《風見鳥 渡》
この頃本格的に寒くなってきましたね、どうも風見鳥です。先週にプロレスリング紫焔の興行を見にいきましたが、その行きしなにユニクロに寄って特売だったこともあり、前々から気になっていた話題のヒートテックを買ってみました。 いやー、たしかに暖かいわこれ。いつもインナーはTシャツを使っていたのですが、ちょっと寒いかなっていうぐらいの服装がコレに変えただけでぬくぬくですよ。話題になるだけありますねぇ。 さておき、もうすぐレベルファイブとジブリが協力してつくられたゲーム「二ノ国」が発売されますね。 「二ノ国」 http://moetsu.com/archives/51159123.html まあぼくはDSが今壊れている上にほかにほしいものあったりするのでかわないのですけどねw スタジオジブリとゲームといえば「玉繭物語」を思い出します。いやーこれってもう10年以上前のゲームになるんですねぇ。このゲームはジブリが関わったゲームらしく、人と自然をテーマに作られたゲームで、捕まえたモンスターを戦わせたり交配させたりし育てていくなかで森の奥深くへ入っていくRPGで、雰囲気は違いますが例えていうなら風の谷のナウシカの腐海へ入っていく感じに似ているでしょうか。 まあ、ゲームそのものはゲーム性はよかったものの地味で名作になりそこなった感があります。 さて、今回の「二ノ国」はどんな感じになるでしょうか。印象では昨今のジブリアニメにあるようなドロドロした部分がなく、久々ジュブナイル的な物になりそうな感じですね。 余裕が出来たら購入するリストに追加ですw |
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《森 光年》
去る11月23日の祝日、ランバンとH&Mのコラボレーション商品がついに発売されましたね。 ここ最近、テレビでもしきりにCMが流れていて(ランバンのデザイナー、アルベール・エルバス氏の姿をまさかテレビで連日みるとは想像だにしませんでした。すごい時代です)、世界的ビッグネームとのコラボに対するH&Mの力の入れようが伝わってまいりました。 当日は、どうしてもはせ参じねばならぬ嬉しい所用のため朝から自転車で梅田まで飛ばしていたんですが(何の用事だったかは後日のブログに書きたいと思います)、うっかり大阪難波は戎橋のH&Mにどれくらい行列ができているか見に行くのを忘れてしまいまして。 なんでも、開店前に300人以上は並んでいたようですね。多いといえば多いのですが、戎橋のH&Mのオープニン当日のすさまじいばかりの行列を目の当たりにしているので、なんだそんなものかという気がします。 それにしても行列して手に入れた人たち、あのタキシードやら赤や青のカラフルなドレスシューズやらをどこに着ていくのか…… というわけで森光年なんですが、ぎゃー、なんということでしょう! ユニクロとデザイナー森下公則のコラボレーション企画、ユニクロKMが今年も展開されていたなんて! 昨年もこれぐらいの時期に何の前触れもなく店頭に並んで私をあっといわせたこのコラボラインですが、今年にいたっては事前のアナウンスがないどころかユニクロの公式サイトに特集ページすらありません。通販のページに、他のユニクロ商品に埋没するようにして森下公則がデザインした服が普通に並んでいるという異常事態。 これは、苦節十数年ようやく独立して自身のブランド『08sircus (08サーカス)』をたちあげたにもかかわらずいまいち鳴かず飛ばずな感じの森下公則に対するユニクロからの挑戦なのでしょうか? というかむしろ、いやがらせでしょうか? いや、いい服作ってるんですよキミノリは! ただ、今の時代の気分などおかまいなしに自身のロマンチシズムを追及しすぎてしまう姿勢と、あとは国産モードブランドとしては最高クラスに属する価格設定に多少の問題が…… ちなみに、その森下公則のブランド『08sircus』ですが、2011年の春夏シーズンからはセカンドラインである『08sircus BOOK』を立ちあげるようで、今後に期待したいところです。 デザイナー森下公則が記録する本物「08sircus BOOK」デビュー(Fashion News) しかし、あいかわらずロマンチシズム(とフェチシズム)の追求っぷりがすさまじいですね。