《大浜サキ》
アニメ戦国BASARAでは今、長篠の戦いの真っ最中です。 武田・上杉連合軍が、信長に東国の守りを命じられている 徳川家康と交戦に入り、一方では 脇をすり抜けて織田本陣を狙う伊達正宗を、 信長の義弟である浅井長政が迎え撃つ、という構図です。 ドリル付きガンダム、もとい本多忠勝が出てきた事については もう多くの方がブログで突っ込んでるので置いといて・・・。 両軍にらみ合う中、信玄自ら竹千代(家康)を説得にやってくるのですが、 信長に組み敷かれる屈辱に耐えつつ時期を見ている家康は 恩人にこう返します。 「一度交わした約束は、例え相手が非道の限りを尽くす 第六天魔王であっても!例え裏切られる事があったとしても、 こちらからは絶対には反故にはできぬ! 三河武士の、名にかけて!!」 いやー、まっすぐでいいですね。 豚っ鼻ちび助の家康が、美形揃いのこの作品の中で、誰よりも凛々しく見えるよ。 一方で、伊達正宗に対する浅井長政の前口上がこれまたカッコいい。 「刮目せよ! 我こそは浅井備前之守長政、貴殿をここから 先にゆかせる訳にはゆかぬ!! 正義の名に於いて! 貴殿を削除する!」 信長に人質に取られた妻(お市の方)のため、 義理のある朝倉家を守るため、不器用に正義を叫びながら 長政がボロボロになっていく様にはグッときました。 勢いとアクションと悪ノリがすべての作品と思ってたけど、 BASARAでこんなに身体の芯が熱くなれるとは・・・。 てんこ盛りのギャグと派手な大立ち回り、 締めるとこは締めるドラマと朗々とした口上の数々など、 劇団☆新感線の舞台を見ている気分です。 公式サイトを見た時はナンダコリャと思い、今見てもまだ思うけど、 実際に本編に触れれば、男女関係なく楽しめる作品ではないでしょうか。 熱いなあ、ちくしょう。 これは録画保存しておくべきだった。 |
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《風見鳥渡》
どうも、今日梅田まで出かけた帰りにブランジュリタケウチのパンを買ってホクホクの風見鳥です。すぐ近くの靱公園のベンチに座ってその出来たてのクリームパンを食べたのですが、クリームパンのイメージが変わりそうなぐらい美味でした。普段コンビニなどで売られているクリームパン――ボソボソっとした食感のパンにやけにしつこい甘さが残るクリームで食べきるのに時間のかかるパン――が、かの名店にかかると、どこまでも柔らかく香ばしいパン生地に程よい旨みと甘さのカスタードクリーム。そしてトッピングされたザラメ糖のカリカリッとした食感と相まって、すばらしいパンに仕上がっていました。「これが本物の菓子パンか!」と思わず唸らされました。本当にお菓子みたいでしたよ。・・・うう、思い出しただけでヨダレがw 機会があればぜひ食べてみてください。もっとも売り切れることも多く、店そのものも11時前か、午後の3時ぐらいに行かないとパンが売り切れて無くなっているので頃合を見計らないと買えないですけどね。 それはさておき、最近セブンスドラゴンというRPGを購入しましてちまちま進めております。 いやー面白いですねぇ。ドラゴンクエストを彷彿とさせる2D見下ろし形のシステムに可愛らしいキャラクター。そこに真新しいゲームシステムを導入した古くて新しいRPGという感じです。さすが「世界樹の迷宮」でディレクターを担当した新納一哉氏と言ったところで、かのゲームとの共通点も多く見られます。 ただユーザーインターフェースにやや不備が見られる点や、ストーリーがどちらかといえば子供向けなため、最近のRPGに慣れてしまっている人には不満があるかもしれませんが、ドラゴンクエストを愛好する人にはうってつけのゲームだと思います。 んで、その他のゲームに関わったスタッフをちょこっと調べたのですが、サウンドコンポーザーに、古代祐三氏が起用されていることに驚きました。彼はゲームミュージッククリエイターに多くの影響を与えたゲーム音楽の第一人者で、ぼく的にはイースⅠ・Ⅱが印象深いです。調べてみてわかったのですが「世界樹の迷宮」にも参加していたんですね~。 そしてあとキャラクターデザインのモタ氏。彼(彼女?)は始め調べてみても何をしている方なのか最初はよくわからず、ゲーム業界でよくある彗星のように現れた(そして大抵は彗星のように消える)絵師の一人だと思っていたのですが、東方関連で活躍している事に気がつきました。というかなぜ今まで気づかなかったのか。 「ごっすんごっすん五寸釘」という歌詞の東方電波ソングとそのFLASHで一躍有名になったIOSYSという音楽サークルがありますが、そのCDジャケットの多くを手がけているのがそのモタ氏でした。よく見かけていたはずなのに全然気がつかなかったぜ。というか、一体どういった経緯でセブンスドラゴンに関わることになったんだろうか・・・。 まあゲーム業界は広いようでいて狭いと感じることも少なくないのですけどねぇ。 |
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