《大浜サキ》
ヱヴァ破の公開で掲示版等が騒然としてるのを横目に見つつ・・・ そろそろ7月なので夏アニメのチェックでもしようかな、 とMOON PHASEさんとこを覗いたら、オリジナル作品が 「東京マグニチュード8.0」とNHK教育の「エレメントハンター」しか 無いことに気がつきました。ちょっと残念。 今さらな気もするけど、原作モノ多いなあ。 最近は多くのアニメ作家達が、オリジナルを企画するよりも 原作付きアニメに自分のやりたい事を盛り込む事で 現状を凌いでいる気がします。 というわけで、原作付きでも作家性の強そうな作品をピックアップ。 化物語 破天荒なキャラと言葉遊びが得意な西尾維新の原作を、 これまた癖のあるシャフトの新房監督がアニメ化。 どちらも個性の強い作家さんなので、独特なアニメに仕立てて来そうです。 ぽよよんろっくこと渡辺明夫がこの監督と組むのは ソウルテイカー(&小麦ちゃん)以来ですね。 このタッグはホラー系作品の色彩でこそ映える!と勝手に期待してます。 OPにボーカロイドの人気曲で知られるsupercellを持ってきているのも 常にネットを意識しているシャフトらしい試みです。 うみものがたり 原案は10年続いた人気パチンコなのだそう。そのキャラ達を 借りてきて、「ARIA」シリーズなどの佐藤順一監督が再構築。 最近の同監督作は癒し系の雰囲気を漂わせたまったり路線が 多かったけど、これもその方向になるのでしょうか。 CANAAN Wiiで評判だったサウンドノベル「428」のおまけシナリオを 独立させた作品。TYPE-MOON原案のTVアニメは久しぶりですね。 「ストレンヂア」は見てないので、監督の安藤真裕の実力は分からないけど 劇場アニメでデビューした監督さんがTVアニメにも参加する流れは 「喰霊-零-」を思い出します。 あれくらい突っ走ってくれると嬉しいなあ。 ゲームの方は音楽に今をときめく佐藤直紀を起用していてすげー、と 思っていたところ、アニメはアニメで芸達者な七瀬光を投入。 壮大な曲を聴かせてくれそうです。 関係ないけど、今期のシリーズものでは 「懺・さよなら絶望先生」と「狼と香辛料II」が安定して 楽しめそう、と思ってたら「狼」の公式に何か違和感。 ・・・目がでかくなってる? と思ったらキャラデザイナーやスタジオが交代してたんですね。 あとは脚本から音楽から色彩設計までぞろぞろと監督が連れて きてるので、安心して見れそうです。 |
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《風見鳥 渡》
いつものように今日の日記をどう書こうか頭をめぐらせながら会社から帰宅し、夕刊に目を通すとマイケル=ジャクソンの訃報の記事が目に飛び込んできました。 いやぁ驚きました。ぼくは洋楽ファンではなくあまり興味をもたなかったのですが、彼の音楽はよく耳にし、ムーンウォークの真似をする人が沢山見かけた直撃世代であったりします。 ニュースで彼のPVを見ましたが、「うわ、こんなにカッコイイ人だったのか!」などと彼が音楽史に必ず名を残す燦然と輝くスターであることを今更ながら思い知った次第です。 ニコニコ動画で解説兼選曲集が上がってたので掲載。 説明不要、スリラーのPV。バラエティ番組でよくこれのパロディをみかけたものです。 近々公演を行うはずだったのに、残念です。心からご冥福をお祈りいたします。 |
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《森 光年》
大阪・心斎橋のアメリカ村には、ビッグステップという名前の小規模な複合型商業施設(レストラン、アパレル、映画館などが入っています)がありまして。 じつは中学校の跡地に建っているらしいというのは余談なんですけども(心霊現象が起きそうでいいですね)。前回、金獅子賞映画の『レスラー』がそこで上映されると書きましたように、大阪ミナミでマイナーな映画がやってくるのは大概このビッグステップの映画館です。出崎アニメのAIR劇場版もここでやっていました。 で、エヴァンゲリオンの新しい映画もビッグステップでやるようで、表通りに面したところにポスターなど貼ってあるんですが、先日、そのポスターの歩道を挟んだ向かい側で、どこかの店の店員さんがビラを配っていたんですね。 ショートボブで金髪、ちょっとパンク系のとても可愛らしい小柄なお嬢さんだったんですが、その人、眼帯をしていました。海賊的なあれでなく、医療用の白いやつ。 アヤナミです、アヤナミ。狙ってやってたに違いない。実際、すごくアヤナミっぽい儚げな雰囲気の可憐な娘さんでした。 そんなわけで今回は、身辺雑記的な事柄をつらつらと思いつくままに綴ってゆきたいと思います。森光年です。 