素材への異常な執着とか、クールベの自画像みたいなモデルさんのポーズとか。 しかしこの服、おしゃれキッズたちは欲しがるんでしょうか? 私は欲しいですが。せめてセカンドラインということで少しでも価格を抑え目にしてくれれば…… それにしても今回のユニクロKM、商品はブルゾンや森下公則お得意のカーゴパンツなど数点しかないようですが、どれもなかなかかっこよく(かつフェチっぽく)て、ミリタリーパーカー(→参照)などかなり購買意欲をそそられるんですが、取り扱い店舗が極めて少なくて手も足も出ません。 大阪ではなんと、大日と樟葉の2店舗のみ! どちらも大阪府の北方地域に位置しており、大阪市南部の人間にとっては遠方すぎてユニクロのためだけに出かけるのはそうとうな荒行と言わざるをえません。 なぜこんなマニアックな(地元の人、すみません)2店舗が取扱店に選ばれたのか、ユニクロの正気を疑わずにはいられない! 試着できない服は買わない、を信条とする私ですので通販という手段をとることもかなわず、このまま実物を見ることすらできないのかと思うと悔しすぎます。 ともかく、お近くにユニクロKMの取り扱い店舗(→一覧)のある幸運な男性の皆さま、どうか私のかわりに実物を見て、そして試着してお気に召したならば購入を検討してやってくださいませ。かわいそうなキミノリのためにも…… |
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《大浜サキ》
クリスマスの劇場公開まであと一ヶ月になったファフナー劇場版。 関西でも無事上映される事が分かったので気分はホクホク、十数年ぶりに 前売り券でも買おうかという勢いの大浜です。 ・・・と言いつつ、年末は冬コミの準備でてんやわんやな事が予想されるので、 年始以降に時間を作って観に行こうか、と考えてます。 それまでもってくれよシネリーブル梅田。 ところでこの劇場版、公式サイトを見ても最近キービジュアルが新しくなった程度で 全然情報が降りてこないんですよね。毎度じらしてくれるというか広報がされないというか。 なので、よそから情報をかき集めてみました。 まずは、「@nifty映画」から登録情報を。 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH:@nifty映画 他ではまだ明かされてない監督・音楽・尺の長さ等が載ってます。 なにより、音楽の斉藤恒芳の続投が判明したのが嬉しい。 この人のダイナミックなオーケストラは、ファフナーの重層的な世界観に欠かせない存在なので どうなるのかずっと気を揉んでましたがものすごくホッとしました。これで勝てる!(何に) で、驚いたのは監督が交代してること。 脚本の冲方丁と「ヒロイック・エイジ」で組んだ事がある鈴木利正になってますね。 実績があるので演出の面で全く不安はないのですが、前2作の監督だった 羽原信義が降りたのは正直寂しい。 ブレイクブレイドの方にかかりっきりなのかな・・・ 次に、先行して発売されたangelaミニアルバムのテレビCMをペタリ。 15秒と短いですが終始H&Eの映像が見れます。 (大きめの画像がallcinemaでも見れます) のっけの戦闘シーンから動きがなめらかで驚かされました。今回メカは完全3DCGなんですね。 TVシリーズではメカを書くだけであっぷあっぷだったのが嘘のような動きです。 そして、この抱擁シーンは何っ!? たぶんイメージ映像(妄想?)だと思うけど、こんなBLっぽい画はTV版には無かったよ!(笑) 旧作ではこの二人の友情と共依存が描かれたので、テーマとして避けられないのは 分かるけど、絵面があまりにアレ過ぎてなんとも・・・(笑) 内容はハードなSFファンの目にも耐える作品だけど、またしても誤解を招きそうです。 でも、こうして動いてるところを見ると期待が高まりますね。 特に空と海が美しいのがファフナーらしく、昔血をたぎらせた記憶が蘇ります。 そうそう、関東圏ではU局のTOKYO MXが12/13からファフナー全26話を 一挙放送するそうな。羨ましい。 TVスペシャルの時は外伝(前日譚)だったので未見の人でも楽しめたと聞きましたが、 今回は続編(2年後)なので、おさらい用の処置なんでしょうね。 関東圏でファフナーが気になってた方はチェックしてみてはいかがでしょうか。 (ただ、ファフナーが化けるのは2クール目からですがw) 全国でもやってくれー |
