《大浜サキ》
明日から10月になるので、いつものごとくMOON PHASEさんとこを覗きつつ、 期待の新作TVアニメをピックアップしてみました。 (カッコ内は関西開始日) スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター 10/01~ 久しぶりの大張監督作ということでスーパーロボット好きの溜飲を下げてくれそう。 公式トップのPVを見てみたら演出のバリ臭がすごい。 とりあえずこれだけでもネタで見てみようかという気になります(笑) メカ作監がゴーダンナーの人なので動きまくってくれると嬉しいですね。 スパロボだけにデザイナー陣も錚々たる顔ぶれです。ただ、脚本がヤバそう・・・ パンティ&ストッキングwithガーターベルト 10/01(4)~ ガイナックスのグレンラガンスタッフが送るパワパフ風オカルトバトルもの?? 最初見たときはパワーパフだなーとやっぱり思いましたが、PVを見たらなんだかんだで フリクリライクないつもの今石監督路線のような気がしました。 絵柄が受けつけないって話をよく聞くけど、初めに情報が公開されたのは海外の雑誌だったので 日本の視聴者がメインターゲットではないのかも。 個人的にはスラップスティック色に期待します。 バクマン。 10/02~ 公式トップのPVを見てみたけど、やっぱり小畑健の超絶絵の再現は J.C.STAFF(制作)の副ラインには荷が重かったのか・・・orz 少し前までのNHKアニメはとんがってましたが、これはいかにも普通のアニメ化って感じ。 漫画家の卵の悲喜こもごもを追うストーリーは普通に楽しみです。 STAR DRIVER 輝きのタクト 10/03~ エウレカ以来、久しぶりにボンズがオリジナルで本気出してきた感のするロボット(?)アニメ。 いやぁ日曜夕方枠にしてはかなりアクが強いなあw ウテナスタッフということで、超銀河美少年(笑)とかだいぶ ぶっ飛んでますが、こういうのを堂々とやれるのは自信の表れと思いたいです。 ぶっちゃけこの作品がコケたら夕方枠でSFオリジナルに予算かけるのは かなり苦しくなってしまうかも・・・ 今後の業界を占う意味でも注目の一本です。 仕事を選ぶ(ハルヒとか化物語とか)事で知られる神前暁が音楽なのも期待。 百花繚乱 サムライガールズ 10/03(6)~ デモンベインなどでおなじみNiθさんの華美なキャラが、墨汁アニメで 動きまくると聞いただけでも胸が躍る一本。 脚本もフタコイオルタナティブの金月さんってことでかなりフリーダムになるんじゃないかと。 なんか監督が無名なのと作画的体力の方が心配ですが・・・ あとは続きものとして、 ・そらのおとしもの f(フォルテ) ・薄桜鬼 碧血録 ・とある魔術の禁書目録II などが要注目でしょうか。 そらおとはスタッフの昭和的遊び心に、薄桜鬼はお耽美成分と千鶴の可愛さに、 禁書IIはJ.C.STAFFの全力に期待してます。 10月期はTVアニメの新作が盛り上がるポイントだったりするので さすがに今期は各社の気合が違うなあ、と思ったんですが こうして眺めてみると力の入り方が偏った方面に向いてるのは気のせい?(笑) 色モノが多かった7月期に引き続き、 変化球好きの私としては楽しくなりそうです。 |
|
《風見鳥 渡》
急に秋らしくなってきましたね、どうも風見鳥です。これだけ急に気温が下がると体がついていけない人もいるんじゃないでしょうか。夏の疲れと相まって体を壊さないよう気をつけたいと思います。 さておき、先週の土日見に行ってきましたよ紫焔の無料興行。なんだか今月はプロレス三昧な気がしないでもないですが気にせずGO! プロレスリング紫焔 2010.10.25 『第1試合』 日本橋 この25日の行われた三試合は「紫焔最強決定戦」で優勝し、紫焔でもっとも強い男の称号を得た苺谷みるく選手が主役とされる試合です。が、いつもの紫焔をご存知な人はなんとなーく展開が読めるでしょうが、さんざんいじられてましたみるく選手w この日は硬派で通好みの渋い試合運びを見せるタイガーハート選手も珍しく笑いに参加し、全体的にギャグマッチテイストでした。 どうせなのでその日に行われたほかの試合を掲載。 