《森 光年》
栗本薫さんの訃報に触れ、ただただ驚くばかりです。長い闘病生活を送っておられたとのことで、知りませんでした。なんてこった。 恥ずかしながらわたくし数冊しか読んでいない不肖の読者なんですが、大正時代と現代のある一族の運命が複雑に絡み合う推理小説を読んでいたら後半に来て怒涛のBL展開(登場する男性キャラが実は全員あたりまえのように同性愛者だった)とか、管理社会系のSF小説を読んでいたら最後のほうでいきなり男性同士の愛憎劇に突入したりとか、非常に衝撃的な読書体験をさせていただきました。ありがとう、栗本先生。 そんなわけで森光年なんですが、ファッション誌の『ヴォーグ』日本版が創刊10周年ということで、それを記念してあの偉大な(そしてコラボ上手な)コムデギャルソンと『ヴォーグ』がコラボレーションした店舗が半年間の期間限定で東京・青山にオープンしているそうです。 《ヴォーグとコム デ ギャルソンがコラボショップをオープン。》(VOGUE.com) 上のリンク先にあるとおり、このコラボ店舗は2階がギャラリーになっていて、現在は村上隆さんが「マンガ」をテーマにした特別展示を行っているとか。 ほんと、村上さんも金銭の匂いをかぎつけていろんなところで商売してるなあと感心しきりなんですが、それにしてもこの特別展示のタイトル、『村上隆の魔女っ子ア・ラ・モード展』って、どういうことですか!? • 魔女っ娘ア・ラ・モード • こつえー+モモーイという、かなり強力な組み合わせのOPです。そういえば、スパロボのなんか新しいやつも主人公とヒロインのキャラデザがこつえー先生だそうですね。 ともあれ、業界の老舗F&Cが2003年にリリースした成年向けゲーム(PS2に移植されたり続編が出たりもしました)が『魔女っ娘ア・ラ・モード』なんですが、『魔女っ娘』と『魔女っ子』の違いはあれど、まさかこの文字列が『村上隆』と並んでいるのを見ることになろうとは…… はたして東京・青山で現在どんな特別展示が行われているのか、気になってしょうがない。 近在の方、あるいは所用で近くまで行かれる方、関西在住の私に代わって確認してきていただければ幸いです。よろしくお願いします。 |
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《大浜サキ》
やっぱりというかなんというか、いまだにメインPCが復帰して いないので、映画の話でも。 前にも取り上げましたが、今年の初夏はSFっぽい映画の大作が目白押しで、 何を観に行こうか超思案中です。 「スター・トレック」 5/29公開 アメリカで一足早く踊り出た最新作は、初心者にもやさしく 非常に燃える友情映画になっているそうな。 向こうの辛口サイトもそろって高評価を出しているのが意外です。 なんか、面白くないと言ったら負けな雰囲気(笑 でも日本ではヒットしないんだろうな。 ちなみに劇場版は「無印(1)」、「ジェネレーションズ(7)」、「叛乱(9)」が好きです。 スタートレックの醍醐味はドンパチよりもキャラの触れ合いとアイデアを凝らした ストーリーにあると思うので、新作の評価は好感触です。 「ターミネーター4」 6/13公開 全米週間興行成績でナイトミュージアム2に負け、まさかの初登場2位に なってしまったシリーズ最新作。 えーっと、3部作構想の第1作がこんなんで大丈夫なんでしょうか・・・。 マニア向けになってしまって需要が減ってしまっているのかな。 シュワちゃんが居ないのはやはり厳しかったのか。 映画自体は今までのシリーズを連想するようなカットが目白押しで、 お約束を踏まえた、ファン大喜びの映画になってるそうです。 「人間のような機械」という題材には無条件で萌えてしまうので、 これも押さえておきたいところ。 「トランスフォーマー/リベンジ」 6/19公開 たぶんいちばん頭をカラッポにして楽しめそうなのはこれ。 スクリーン映えもしそうです。 ちなみに前作は、今度の6月20日の土曜プレミアムで新作公開と同時に放送 されるそうです。