そうそう、道で遭遇したといえば先日、大阪・日本橋で美樹本晴彦先生とすれ違いましたよ! 電気街の裏通りを自転車で走っていたときのことなんですが、道端に止まったミニバンに誰かが乗り込もうとしていて、それをファンらしき大勢の人々が道の反対側から見送っている、という情景に出くわしまして。 はて、イベントで誰か有名な人が来ていたのだろうかと思いつつミニバンの脇を通り過ぎ、後部座席に眼鏡の男性が座っているのをちらっと見たわけなんですけども。直後に、そこがなんの店舗の裏手だったのか思い当たりまして。そういえばその店舗で美樹本晴彦来場イベントをやるという告知を見たぞと気がついたわけで。 いやあ、個人的に大事件でしたね。これほどの有名人に接近遭遇するのは学生時代、合気道の全国大会で日本武道館に行ったおり、来日中だったスティーブン・セガールが大会に飛び入り参加してきたとき以来のことです。デカかったです、生セガール。なぜか、親交があるというアントニオ猪木まで大会に連れてきました、セガール。なぜ俺がここにいるのか……という感じで戸惑いがちに壇上にあがりスピーチしていた猪木の姿が印象的でした。 そういえば『カイジ』が復活したこともあって、このところ久しぶりにヤングマガジンを立ち読みなどしているわけですが、今週の『みなみけ』の破壊力たるや筆舌に尽くしがたく、本屋さんの店頭で萌死にしかけました。 トウマが……トウマが可愛すぎる。トウマが可愛すぎることにうろたえる、もうひとつの南さんちの兄弟も可愛すぎる。トウマファンの同志の皆さま&トウマ未経験のボーイッシュ少女萌えのみなさま、必読ですぞ。単行本など待っておれん。 あ、最新第六巻が本日発売のようです、みなみけ。 あと、墜落天使のスクリプトに使う効果音(ファスナーを上げ下げする音)を求めてウェブ上のフリー素材界隈を放浪したりする中あらためて、やっぱり明石家さんまの笑い声はジッパーを上げる音に似ているよなあ……と、しみじみ思いました。そんな毎日です。 ミラノでメンズのコレクションとか行われている時期なので、次回あたりはそのへんのことを書くかもしれません。アレキサンダー・マックイーンがとにかく天才です。ほとばしるほどに。 |
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《大浜サキ》
「ヱヴァ破」の公開まで一週間を切りましたね。 「序」も7月3日の金曜ロードショーで放送されるし、盛り上がってまいりました。 あの放送枠で流せるのは実質90分位なので、全98分の序はエンドロールを 削ればギリギリノーカットで入るかな? 関東では日本テレビがTV版の再放送を29日から始めるらしいですね。 よみうりテレビ(近畿ネット局)でもやってくれないものか。 そんなわけで数年ぶりに浮足立ってきてるんですが、 今週飛び込んできたこちらの話題にも触れねばなりません。 ディカプリオのプロデュースによる実写映画版「AKIRA」は中止か? ・・・また? 昨年ワーナーからやっとこさゴーサインが出たと思ってたら、ここへきて 暗礁に乗り上げてしまったようです。 今年の夏に公開される予定だったのに、一向に予告編が上がってこないのが おかしいなとは思ってたんですが、残念だー。 古くは「ブレイド」の監督スティーヴン・ノリントン、 「ヴィドック」を撮ったフランスSF界の雄ピトフなど、 ジャンル系の監督達から熱烈なラブコールを受け続けてきたAKIRAの企画。 それがこんな中途半端な終焉を迎えてしまうとは思ってもいませんでした。 というか、タイミング的にドラゴンボールなんとかが気持ちいい位の大コケ だったので、それが影響したんじゃないのかな?と勘ぐってしまいますね。 嗚呼、うさん臭い外人俳優の「カァニィーダァーー」が 聞きたかったよ。 同じ大友克洋原作の「童夢」をギレルモ監督(ミミック、ヘルボーイなど)が 実写化する話もどうやら頓挫中だし、大友ファンとしては寂しい限りです。 大友克洋は今なにをしてるんだろ・・・? そんなわけで、実写版中止の報を残念がりつつ、 劇場アニメの予告編(公開当時)なぞを貼って終わります。 Akira Trailer |
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《風見鳥 渡》