『第2試合』 『メインイベント』 そして次の日曜日に行われた試合は昨日と打って変わり、紫焔のもうひとつの側面を見せ付けられた試合でした。 その日の試合はいつも紫焔にリングを貸し出しているリングレンタルを生業とするブルアーマー選手の弟子(?)にあたる新人選手が登場したり、第2試合ではタイガーハート選手&政岡純vsジョーカー冬木選手&アグー松永選手というベテラン&若手のコンビで試合が行われ、ストロングスタイルから近年にみられるスピーディな展開をみせるプロレスまで見ることができて素晴らしかったです。 そしてファイナルマッチの紫焔代表キアイリュウケンエっちゃんvs凶器三昧のヒールレスラーマロ栗山の対決。 いやー、壮絶な試合でした。いつにも増してマロ栗山選手が大暴れし、解説席に座っていたマロ栗山選手を師と仰ぐみるく選手が試合を止めようとした実況の髪の毛を掴んでテーブルに叩きつけて黙らし、さらにそこへラスカル藤原が加わってエっちゃんが大ピンチに! 容赦のないルール無用の三悪トリオの攻撃に観客騒然、ブーイングの嵐! そして発表されるヒールレスラーのチーム結成と紫焔に対する宣戦布告。 この怒涛の展開に無料興行でやっちゃっていいの? なんていう考えが頭によぎりましたけども、いやぁ太っ腹ですプロレスリング紫焔。 これらの試合の動画があれば掲載したいところですが、残念ながら今のところ見当たらないんですよねぇ。 いやいや、今後の展開に期待です。 |
|
《森 光年》
秋分の日の木曜の未明、大阪は激しい雷雨に見舞われておりまして、天候が悪化しはじめた時刻にはちょうど徹夜で墜落天使のCG関係の作業などしていた私なんですが、なんと網戸一枚へだてたすぐ屋外に落雷がありました! 遠くで雷が鳴り始めたなあと思っていたら突然、窓の向こうでバキッと異様な物音が。枯れ木をへし折ったようなといいますか、大電圧の機械のスイッチを入れたようなといいますか、とにかくすさまじいその音に驚いてふり向くと外には閃光のなごりが。ああ、なんかこれやばいなと思った次の瞬間、轟音とともに静電気が波のように押し寄せてまいりまして。 電気風呂に入ったときのような微弱な痺れはあったものの、さいわいにも体も作業中のデータも無事だったのですが、なんともはや文字どおり全身が総毛立つ体験でした。 至近距離での落雷というものがまさかあんな音、あんな感触だったとは。いままで頭の中でなんとなく抱いていたイメージとはまるで違っていて、人間の想像力や発想力の限界を物理現象は軽々と上まわってくれるものだなあと唸らされましたよ。 そんなわけで森光年なんですが、先の連休、みなさまはいかが過ごされましたでしょうか。私はといえば初日の土曜日、ちょっと信じられないような連続空振りな一日を経験してしまいました。 発端はまず大阪・淀屋橋のある店舗で開かれていたちょっとしたフリーマーケットのイベントでした。今では珍しいアメリカ製のコンバースが500円~という安値で売られているということで昼ごろに出かけてのぞいてみたんですが、ふと見ると店の奥に遠目にもよさげな茶の革靴が一足。 おりしも先客がその靴の片一方を手にとっていたんですが、もう一方のほうに値札がついているのが見えました。目を凝らすとそこには『Alden 4000円』の文字が…… おわかりの方はどうぞ「安っ!」と叫んでください。そう、大阪・淀屋橋に奇跡光臨です。 オールデンといえばアメリカ製の高級革靴の代名詞的存在。各セレクトショップ大手が別注品を取り扱う定番中の定番で、定価で買えばだいたい8万~10万、ユーズドでも2~3万円代後半はするという代物です。私が今までに見た一番安いユーズドで12000円でしたから、その記録を一気に1/3も下回る安値の新記録。フリマおそるべしです。 ちょうど茶の革靴が欲しかったこともあり、あとは今まさにオールデンを手にとっている先客が買わずにいてくれることを祈るばかりだったのですが、世の中にそんな甘い話があるはずもなく、その人は試着のあと即決で購入、ほくほく顔で店を出て行きました。 なんというタイミングの悪さでしょうか! あと五分早く店についていればあのオールデンは私のものになっていたかもしれず(まあ、サイズがあわなかった可能性もあります)、またあと五分遅ければそこにオールデンがあったことさえ知るよしもなく無邪気に笑っていられたというのに! 出会わなければ殺戮の天使でいられたのに! 創聖のアクエリオン OP FULL |