なんだかんだ言ってチェックしてなかったので見ておかねば! それにしても、夏に投入すれば主軸を狙える大作が並んでるのに、 初夏の時点でこんなにぎゅうぎゅう詰めなのは何故なんだろう? 肝心の夏に観客の入りそうな映画が見当たらないのが不思議です。 玉木宏が背徳的テロリストを演じる「MW-ムウ-」(手塚治虫原作)にも 興味シンシンだけど、超大作ってほどじゃないしなあ・・・。 関係ないけど、最近地元のメイトに出かけてはフリーペーパーの EVA-EXTRAをゲットし損ねてます。 東京ではローソンでも配布してるそうな。羨ましい。 全国でもやってくれ! |
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《風見鳥 渡》
どうも、新しい携帯に買い換えてワンセグ機能を頻繁に使っている風見鳥です。いやぁ、自分の部屋にテレビがないもんで、将来的にパソコンで地デジを見れるようにしたかったわけですが、当分の間はこれでいけそうです。 さておき、久しぶりにラノベを購入しました。買ったのはこちら。文学少女シリーズ最新刊「“文学少女”見習いの、初戀。(はつこい)」 文学少女こと天野遠子が学校を卒業して主人公である井上心葉の元から去った後のお話で、シリーズの外伝的なお話です。今度は、語り部を心葉から新キャラクターである学校の新入生、日坂菜乃に移し、新しい視点から「文学少女シリーズ」の世界を読み進めていきます。 いやぁ、今回も面白かった。遠子先輩が去って、心葉との漫才(?)が見れなくなったのはさびしい限りですが、新たな主人公、日坂菜乃が心葉くんを引っ掻き回してくれます。彼女は読書家ではなく、さほど聡明でもない上に心葉への好意を隠そうともしないという、遠子とはまったく違う人間でありながら、ところどころに垣間見せる遠子と同じ雰囲気に心葉の心が揺れ動いているのがわかります。 これはシリーズを通して読んでいないとわかりづらい部分ではありますが、ニヤニヤしながら読んでおりましたw そうそう、この本を手にとって知ったのですが、本の帯にアニメ製作会社「Production I.G」の手による劇場アニメ化と書かれていました。おおー、テレビアニメ化するんじゃないかと思っていたんですが、飛び越えて映画からいきますか。出版社の自信と本気度がうかがえますねぇ。そういや同出版社のバカテスこと「バカとテストと召喚獣」もアニメ化とか。こちらは頭を空っぽにして楽しめるラノベで、鬱々した気分を晴らしたい人にお勧めですよ。 |
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《森 光年》
前々から気になっているんですが、よくよくデパートやなんかの館内放送で『先ほど、○○にて××をお買い上げになられたお客様、至急お伝えしたいことがございますので○○までお戻りください』っていうのがあるじゃないですか。 何なんでしょうか、あれは。いったい何をお伝えしたいというのでしょう。もしや言われたとおりに売り場に戻ってみると、そこには黒尽くめで黒マント、コーホーと妙な呼吸音のする黒ヘルメットをかぶった男が待ち構えていて、「アーイム ユア ファーザー」などと衝撃の事実をお伝えされてしまったりするのでしょうか。おそろしい……皆さまもお気をつけください。 というわけで森光年なんですが、気になるといえば私にとって国内のモードブランドでもっとも気になる存在がNハリウッド(N.HOOLYWOOD Nハリ、もしくは流通会社名のミスターハリウッドからミスハリとも呼ばれる)なわけなんですが、気になる気になると人にも公言してはばからないにもかかわらず、Nハリウッドが東京コレクションで披露した09-10年秋冬のコレクションについて、つい先日までまったくノーチェックでした……不覚。2ヶ月も前に披露されていたのに。 で、そのNハリウッドの最新のコレクションがこちら↓ <09/10年秋冬東京・コレクション>N.