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《風見鳥 渡》
どうも風見鳥です。昨日は約二ヶ月ぶりに日本橋で行われたプロレスリング紫焔の無料興行を見に行きました。 今回は、ヒール軍団「レッドフラクション」を立ち上げた苺谷みるく選手がレフリーとして参加するという趣向で始まりましたが、第1試合は紫焔の前身、「アメリカ村三角公園前プロレス」時代に毎回やっていた「はさみジャガー」選手ネタを久々見ましたね。 「はさみジャガー選手」は毎回何かしらの理由で試合に参加することができない謎の選手(笑)で、今回もやっぱり参加できず、その穴埋めとしてレフリーである苺谷みるく選手がレフリー兼業で試合を行うという紫焔らしいカオスな試合を観戦することができました。 それ以降も笑いの絶えない、さりとてプロレスそのものも疎かにしない試合が続き、大変満足する試合を見れました。 来月の11日には世界館で有料興行が行われます。行ける余裕があれば行きたいですねぇ。 さておき、つい先日「うみねこのなく頃に」の公式HPで最終作になるであろうep8の発表と、なんと、うみねこの格闘ゲームが発売されるというサプライズがありました。 http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52401532.html いやー、基本的にこういう同人から格闘ゲームが出る場合は、二次創作として同人で作成した後に好評なら商業に流れるというパターンが続いていましたが、PCゲーとはいえいきなり商業ラインですよ。 格闘ゲームは製作経験のあるチームでなければ製作が難しい職人の世界なのですが、「各方面のスペシャリスト合作」という話らしく、期待が持てそうな感じです。ってか、もしかして「フランスパン」も関わっているのか知らん? どうなんでしょうなりたさんw それにしても10年ほど前、サークル「フランスパン」の前身、旧・渡辺製作所が作り出した人気作は格闘ゲームになるという流れは今でも続いているようですね。 というかまあ、同人界隈では作った作品が格闘ゲーム化することが一種の目標みたいな空気がありますよねぇ。 個人的にはもちろんぼくらが作る「墜落天使」も格闘ゲーム化したらいいなぁなんて高望みなことをぼんやり思っておりますが、正直言ってそんなことを考えている余裕が無いというのが今のぼくらの現状で、ぼくらの間では次回作の話はしても格ゲー化の話なんぞ冗談でも話に上ってきません。 今は、いや今までもそうですが、墜落天使を作ることでイッパイイッパイですよ、ええ。 追記: おっとうっかり勘違いしてしまいましたがうみねこ格闘は商業ではないのですね。やーはずかしい。 でもまあ、ゲームバランスが調整された後に商業化しそうな気配ではありますね。 |
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《森 光年》
あいかわらず『墜落天使』の詰めの作業に追われていて、ロバート・ロドリゲス監督の映画『マチェーテ』をまだ観に行けておりません。ぎゃー。 大阪では梅田ブルク7以外になんばパークスシネマでも上映しているようで(あと、堺と茨木にもやっている映画館があるようです)、梅田ブルク7のみでの上映だったトム・フォード監督の『シングルマン』と較べればまだ行きやすいのですが、なにしろ優雅に映画など観に出かける物理的・精神的余裕が…… その『シングルマン』が一ヶ月ほどで映画館から消えてしまったことを考えると(早めに行っておいてよかった!)悠長なことは言ってられないのですが、さすがにセガールやデニーロが出ている映画がそんな早々に上映打ち切りなんてことにはならない……と信じたいです。 そんなわけで森光年なんですが、余裕がないと言っておきながらあれですがアニメは観ています。こんなにアニメを定期的に見るのはどれぐらいぶりだろうというくらい観ています。 