らかってますが気にしないでくださいw 画像では見えませんが、購入した液晶モニターにも繋いであります。
それではポチッとな。

フイイイィィィン・・・・ピタ(なぜか停止)。

ポチッ

フイイイィィィン・・・・ピタ(再び停止)。

あるぇー?(・3・)

動かないっすよ、なぜに? 電源ソケットはちゃんと入ってるし、CPUクーラーも間違いなく設置してる。
な の に な ぜ 動 か な い(血泣
まいった、取り説を読もうにも英語マニュアルで英語成績万年赤点だったぼくが読めるはずないし、一瞬しか起動しないので肝心のPOSTコードも読めない。一体どうしたらいいんだ・・・。と、頭を抱えたところで妙案を思いつく。

ちょっと長くなりそうなので続きは次回に~。

雑記 | 2009/04/08(水) 23:47 | コメント(0) | トラックバック(0)

座頭コバ
《森 光年》
春です。花見の季節です。
本日は大阪・新町にある厚生年金会館という、よくコンサートをやったりする大きな施設の前の大きな公園にちょっと桜を見に行ってきました。

新町は最近急速におしゃれタウン化しつつあるのですが、そこに『日月餅』という和菓子屋さんがオープンしまして、岸和田に本店を持つ和菓子の銘店の支店であるところのその店はコンクリート打ちっぱなしのおしゃれ空間で和菓子が売られており、店内でお菓子をいただくことも可能というも素敵な場所であります。
で、その日月餅で桜餅を買って、厚生年金会館で桜を見ながら食べました。

その桜餅がですね、なにかのドッキリなんじゃないかというくらい美味しかったのです。餡と餅と桜の葉の塩漬けとの味のバランスが完璧で、考えつくされたその完成度の高さには感動すらおぼえました。ほんとにおすすめです。是非是非。たしか桜餅は190円ぐらいでした。その他の饅頭はだいたい平均210円ぐらいでした。


そんなわけで森光年なんですが、かねてより私は勝新太郎の座頭市を受け継ぐものは(北野たけしでも綾瀬はるかでもなく)ケンドー・コバヤシただひとり、と確信しているわけでして。



ふだんの市さんのこの卑屈でコミカルな感じが、じつにケンコバっぽいのですね。横顔やなんかも似ていますし。
しかも、座頭市といえば抜刀術を中心としたかっこいい殺陣が印象的ですが、そればかりでなく敵にいたぶられるシーンも多いので(盲人座頭市を八州廻りの役人が馬で追い回す場面とか衝撃的でしたね)、ドMのケンコバにはぴったりなんじゃないでしょうか。

なのに今度の、しかも最後の座頭市を香取慎吾くんが演じるなんて……こうなったらもう、パロディでも何でもいいのでケンコバに座頭市をやってもらいたいものです。是非。
 

雑記 | 2009/04/05(日) 20:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
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