ハリウッド、新作を発表(MODE PRESS) デザインの素晴らしさはいうまでもなく、あいかわらずコンセプトの着眼点が良いのです。今回はゲーリー・クーパー主演の映画『摩天楼』(The Fountainhead 1949年)から着想を得たのだそうで。ダブルのスーツとか素敵。鉄人28号的な世界です。 モノトーンばやりの昨今のモード界の潮流にいたずらに追従するでなく、かといって安易に反発するでもなしに独自の理由づけを打ち出してくるあたりNハリウッドの素晴らしさだと思います。 Nハリウッドのコレクションといえば08-09秋冬のナード(アメリカ版オタク)スタイルも衝撃的でしたが、個人的にはアーミッシュをテーマにした09年春夏のコレクションが大好きです。 アーミッシュとは、近代文明を極力遠ざけ聖書そのままの生活をつらぬく人々のことで、かつてヨーロッパから移住してきて、アメリカ合衆国のペンシルベニア州やオハイオ州などで伝統的な暮らしを営んでいるのだそうです。 厳格な規律に基づいて暮らす彼らは、子供のころこそある程度色のついた服も着れるそうですが、 長じてからのちは定められたモノトーンの服を身につけるようになるとのこと。Nハリウッドの前回のコレクションは、アーミッシュの子供がだんだん大人になっていく様子をイメージしているとか。 厳粛さのなかにもロマンチックさを漂わせる美しいコレクションでした。 こちらがその模様↓ N.Hollywood 2009 四角形を組み合わせたような幾何学模様のTシャツをモデルさんが着ていますが、これはアーミッシュの人たちが作るキルトの模様をモチーフにしているそうで。いいですよね、これ。 このTシャツ欲しいんですけど、高いんですよねぇ。他の国内モード系ブランドと比べるとNハリウッドの服はかなりお求めやすい部類のお値段なのですが、そんな中でもこのTシャツはかなり高いのです。模様のところがプリントでなく本当にキルトだからだと思いますが。 古着で出まわるようになっても高いんだろうなあ…… |
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《大浜サキ》
以前に電源部分とマザーボードが壊れてしまって、 右往左往しながらも交換し、なんとか復帰したメインPC。 が、実は交換したマザーボードはわりとすぐに寿命を向かえてしまい、 いつ終わるとも知れない自作機との闘いは、いまだに 継続中なのでありました・・・。 以下はその過程の箇条書き。(手抜きともいう) 剛力さんちの収納に眠っていたマザーボードを譲ってもらう。 ↓ 接続作業。この辺は前に散々やったのでわりとスムーズ。 と思ってたら正面の起動ボタンとマザーとの接続でつまずいた。 やたら本数があって、しかもマニュアルと表記が全然違う・・・。 ↓ いざ起動。マザーの動きも正常でWindowsのロゴが表示された!・・・って、あれ? パスワード画面で突然再起動。 ↓ 再起動、再起動、再起動の無限ループ。ひいぃ ↓ 一度だけまともに起動したので、その隙にシステムのプロパティから 「自動的に再起動する」チェックを外してみる。 ↓ 噂に聞くブルースクリーンとご対面。初めて見た・・・。 うわー画面が真っ青。私も真っ青。 英語で「Blue Screen of Death」。誰だこんな怖い名前考えたの(つД`) ↓ 吐き出されるエラーコードをメモしては、ノートPCで原因探しの繰り返し。 って、こりゃ完全にランダムじゃないかー!(50回目ぐらいで気付く) ↓ もうOSの修正インストール(上書き)しかないと思い、 OSのセットアップディスクを入れてCDから起動してみる。 ・・・なんか様子がおかしい。 ↓ CDドライブが壊れてるぅぅ ↓ 今度は森さんからCDドライブを譲り受け、無事交換。 ところで、CDドライブって正面から交換できるんですね。知らなかった私は、 マザーボードをバラして後ろから引き抜こうと(略 ↓ CDから起動し、回復コンソールを使って旧ドライバ類を削除したら、 なんとかデスクトップまでたどり着く事に成功! おおー、次々に自動でドライバが適用されていくよー でも、たまに突然ブルースクリーンになって心臓も止まりそうです。 というか、こんな状態じゃ作業ができない。 そんな訳で、今は修正インストールの際の注意点を調べてる最中です。 万一に備えてバックアップも取らなきゃだなあ。 次に記事を書く時には、スイスイ動いているといいのですが。 |