|
《大浜サキ》
だいぶ遅れた話題となりますが、アニメ制作スタジオの グループ・タックがこの8月末に破産していたそうで。 グループ・タックが破産手続き開始 同社は「まんが日本昔ばなし」や劇場版「銀河鉄道の夜」などを手がけたことで 知られていますが、老舗のひとつとして40年近くアニメを作り続けていた スタジオが無くなるのは残念です。 特に、子供のころによく見たまんが日本昔ばなしを 作ったところが無くなるというのは地味にショックだ。 ああでも、近年TVでやっていた作品は、内容の評価はともかく 売り上げの面でことごとく失敗していたので、なんとなく納得できるようなできないような。 「エリア88」とか「グレネーダー」とか「学園アリス」とか「陰からマモル!」とか・・・ 個人的にはNHK教育でやっていた「ふたつのスピカ」や 異色中の異色作だった「ギルガメッシュ」なんかが好きでしたね。 スピカでは、宇宙やロケットに憧れていた少年期の思い出をくすぐられ、 ギルガメでは、謎が謎を呼ぶスパイラルな話とアングラきわまる美術に引き込まれました。 WOWOWのノンスクランブル枠で放送してた「半分の月がのぼる空」も 全6話と短かったけど地味に泣けた。 見てないけど、鉄オタの生態を描いた「鉄子の旅」なんかも話題になりましたね。 あと、杉井ギサブロー監督の撮った「あらしのよるに」は表現・物語ともに 近年のアニメらしからぬ芸術性を意識していて素晴らしかった。 ・・・っていうか、杉井監督で思い出したけど以前に記事にもした 劇場版「グスコーブドリの伝記」はどうなるの!?と思って検索したら、 事実上の制作中止だそうです。 グスコーブドリの伝記(Wikipediaより) うわああああ orz ネコ顔ジョバンニ(いやブドリだけど)とまた会える日を楽しみにしてたのに。 どこかが企画を拾い上げてやってくれませんかね・・・・・・ |
|
《風見鳥 渡》
どうも風見鳥です。前に言った通り健康診断で飲んで来ましたよバリウム。 いやぁ、やってみるもんですね。胃のレントゲンはドラマでよく見るように牛乳のような白い飲み物を飲まされるとばっかり思っていたのですが、まず手渡されたのが小さなカップに入った白い粉。 予想外の物が出て来て「???」と思っていると「はい飲んでくださいね~」とうながされたので、わけもわからず飲むと、次に手渡されたのがただの水。 ああ、これで飲み込むのね~と思って何も考えずに飲んだら・・・。 `;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブホ げぇっ! この粉、駄菓子屋でよくあった炭酸の出るやつだ! 慌てて全部飲み込んだけど、ゲップが出るやら咳込むやらで完全に意表をつかれて悶絶しました。 もうこんなの聞いてないよ状態。 多分絶食で内容物が無くぺしゃんこになっている胃袋を膨らませて写しやすくするためのものだと思います。 そして当然ながら腹が膨れているもんだから、次に飲まされたコップ一杯ほどのバリウムが腹が炭酸でパンパンになっていて飲みにくいことのみにくいこと。 ゆっくり飲む事でやっとこ飲み干してレントゲンに挑みました。 いや~慌てたわホント。百聞は一見にしかずというのを痛感しました。 そうそう、肝心のバリウムの味ですが、一言でいえば飲むヨーグルトでした。 まあアレよりもずっと水分が無くてドロッとしていてヨーグルト特有の酸味を抜いた感じでした。バリウム自体はそんなには飲みにくいものではなかったですねぇ。 そんなこんなで健康診断は終わりましたが、去年は中性脂肪が多かったのですけど、今年はどうなってるかなあ。結果が返ってきたらまたネタにしたいと思います。 |
|
《森 光年》