どうも、来週から週休四日制になる風見鳥です。もはや就業三日制と言い直したほうが良くなってまいりました\(^o^)/ ぼくが就いている業種は工業界の景気の影響をもっとも後に受ける業界でして、現在中国の工場や自動車産業は持つ直しつつあるのですが、我々の業界は不況のど真ん中です。うちの工場で週休三日制が始まった時期を考えると最低三ヶ月はこの状態が続きそうです。はは、ワロス。 さておき、取り立ててネタがないので最近ニコ動で見たものでも。 ガトリング砲のモデルガンを作ってみた 動画の途中でマシニングセンターによる加工がちょっことだけ写りますが、どの部品も明らかに工作機械で作成した物っぽいです。 ぼくがサバゲーにハマッていたころ、会社の工作機械を使ってエアガンの保守部品をコッソリ作ったことがありましたが、これはそれどころの話ではありませんねw 「身体のふしぎ~指一本の護身術」 紺野美沙子の科学館 合気道の源流(ようするに元ネタ)で、さまざまな武術漫画などでネタにされている大東流合気柔術を科学的に分析した科学番組。 これを見ると、「合気」がオカルトでもなければパフォーマンスでもない、確固とした技術であることが良く分かります。 あと、ティアーズ・トゥ・ティアラがニコ動で一話から最新話までを連続放映していました。いやー放送されていることをすっかり忘れていましたw まあこの機会に見たのですが、予想以上に出来が良くて驚きました。ぼくは原作にあたるPC版を遊んでいますが、原作の雰囲気をそのままに元を知らない人でも十二分に楽しめるクオリティの高いアニメに仕上がっていました。話題になった「うたわれるもの」に続いて質の高いものを作ってきましたね。もうリーフは戦記ものだけ作っていればいいよ(ほめ言葉)。 映像がないとちと寂しいので最近上がったMADムービーでも。 |
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《森 光年》
どんなに大切な人がいなくなっても、残酷な地球のやつはあたりまえのような顔してぐるぐる回り続けるもので、三沢光晴が死んでから2日がたちました。 プロレスファンなら誰しもそうだと思いますが、この件に関しては本当に何をどう考えていいやらわかりません。三沢がもういないということが、どうしても納得できない。 まるで悪い冗談です。あれだけ長いあいだ毎日毎日、あんな危険な角度でリングに叩きつけられ続けてきた男が、業界最高クラスの受身の技術の持ち主が、今更バックドロップで「打ちどころが悪かった」なんて。これが冗談じゃないなんて、残酷すぎます。 とにかく今はこれ以上なにか書ける気がしません。すみません。 近年プロレスから遠ざかっていた不肖のファンの自分ですが、それでもこんなにプロレスを愛していたんだなと思い知りました。 現在、劇場で公開中のミッキー・ローク主演、ヴェネチアで金獅子賞もとった映画『レスラー』はぜひ観にいきたいと思います(→公式サイト)。大阪ではシネ・リーブル梅田とアメ村のビッグステップの中のシネマート心斎橋の2館のみの上映。 |
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《大浜サキ》
ターミネーター4が今日から公開ですね。 TVではT2も放送されたりして、ちょっとしたお祭り気分です。 私はまだ未見なんですが、公開されると色々と気になってきます。デザインとか。 そんなわけで比べてみました。 ・シュワちゃんが演じていたT-800がこれ。 ・T4に出てくるらしいT-600がこれ。 いやあ、今回のは肩が球体関節だったり、粗雑なパーツの 組み合わせがいかにも「旧式」といった感じだなあ。 メカフェチとしてはたまりません。 まじまじと見ると、顔と肩幅のバランスも違いますね。 前のT-800はシュワちゃんの骨格を測定して立体化されたとか。 ってことは、印象が違って見えるのはデザインが変わっただけでなく、 今回のT-600を演じるR・キッキンジャーの身体に合わせて このバランスになったのかな? 元々はジェームズ・キャメロンがデザインし、スタン・ウィンストン(特撮)が 実際にメカニカル化したというT-800。 その完成度が霞むほどのインパクトではありませんが、 今回のT-600は全体的にいかつく、ごつごつした感じがいかにもマシンて感じ。 顔もゾンビっぽくて荒廃感があって良いです。 ところで、ターミネーターと言えばT4が出てきたことで 前作のT3は無かったことにされたわけですが・・・、 1年前に作られたTVシリーズもT4とは関係ないんだそうですね。 ええっ? 私ゃー、てっきり「サラ・コナー・クロニクルズ」がT2とT4の 間を補完するエピソードになるのかと思ってましたよ。 つまり、ターミネーターの歴史はT2以降、T3/TV/T4と 三つのパラレルワールドに分岐してしまったわけですね。 あらま、どれが正史扱いになるのやら・・・。 |
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《風見鳥 渡》