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どうも~。最近携帯電話が壊れて涙目な風見鳥です。まあ壊れたといってもバイブレーションが利かなくなっただけですが。
んでも、これが地味に痛い。ぼくは仕事へは電車通勤なのだが、乗り過ごしたりしないようアラームをかけているんです。当然マナーモードで使用。 まーなんせ普通一駅1、2分ほどの所要時間だがぼくが会社に向かうために降りる駅の先にある停車駅は、山を抜けるトンネルがあるため片道6分ほどの時間が掛かるのです。乗り換えを考えると往復で15分強。 乗り過ごしを考慮した時間で家を出ているとはいえ、結構きびしい。 そんなわけで、いい加減古くなった携帯電話から新しい機種に変えようと思い至りました。・・・うう、PCの件といいこのところ出費がかさむ~(泣 んで、新しく購入した機種はこれ↓ シャープ SH001 これは今発売されている新機種のなかで、カメラ機能が強化されているタイプの一つです。ほかはソニーのCyber-shotケータイS001と、カシオのEXILIMケータイ W63CA。東芝の携帯も先にあげた3機種には劣るものの何気にカメラの性能がよく、今まで使ってきたメーカーでもあるため使いやすいだろうなぁと思ったのですが、今回はカメラ性能を重視でいきました。前の機種で使っていたカメラ機能が悪すぎた反動ですw それで、ぼくがSH001を選んだ理由なんですが、基本的には使い勝手を考慮した形です。カメラ性能的にはぼくが購入したものよりも他二つのやつの方が良さげで、携帯電話のデザインもいいのですが、S001やW63CAは写真などを記録するSDカードが電池パックを外さないと交換が出来ないため不便(SH001はそんなことは無い)。また最近の機種のボトルネックにバッテリーの持ちの悪さがありますが、S001はバッテリーの持ちをよくするためのオートパワーオン、オフ機能がなく、逆に僕が購入したSH001は省電力モードがあり、電池消費に考慮しているのがいい感じです。 そしてSH001の購入を決めた一番の決定打となったのが、液晶画面を回して表に出すと自動でカメラが起動する(設定でワンセグやムービー撮影にも変更可)機能です。これはなかなか使い勝手がよさそうです。 それにしても、僕の持っていた携帯電話と比べても沢山機能がつきましたねぇ。使いこなせるんだろうか、さてはて。 |
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《森 光年》
近所にある回転寿司チェーンは寿司を乗せた舟が循環する形式なんですが、そこの店頭に「お舟が廻る回転寿司」というキャッチコピーの書かれたのぼりが立っておりまして。 先日、遠目にそののぼりを見かけた際、「お前が廻る回転寿司」と錯覚してしまいました。疲れていたのかもしれません。っていうか、なんでそんな上から目線なのか。お前が廻る回転寿司。完全に客を見くだしている! そんなわけで森光年なんですが、もう二週間ぐらい前になりますけども『木枯し紋次郎』の新作(!)が二時間のスペシャルテレビドラマとして金曜プレステージで放送されていましたね。なんの前情報もなく、たまたまテレビをつけたら頬に傷のある咥え楊枝の渡世人が映っていてびっくり。しかも、主演が中村敦夫さんでなく江口洋介で二度びっくりでした。 ↓めざましテレビでの紹介 で、最後まで見たわけですが、面白かったです。 つねに何らかの謎を提示し続けることで視聴者の興味を牽引していくストーリーは中村敦夫版のそれを忠実に継承していて安心感がありました。 