その数なんと、週に四本! オタクのくせにそんなんでいいのかと思わないでもないですが、無精者で飽き性の私としては驚異的な数値です。 まず、ニトロプラスのゲームでおなじみNiθ絵師のキャラデザに惹かれて(あと、一応わたしの大好きな剣豪ものですし)観はじめた『百花繚乱』ですが、これはもういいかな……いいよね、もうゴールしても…… まったくもってどうしようもないアニメで、静止画としての綺麗さと釘宮さんの名演技と又兵衛の下半身以外に褒めるべきところがあまりありません。 とくにシナリオがグダグダで、良く言えばポストモダン、悪く言えばあかほり的。単発の場面をただ寄せ集めただけで、お話の体をなしておりません。 ようはクイーンズブレイドのようなお色気アニメなので、割り切って笑いながら観て楽しむべきなんでしょうね。それ以上の何かを期待したのが、そもそもお門違いだったということでしょうか。 で、一方おおいに楽しんでいるのが『探偵オペラ ミルキィホームズ』で、こちらは過激なパロディ部分に目が行きがちですがシナリオが非常に良質です。 いきおいだけの投げっぱなしと見せかけておいて、伏線はきっちり回収するその丁寧な仕事ぶりの心地よさ。職人の手さばきです。 シナリオの巧みさに下支えされているおかげで、どのキャラも好感が持てるのがいいですね。本来はあまり好きではないタイプのキャラであっても、気がつけばすんなり気持ちの中に入ってきている感じで。 とくに、変態ナルシス露出魔のトゥエンティ。最初は絶対ありえないとドン引きでしたが、いつのまにか好きになりかけていてやばいです…… 変態もあそこまで筋が通っているといっそ爽やかに思えてきますね(股間に仮面のみの全裸スタイルで誇らしげに棺から出てくるところとか)。 そして『ミルキィホームズ』といえばなんといっても怪盗アルセーヌことアンリエットさまでしょう。マブラヴの彩峰いらい、じつに7年ぶりに心ゆさぶられるキャラに出会いました。 普段の青髪クール系キャラぶりと、胸元がセクシーすぎてこの人もじつは露出狂なんじゃないかと疑ってしまうぐらいの怪盗スタイルとの意外すぎるマリアージュ。初めてOPをみた瞬間、もう好きになっていました(そして当然、EDでその気持ちは決定的に)。あのセクシー衣装の頭に小さな王冠がちょこっと載っているのも、可愛くていいですね。 『かってに改蔵』の部長のような、すべてを見透かしているメタな立ち位置のキャラクターなので、物語の要所要所でさらっと重要な役目を果たしてくれます。 それを作り手のご都合主義と感じさせないのは、やはりシナリオの妙でしょうね。 |
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《大浜サキ》
最近また気温がぐぐっと下がってきましたね。 電車の中でケホケホしてる人を見るけど、私もご多分にもれず 直ったのか直ってないのか微妙な咳の症状に悩まされてるところです。 今日は、いつまでたっても日本公開も邦題も定まらない「Skyline」を尻目に 躍り出た侵略映画の予告編を貼ってみます。 (Skylineって全米初週4位だったらしいけど、所詮ネットだけの騒ぎだったんだろうか・・・) 世界侵略:ロサンゼルス決戦 物語は、昔から目撃されていたUFOは実は侵略目的の調査だった、という とってもベタなもので、世界同時多発攻撃にさらされ生き残ったLAが 海兵隊の死闘の地となるとのこと。 物語設定のチープさはありきたりなものですが、歩兵随伴のカメラアングルや ふんだんに取り入れられたメディア映像は、かつてない臨場感に溢れていて 引き込まれます。 もうここまで来たら戦争映画のようじゃないか! 海岸で次々と炸裂してるのはクラスター爆弾か何かかな? それにしても、原題は「BATTLE: LOS ANGELES」なのですが このC級パロディムービーみたいな邦題はなんとかならなかったんだろうか(笑) スター・ウォーズの「ATTACK OF THE CLONES」が「クローンの攻撃」と訳された時ゃ SW信者の私でも開いた口が塞がらなかったものだけど、 今回のダサさは映像とのギャップもあいまってあれ以来のショックかもしれません。 しかし、最近はクローバーフィールドやT4、果ては第9地区にいたるまで ドキュメンタリー風のタッチで撮影されたジャンル映画が多いですね。 