どうも風見鳥です。今年も夏コミに無事受かりました。ええと、まあ、肝心の「墜落天使」はというと、やっぱりというか夏には間に合いませんorz しかしまあ作業が止まっているわけではありませんので、もうしばらく待ってもらえると助かりますです。 さておき、数年前、実物大スコープドックが個人の工房で作られましたけれども、今度は本家本元であるバンダイが実物大ガンダムを作成していてそれが完成まじかとなったようです。 いやー、大きいですねぇ。夏コミに行ったときにはついでに見に行こうかしら。コミケ後の混雑したゆりかもめに乗るのは大変なんだけども。個人的にはトレーラーに横たわったガンダムが見てみたいんですけどね。どうせならコクピットも再現して乗れるようにして、モニターも搭載して外を見れるようにすればいう事なし! これで近くにザク設置してやれば完璧なんですがw |
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《妥協倶楽部》
夏コミ、受かりました。 『8月15日(土) 東2ホール U-32b』です。 一年ぶりのコミケです。しかも二日目の東館とは。 皆さまのお越しをお待ちしております。 |
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《森 光年》
ちょっと前に聞いた話なんですが、知人の女性が職場の事情でネクタイを常用することになったんですね。で、その方のお父さんがビニール袋いっぱいのネクタイをくれたそうなんです。 それだけなら、ありふれた話なんですが(私も昔、父から大量のネクタイや紙袋にいっぱいのゴルゴ13の単行本やらを唐突に渡されたことがあります)、ただ、その知人女性の家はお寺さんなんですよ。当然、お父さんは住職さん。 なんでまた、お坊さまがそんなに大量のネクタイを持っていたのでしょう。 もしかすると、あれですか。私が知らなかっただけで、じつは法事のときなんかに『お布施』と書いてお渡しするあの袋の中身は、じつはネクタイだったりするのでしょうか。武士と同じで現物支給なんですか、お坊さまの報酬って。武士が支払われた米を現金に換えて生活していたように、お坊さまはネクタイを…… そんなわけで森光年なんですが、タイトルどおり、仮面ライダー・ディケイドの響鬼の回がすごく良かったのでそのことを書こうと思います。 なんというか、いち響鬼信者としてディケイドのスタッフにありがとうと言いたいです。よくぞ我々ファンが見たかった(しかし響鬼本編では描かれることのなかった)シーンを見せてくれました。 イメージの中で明日夢くんがヒビキさんから変身音叉を手渡される場面、ああいうのが見たかったんです。響鬼はああいう終わり方もありだったと思います(スタッフ交代がなかった場合、どういう最終回になっていたかは知るよしもありませんが)。 バケガニ退治の際のセッション攻撃も良かったですよね。ちゃんと曲になってるセッションも響鬼本編で見てみたかった。 それと、変身が解けたあとのザンキさんとイブキさん各々の弟子たちが、幕みたいなものを駆けつけてきて師匠の着替えをサポートするあたりの細かい演出も心憎かったです。響鬼世界の仮面ライダー(=鬼)は修練を積んだ人間が生身で変身するものなので、着ていた服は変身の際に破れ飛んでしまうのですね。なので変身を解除したあとは当然、全裸。 響鬼本編の序盤ではそのあたりの設定をあえて前面に出さず、戦闘終了後のライダーたちが顔だけ変身を解除し、妖怪退治に際してあらかじめ設営しておいたテントに入っていく(変身を解いて出てきたら戦闘前と服装が変わっている)という細かい演出でもって変身解除=全裸という伏線をひそかに張っておき、それがのちに顔だけ変身解除に失敗したトドロキが全裸になってしまうという中盤の名シーンへとつながったわけで、響鬼というのはじつによくできたドラマでありました。 あとはなんと言っても、ザンキさん、イブキ、トドロキ、あきらの四人がオリジナルのままのキャストだったのが嬉しかったです(ディケイド版のヒビキさん&明日夢くんも、あれはあれでよかったと思います)。 ザンキさんのKOFの草薙柴舟みたいな着物姿がかっこよかった。感極まったトドロキがザンキさんに抱きつくシーンなども、スタッフわかってるなあ、という感じでした。 ちなみに、ザンキ役:松田健二さんのブログにはディケイド撮影時に撮られたとおぼしき集合写真が(→こちら)。微笑ましい。 今回のディケイドで響鬼に興味を持ったという方もおられるようなので、ぜひ見てやってください。スタッフ交代の悪評とか気にしてはいけません。 でも、交代後のスタッフも新規加入した役者さんも奮闘してたと思います。今となってみれば、何もかもみな懐かしい…… なんだか響鬼が好きすぎてミーハーな感想に終始してしまいました、すいません。 |
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