そもそも『木枯し紋次郎』の原作者である笹沢左保は非常に多作なミステリ作家であり(故人となった現在も氏の作品を原作とした2時間サスペンスドラマが制作され続けていますね。元刑事のタクシードライバーが事件を解決しちゃうあれですが)、そのため『紋次郎』の原作小説も(それが物語の中核を担うわけではないにしろ)ミステリ的な仕掛けや謎が味付けに用いられているという、ちょっとひねった時代物小説だったわけで。 このへん、短編でも長編でも大なり小なりミステリ的な(あるいはSF的な)謎や仕掛けが用意されている『涼宮ハルヒ』シリーズの作者、谷川流と共通したものがあると思います。本当は直球の本格ミステリで勝負したいんだけど、自分にはそれはできないと自覚している変化球タイプ……と表現すると語弊がありますが。 本格ミステリというのは、ある意味まともでない天才のみが踏み込める領域ですので、笹沢さんや谷川さんのような良くも悪くもまともな秀才タイプの(だけどミステリが大好きな)作家にとっては、憧れはあれど敷居が高い。で、そういう屈折した思いが、紋次郎やハルヒのようなひねりのきいた名作を生み生み出す原動力となったのではないかと、そう邪推するわけですな。 話が脱線しましたが、江口版紋次郎について。 紋次郎といえばなんといってもあの泥臭い殺陣シーンですが、ややあっさりしていたのと、紋次郎が普通に強そうだったのがちょっと残念でしたが(必死に転げまわって紙一重の差で辛勝するのが紋次郎だと思います。まあ、江口版も最後の殺陣はそんな感じでしたが)、血しぶきのエフェクトやなんかはビートたけしの座頭市っぽいというか、最新技術が活かされていてリメイクの甲斐があったと思わされました。斬り合いの前に紋次郎が楊枝を鳴らし木枯しの音をたてるシーンのエフェクトも身震いするほどよかった。 江口洋介の紋次郎は、最初のほうこそ台詞まわし等にやや違和感がありましたが、終盤にはすっかり紋次郎と一体化していたあたりさすがでした。できれば今後とも、不定期でもいいので江口版の続編が作られることを期待しております。 あとはなんといっても、ちょい役とはいえ中村敦夫がゲスト出演していたのが心憎い演出でしたね。 そしてなにより、ここが今回のブログ記事の最重要ポイントなわけですが、江口版紋次郎は『必殺仕事人2009』の裏番組だったのです! あえてやったのだとしたら、これを考えた人は心憎すぎます。なにしろ、今をさかのぼること30年以上前、必殺シリーズの第一作目『必殺仕掛人』は『木枯し紋次郎』の裏番組としてスタートを切ったわけですから。 当時すでに『木枯し紋次郎』は絶大な人気を獲得しており、それに対抗するために殺し屋が主人公という当時では考えられなかったアナーキーすぎる内容でもってその人気に対抗しようとしたその試みこそが、現代まで続く必殺シリーズの礎となったわけで。いわば紋次郎と必殺とはコインの裏表。切っても切れない関係なんですね。 余談ながら、私の好きな時代劇のツートップは『木枯し紋次郎』と『新必殺仕置人』です。順位はつけられない。ちなみに『翔べ! 必殺うらごろし』も違う意味で好きですが、まあそれはどうでもよろしい。 さておき、故意か偶然かその紋次郎の新作が、必殺シリーズの新作の裏番組に来るという三十数年の時空を超えたこの展開。私はひとり心の中で飛び跳ねて喝采しておりました。 |
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《大浜サキ》