カメラの手ぶれを積極的に使い色調を抑え、光源数を減らした乾いた肌ざわりが渋いです。 こういった克明な戦闘映像は、プライベートライアンの撮影監督ヤヌス・カミンスキーが考案し ブラックホークダウンあたりで頂点に達したようですが、ハリウッドでもだんだん慣れてきたのか ジャンル映画で使われるまでに降りてきたのが嬉しいです。 911やイラク戦争以後にアメリカ人のリアリティが変質したからというのも 関係してそう。 最近の映像を知ってると、90年代後期のCGを売りにしたジャンル映画はかなりチャチな ままごと感があって、あの頃は過渡期だったんだなぁ・・・と思い知らされる今日このごろです。 まああれはあれで試行錯誤感が伝わって好きなんですけども。 そんなご時世の中では、「アバター」での間接照明やフィルターを多用した人工的な色彩は むしろ90年代風で懐かしく、古強者的な映画だったのかもしれません。 |
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《風見鳥 渡》
どうも、「墜落天使」のクオリティアップのための作業を続けている風見鳥です。 とはいっても主に頑張っているのは光年で、ぼくはサポートなのですがw 現在は立ち絵を見直し、修正を行った上でスクリプトの微調整を行っています。 いやぁしかし立ち絵の多いこと多いこと。いま作業が半分ほど終わっているのですが、ゲームに未使用の物を含めると今で軽く4000枚を超えてます。作業を完了させたら8000枚はいくか? まあぼくらが使っている立ち絵は大きさが大・中・小の三種類があるせいでカサが増えているとはいえ、多すぎではないかこれ?w 長く作っていて必要な表情や立ち絵が増えたせいなわけだが、すごい数だわ。 で、実際に使われる立ち絵は3000枚に少し届かない数。いやぁ~なんか実際数えてみると使われなかった立ち絵がもったいなく感じてきたなぁ。なにかに使えないだろうか。 話は変わりまして、うわさになっていた「らんだむダンジョン」の新しいバージョン「らんだむダンジョンVer141」がアップされました。 主な内容は裏ダンジョンのイベント強化や、スキルのバランス調整(新スキルもアリ)、バグ取りなどなど。 それで序盤遊んでみた感じ、さっそう増えた宿屋イベントを楽しめました。また、新たな敵の気配も感じられまして、またまたダンジョンに潜る作業が始まりそうですw しかしまあ、作者本人がゲーム内で語っているようにRPGツクールの限界が迫ってきているせいか、ゲームの動作がすこしモッサリしている感じがします。いやまあここまで長く作るなんてメーカーは想定外だったのだろうけれども。 ゲームはこのバージョンではまだ終わらないような気配なので、まだまだ楽しみは終わらなさそう。 しかしまあ、ここまでくるとアイテムの数が膨大になって、あらためて遊び始めると把握しなおすのが大変だなぁw まあともかく、まだ遊んだことがない人はやってみてください、お勧めです。 |
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《森 光年》
用がなくても暇さえあればあっちこっち出かけてないと死にそうになる体質の私なんですが、ここのところは『墜落天使』の詰めの作業に追われ、ろくすっぽ遠出できておりませんでした。 で、先日ひさしぶりに心斎橋界隈まで自転車を飛ばしてきたんですが、あれですか。私がちょっとした浦島太郎状態だったあいだに世の女性たちのあいだではフリルいっぱいの黒スカートに黒のニーハイソックスを合わせるのが流行しているんですか。 あまりにも頻繁にそういう格好の人に遭遇するもんで、最初はどこかでゴスロリかパンクのイベントでもあるのかと思ってしまいましたが、よくよく見るとどうも一般女子がゴスの定番であるそのスタイルをしているようなのでびっくり。 そういえば今年の春ごろ、80年代の魔法少女アニメみたいなひらひらスカートが一瞬だけ流行ろうとしてすぐ消えたことがありましたが、あれが黒になって戻ってきたということでしょうか。 女性の流行というのは面白いものです。 