この夏の猛暑は偏西風の蛇行が原因だったそうですが、先日、結婚して二人暮しになるからと不要な蔵書を整理していた友人から貰い受けたなつかしのオカルト漫画『MMR』を読むともなしに眺めていてびっくり。 なんと1994年のあの深刻な米不足(今の若い人はご存じないかもしれませんが、あったんですよ昔そういうことが。国産米が品薄になり、輸入したタイ米を混ぜたブレンド米が出まわったりしてました)を引き起こした93年の冷夏も偏西風の蛇行が原因だったんですね。 そういえば今年も、日本が酷暑に見舞われた一方で偏西風のうねりの別の部分に呑み込まれた地域は冷夏になったりしてましたっけ。夏前に気象庁が今年は冷夏になるというまったく逆の予想を立てていたのも、偏西風の蛇行具合が93年のものと似ていたからだったのかもしれません。 ちなみにMMRのキバヤシいわく、93年の偏西風の蛇行はチベットに隠されていた風水の秘儀をもちいてヒトラーの末裔が仕掛けた人為的な異常気象だったそうです。そうした異常気象で世界的な食料危機を引き起こし、1999年までに世界を掌握するのが狙いだそうですよ。 1999年もとっくに過ぎたというのに、今年もがんばってたんですねえヒトラーの末裔の人たち。 そんなわけで森光年なんですが、若干いまさら感はありますが先週の日曜は当サークルの風見鳥渡も書いておりましたとおり大阪の日本橋を中心に活躍するインディーズのプロレス団体『紫焔』の興行を見に行ってきたので、そのことについて書こうと思います。 前日に試合会場を借りての大会を終えたばかりで(いつもは青空プロレスなのです)選手の皆さんの疲労も抜けきっていないであろう中、しかも浪速区民まつりというローカルなイベントの会場内という特異な条件での興行でしたが、大いに盛り上がっておりました。 区民まつりということで観客にはお子さんも多かったんですが、やっぱりお子さんのテンションの上がり方はすごいですね。 第二試合に『紫焔』の鬼教官ともいえるベテラン、タイガーハート選手が出ていたんですが、やはり筋骨隆々の肉体に赤い虎のマスクが子供たちの目にはヒーローっぽく映ったのでしょう、試合が佳境に入ると「タイガーハートがんばれー!」と絶叫せんばかりの(というか実際、半泣きで絶叫してました)大声援。対戦相手のヒールレスラーがダーティ殺法でハート選手を追いつめると「ああ~っ!」とまた絶叫するという盛りあがり具合で、非常にほほえましかったです。 後輩に胸を貸すベテランの立場ゆえ、いつもは鉄壁のごとく対戦相手に立ちふさがるハート選手なのですが、この日はエプロンサイドに力なく横たわってピンチっぷりをアピールするなど普段は見られない姿で子供たちをハラハラさせていましたね。熱烈な声援を一身に浴びながらぐったりと青空を仰ぐハート選手、レスラー冥利に尽きるという感じで最高に気持ちよさそうでした。 その前日の大会で『紫焔』の軽量級のエースであるドングリー藤江選手が大技シューティングスター・プレスを披露したことは風見鳥渡が書いていましたが、この日もおなじく軽量級でドングリー選手のライバルともいえるアグー松永選手がなんとファイアーバード・スプラッシュを繰り出しておりました。 Firebird Splash 普段からムーンサルトプレスを決め技にしているドングリー選手がその発展形であるシューティングスター・プレスを使うことは凄いことではあるけれどもある程度予想の範囲内だったんですが、まさかアグー選手がファイアーバードを使うとは……最近はレスリング経験者であることを活かしたサブミッションを前面に押し出していただけに意表をつかれました。 カート・アングルばりのアンクル・ロックからリバース・バイパーホールドへの渋い連携を見せてくれたりと、ここのところアグー選手がいい感じですね。 あと、私の注目している選手といえばヒールのマロ栗山選手なんですが、この日の興行では前述の第二試合、重量級ヒールのジョーカー冬木選手と組んでのタッグマッチでタイガーハート・大久保寛人組と対戦しておりました。 結果はタイガー不在の隙を突いてマロ選手が大久保選手からフォールを奪ったんですが、そのときに披露した技がなんと魔人風車式DDTからライガーボムへの連携という渋すぎるものでして。 ライガーボムはともかく、魔人風車式DDTとは渋い。スーパー・ストロング・マシン選手の必殺技『魔人風車固め』(フロント・ネックロックの体勢で相手をホールドし、さらに片腕を固めてジャーマンのように投げる技)の体勢からのDDTですが、半端なプロレスファンである私なんかは写真でしか見たことないですこんな技。さすがはマロ選手、そういう渋いところが最高です。 |