久しぶりに梅田で書店に寄ったら、日本のギーガー系巨大建築絵師こと 弐瓶勉氏のバイオメガが平積みになってたので買ってまいりました。 オビにはいつぞや宇多田ヒカルさんがブログに書いていた 「天才すぎてついていけない(笑)」のコメントが引用されててびっくり。 あのブログの文がこうして形になるとは・・・。 と、それは置いといて。今回はなんと最終巻です。 前に5巻を読んだ時には新しいヒロイン(?)が出てきて (そしてやっぱりキーキャラクターだったので) まだまだ続くと思われたバイオメガですが、気がつけばあっという間に 終わってしまいました。ボーゼン。 戦ったり彷徨ったりしてる間に軽く400年とか飛んじゃう作者なので 超展開自体には慣れっこだけど、今回は断片的なシーンの連続かつ 説明だらけで大変でした。 この密度を普通のペースでやってたら氏のBLAME!同様10巻くらいまで 続いただろうと思うと、ちょっともったいない気がするなあ。 それでも悠久の時を感じさせる雰囲気はさすがですが。 内容的には、 クマとロリ(オイ)との王子様物語だったのか、とか 火星⇔地球間における大距離恋愛だったのか、とか 最後まで読むと各キャラの愛情が見えてくる物語でありました。 一般人巻き込みまくり死にまくりだけど(笑) そして、早くもアフタヌーンでは氏の新連載がっ。 弐瓶勉新連載「シドニアの騎士」、アフタ6月号から 最近単行本を買って読むマンガが減ってきて寂しいので、この スムーズな移行は嬉しい。(古巣での連載だし) ロボットSFとあるけど、まー普通の巨大ロボットものではないだろーなー 関係ないけど、ヱヴァ破の正式な予告編が公開されてますね。 こないだ特報の話をしたばかりと思ってたらもう来てた! ・・・と言いつつ、前の特報の時点で軽くネタばれ気味だったので、 ネタばれが苦手な私は今回見てません。 本編を見た後に、改めて見てみようかと思います(笑) なんかもう、最近はヱヴァ破の情報を見かけるだけで 心臓がキュッてなるので、あんまり考えないようにしてる日々。 公開まで約二ヶ月かあ。長いなあ。 |
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どうも、ゴールデンウィークが残すところ明日になった風見鳥です。やっぱり時間経つのはぇー。
関係ないけど金曜の夜から翌日にかけて、ミナミで夜遊びしました。いや、単に街を観察しに行っただけですがw 以前から光年が夜のミナミを見てみたいというので、行ってきたわけです。いやあ、なかなか面白かったですよ。ひと言でいえばカオスでしたw ま、くわしくは光年が上手く語ってくれると思うのでここまで。 んー、とはいえ今日は特になにもなかったり。あ、そうそう、最近ニコニコ動画で気になっていた東方の手書き動画の続きがアップされてましたね。 志.々雄真実が幻想入り 第1話 http://www.nicovideo.jp/watch/sm6066599 同作者の二話がアップされたので、こちらでは一話目を。なんかタイトルの時点で説明の必要なさそうな幻想入りシリーズです。クオリティが高く、志々雄らしいセリフ回しもなかなかいい感じです。舞台は東方シリーズの最新作である「地霊殿」が舞台です。死んで地獄に落ちたはずの志々雄が、どう間違ったのか地獄から廃棄された「焦熱地獄」に迷い込んだというお話。東方の設定をまるで知らなくても、楽しめると思いますよ~。というかお空かわいいよお空。 そうそう、人気漫画とのクロスオーバーでありがちな、動画を否定するアンチがめったに沸かない珍しい動画でもあります。以前見かけたドラえもんとのクロスオーバーものは大変な騒ぎ(出来は悪くなかったのですが)になっていたんですけどね。それだけ上手いということなんでしょう。 【東方】紅魔妖精1~お茶会編~【手書き】 http://www.nicovideo.jp/watch/nm6911076 これは、通称「ちっさく」シリーズと呼ばれている作品の続編です。ご存知ない方は前作を見るとよいでしょう。 また、続編には同作者の某キャラも登場するので、あわせてコチラの作品も見ることをおすすめします。これもなかなか秀逸です。 この作者の上記の作品群は拙い部分はあるものの、見る者の心をくすぐるストーリー展開で、上手いなぁと感じさせられます。 ちなみにこの作者の他の作品の中には「東方病級者向けリンク」と呼ばれる、作る方も観る方もどうかしている動画につけられているタグがあり、ああ、やっぱりこういうアレな所のある人間でないと面白いもの書けないのかなぁと思ってみたり。 |