|
《大浜サキ》
随分と更新の間が空いてしまいました。どうも大浜です。 最近空から入道雲も消え、ようやく過ごしやすい気温になってきましたね。 さておき、バレエ音楽などで知られる「くるみ割り人形」をモチーフにした ファンタジー映画が出るそうな。 The Nutcracker in 3D もう最近のファンタジー映画って3Dがデフォですね。 元ネタがくるみ割り人形とはいえ、結構はっちゃけてる感じ。 CGやセットの使い方がヨーロッパのSF映画みたいでカッコいい・・・と思ったら 監督さんが欧州のあちこちで映画を撮ってる アンドレイ・コンチャロフスキーだそうで納得。大作映画を撮るのは何年ぶりでしょうか。 雰囲気的にギリアムの「未来世紀ブラジル」にも似てるけど、 一応家族向けぽいので、あんな皮肉めいたものにはならなさそうです。 でもあのくるみ割り人形がこんなメカメカしく泥臭い映像になるとは思わなんだ。 ちょっとダークファンタジーぽいとこもあって こういうのは大好きなので期待です。 あとは邦題が安易に「ナッツクラッカー」ではなく「くるみ割り人形」に なることを祈るばかり(笑) くるみ割り人形ついでに、上の予告でもちょっと流れてる 「金平糖の精の踊り」も貼っておきます。 チャイコフスキーの小品の中でも特に好きな一曲です。 この曲、2分弱という短さながら、チャイコフスキーのメランコリックな ところや遊び心、無駄に壮大になるところなど魅力が詰まってると思うのですよ。 ティム・バートンの映画音楽を担当してるダニー・エルフマンとか 絶対この曲の影響受けてると思う。 のだめカンタービレのギャグパートでよく使われてたのも印象的でした。 |
|
《風見鳥 渡》
どうも風見鳥です。なんやかんやで今月ももうすぐなかばになりますね、時間たつの早いっす。うちの工場ではこの時期恒例の健康診断があるのですが、今年初めて胃のレントゲンを受けることになりました。 胸部のレントゲンは毎年全員に行うのですが、ある年齢に達すると検査項目が増えるのです。胃のレントゲンもそのひとつ。 まあその胃の検査は任意なのですが、ぼくは基本的に胃腸が弱いというのもあるし、一度はバリウム飲んでみたいなーなんて思っていたので受けることにしました。飲みにくいって話したけどもバリウム、どうなんだろう。 ただ検査の前に当然というか前日21時から絶食しないといけないので、そっちの方がつらそうだわ。 さておき、今日までの出来事といえば行きましたよプロレス団体「紫焔」の有料興行に。 いやぁ「紫焔」のメンバーの最強を決める決勝カードがあるこの試合に合わせて、選手のみんながどれほど練習してきたかうかがえる試合内容でした。 特に驚いたのがドングリー藤江選手が、あの「シューティングスタープレス」を披露したことです。 同系統の技に「ムーンサルトプレス」がありますが、この技はコーナーポストに登ってリング内に向かって後ろ向きに立って飛び、バク転しながら相手に飛び込む技ですが、シューティングスタープレスはリング内に向かって前向きに座ってバク転しながら飛び込む技です。 シューティングスタープレス http://www.youtube.com/watch?v=qp7-wiAD1eQ これまた予言するかのようにうちの光利がこの技に関して少し前に解説してくれていたのですが、プロレス技にはかけられる方より仕掛ける相手のほうが大変な技がある、という話の流れで「シューティングスタープレス」を紹介していました。 いやー、まさかナマで見られるとは・・・。 この技、獣神サンダー・ライガーが編み出した必殺技ではあるものの、かのレスラーでさえ数えるほどしか使ったことがない難度が非常に高い技で、アメプロでも危険なので禁止技にするよう自粛をうながしたほど。 光利曰く「この技はやるほうがほんとうにこわいらしいよ」って言ってました。ある代表的選手などは習得中幾度もあきらめかけたときサンダーライガーのビデオを見て勇気付けられてようやく身につけられたとか。 この難しい技をやってのけたドングリー藤江選手のプロレスに対する情熱のほどがうかがえる技でした。 いや、情熱ならほかの「紫焔」メンバーだって負けてはいない。 なんたって、この大試合をやった翌日に無料興行を企画してやってのけるんですからw しかも今週急遽決まった(らしい)スケジュールで慣行するんですから、ほんと頭が下がります。前日の試合で大変だったのはもちろん、リングやそれに関係する機材の設営なんて大変でしょうに。 いやー、これからもプロレス団体「紫焔」を応援していきたいと思います。 |
|
《森 光年》
前回の記事で、実写映画版ヤマトの酔いどれ軍医(佐渡酒造)の役は高島礼子でなく火野正平に演じてほしいと書いた私ですが、その後ふと思いたって正ちゃんと佐渡先生の画像をウェブ上でさがしてみたところ、脳内でイメージしていた以上に両者が似ていたことに気づいてびっくり。 やはりなんといってもこの特徴的な頭の形でしょうね。こんな漫画みたいな頭してる役者さんは芸能界ひろしといえど正ちゃんだけでしょう。今からでも遅くはないので(いや、遅いですが)キャスティングの変更を切に願いたいところです。 しかし、火野正平氏といえば数々の女性と浮名を流し、ワイドショーや週刊誌をさわがせた元祖プレイボーイとしてつとに有名ですが(女性関係のゴシップが活発な芸能人を現在でも『平成の火野正平』と称したりしますね)、グーグルで火野正平と入力すると検索候補に「火野正平 女」と出たのには笑ってしまいました。 一瞬、上杉謙信のように正ちゃんにもじつは女性だという疑惑があるのかと思いましたよ。 余談ながら、新必殺仕置人など昔の出演作品をみていると正ちゃんがモテたのも当然だったろうなあと思いますね。 普段はふらふらと落ち着きなくちょっと頼りないかわいい若者を演じている彼が、女性の悩みを聞いたりするシーンになると途端に少しかすれた深みのある声で(しかもそこだけ関西弁で!)包み込むような優しい言葉をささやきかけたりするという絶妙な切り替えの巧みさ。 あれを現実にやられては、女性たちもひとたまりもなかったでしょう。 さておき森光年なんですが、私がよく行くスーパーでは店内BGMに洋楽をボーカル抜きでアンビエント風にアレンジしたものが使われておりまして。 マドンナの『マテリアル・ガール』や『ヴォーグ』、マイケルの『スリラー』、アース・ウィンド&ファイアの『ファンタジー』や『レッツ・グルーヴ』などポップスの王道的な曲が主なんですが、ときにボウイ様の『スターマン』のようなちょっと渋めの選曲もあったりして楽しませてくれます。 David Bowie- Starman ↑テンションあがりすぎて本来の曲調とちがうはしゃぎ気味のスターマンを唄う姿も美しいボウイ様 で、そんなスーパーで先日ながれてきたのがなんと、スライ&ザ・ファミリーストーンの『ファミリー・アフェアー』でして! |
|
《大浜サキ》
先月の24日に、アニメ監督の今敏が亡くなっていたと聞きました。 前回の記事でネタが無いと言いつつマッドハウスの映画の予告を 貼っていた私ですが、あの頃マッドでは大変なことになってたんですね・・・ 享年46歳だとか。若すぎる。 既に充分な評価を得ていた監督さんだとは思いますが、 アニメ監督としてはまだまだこれからという時期なのに残念です。 一緒に仕事をし続けた平沢進よりも年下だったというのも意外でした。 公式ブログの方を見ると、最後のメッセージにも心打たれるのですが その直前に、自分の映画を語らずに映画100本の名前を淡々と上げているのが なんとも言えない気持ちになります。 常に自分に厳しく妥協を許さなかった、その謙虚さが出ているというか・・・ 監督の映画はどれも「走る」シーンが印象的でした。 「パーフェクトブルー」で夜の商店街を狂気と共に逃げ回るシーン。 「千年女優」で女優が映画の中と時代とを次々と駆け抜けるシーン。 「東京ゴッドファーザーズ」のクライマックスシーン。 それでいて毎回違う試みにも挑戦していて、いつも 「自分は今なにか凄いものを見ている」と思わせてくれる監督さんでした。 人を選ぶ作風だし、私もそこまで趣味ドンピシャというわけでは ないのですが、アニメ界は絶対に替えのきかない才能を失ったと思います。 ご冥福をお祈り致します。 |
|