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《森 光年》
なんだか思わしくない天候の日が多く、しょんぼりな感じの連休だった気がいたしますが皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか? 私はといえば、まだ天気のよかった連休序盤、ひさしぶりに梅田まで自転車で出かけてきたりしたのですが、驚きましたね。なんだか梅田の様子がちがう。とくに、高級ブティックや大きなホテルなどのならぶ西梅田界隈が顕著だったんですが、とにかく人が少ない。 まあ、ふだんの大混雑ぶりを基準にしているので、人が全然いないというわけではないんですが、それでもべつの街に来てしまったのではないかと一瞬、ほんとうに錯覚してしまったくらい閑散としておりました。 難波のほうは人でごった返していたので、やはり阪神電鉄の新線、「なんば線」の開通が大きかったんでしょうか。 そんなわけで森光年なんですが、大阪以外にお住まいの方のために解説しますと、大阪市にはミナミとキタの二つの繁華な地域がございまして、そのうちキタのほうの中心地であり、JRの大阪駅があることから大阪府の中心地ともいえる街が梅田であります。 で、神戸や京都方面から大阪へこられる場合、この梅田が唯一の玄関口だったわけですが、このほど、ミナミの中心街である難波と神戸とを直接むすぶ新線「阪神なんば線」が開通いたしまして。 それで外からのお客さんが流れ込んでミナミが活気づくのではないか、と開通までのあいだ長らくささやかれ続けていたんですが、まさかここまで顕著に変化がおきるとは。 そういえば最近、堀江(難波からすこし離れた大阪屈指のおしゃれタウン)あたりも妙に人が多く、しかも以前よりご家族連れをよく見かけるようになったので首をかしげておったわけですが、あれも今までミナミとは縁の薄かった神戸のお客さんが物見遊山に訪れるようになったということだったんでしょうか。 だとしたら、関西のおしゃれのメッカである神戸在住の皆々さまの目に、大阪ごときのしょぼくれたおしゃれタウンがどう写ったのか……穴があったら入りたい気分です。 い、いや、堀江などミナミのおしゃれタウンとしては二流三流、神戸からのお客さまにおかれましては是非、南船場や新町などにも足を運んでいただければと……といっても、南船場や新町がミナミなのかと問われると微妙ですが。難波からも遠いし。 あ、それに堀江もほんとは良いところですよ。堀江公園の周辺とか、北堀江にも飲食・服飾ともに良いお店がいっぱいありますし。アンダーカバーの路面店もあるよ! なので、たちばな通り周辺だけでなく、いろいろ散策してみてください。 あ、そうそう堀江といえば、ずっと前に『8bドルチェ』という、バウムクーヘンとロールケーキの店のことをこのブログでも紹介したわけなんですが、今年に入ってから、あそこの紙袋を持ち歩いている人をやたらとよく見かけます。 以前はまったく遭遇することなどなかったわけですが、8bドルチェのある堀江とその周辺はもとより、私の地元(大阪市の辺境地区)ですら見かけるというありさま。バウムクーヘンもロールケーキも、甘いもの好きの人に言わせればもっと美味しいのが他にあるそうなので、それほど話題になるような店でもないはずなんですが…… いま調べてみたら、ミナミの観光のメッカである道頓堀に支店ができたということで、その影響もあるのかもしれません。しかし道頓堀店のオープンは四月末。頻繁に袋を見かけるようになったのは今年の初頭なので、つじつまが合わないようにも思います。 もしかしたら、あのスマイルマークを模した店のロゴがおしゃれと認識されているんでしょうか。そういえば最近は、スマイルマークの付いた服やら小物やらも街でよく見かけるような気がします。ウォッチメンにもスマイルマークに血がついたのがでてきますし。 |
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