そんなわけで森光年なんですが、世界的なヒップホップDJにして音楽プロデューサーのカニエ・ウェストが2年ぶりのニューアルバム『マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー』を来週、11月17日にリリースする予定になっておりまして。 心斎橋のアメリカ村では早速そのアルバムの曲を店頭でガンガン流しているお店もあったりして注目度の高さをうかがわせましたが、新譜の発売に先立ってカニエが自ら監督したというPV……というのかなんというのか、ニューアルバムの収録曲を使用した短編映画のようなものが公開されております。 Kanye West - Runaway (Full-length Film) (YouTube) 夜の森で謎の鳥女(モデルのセリータ・エバンクスの肉体美が圧巻)を拾ったカニエが、彼女のためにあれやこれやするのだけれど……という幻想的な不条理系作品で(冒頭に先日生産終了したばかりのランボルギーニ・ムルシエラゴが大爆発するシーンがあるのがタイムリー)、衣装を気鋭のNY系デザイナーであるフィリップ・リムが手がけていたりしてたいへん豪華なんですが、なにしろ30分以上もあるのでよっぽど興味のある人だけご覧いただければと思います。 で、ここではその映像から切り取られた『Runaway』という曲(映像と同タイトルのこれがたぶんアルバムの代表曲的な位置づけなんでしょうね)が流れるパートだけ貼りつけておきます。 Kanye West - Runaway (Video Version) ft. Pusha T まず、なんといっても黒いバレリーナたちの筋肉の躍動と鍛えあげられた所作に目を奪われてしまいますね。みなさん腰まわりがやけに色っぽいのはカニエの趣味でしょうか。 ともかく、この『Runaway』をはじめ映像に使われている曲はどれもスケール感の広がりが素晴らしく、ヒップホップの人でありながらラップでなく歌を唄うという新展開でファンをあっといわせた前アルバム『808s & ハートブレイク』の路線を継承しつつ深化させ、あらたなカニエワールドを確立しております。 それにしてもカニエ、気のせいでしょうか『808s & ハートブレイク』のときとくらべて唄がうまくなっているような(ラップはあいかわらず下手なのに)。 2年のあいだ、地道に練習を重ねていたんでしょうか。いくら音楽性がエレクトロに急接近しているとはいえ(これはヒップホップ界全体の傾向でもありますが)ルーツはDJなんだから力のいれどころを間違えないでほしいものです。 ともあれ『マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー』、いいアルバムになりそうですね。 ちなみに、くだんの映像が収録されたDVDの付いた限定版も12月1日に発売されるそうです。 |
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《大浜サキ》
10月に終わったアニメを2つほど消化したので今回はその感想でも。 ・ 学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD ☆☆☆☆☆ 学園、ってついてますが舞台が校内だったのは結局2話まで。 あとは転々と逃げつつ闘ったりトラブルに見舞われたり、王道を行くゾンビ物でした。 パンデミック的なパニック描写や、素人が知恵を巡らせ武装する「僕らの七日間戦争」的な楽しさ、 時おり映される国家の破滅、ゾンビそのものより人間側の不手際によって崩壊していく状況など、 映画「ゾンビ(DAWN of the DEAD)」のロメロ的お約束に沿った魅力がたまらない一本でした。 それだけでなく、美少女たちの超人の域に達した戦闘シーンや、 常に下心満載のカメラアングル、主人公を取り巻くハーレム描写など 日本のアニメらしいサービスもたっぷり。 画面内を乱れ踊るおっぱいの隙間を銃弾がすり抜けていく「おっぱいマトリックス」など、 もはやエロなのか燃えなのかギャグなのかさっぱりわかりません(笑) っていうか、荒木監督がこんなにエッチな人だとは知らなかったよ! (デスノートの時はセーブしてたんですね) それに、“オタメガネ”こと平野コータの活躍ぶりも見逃せません。 普段は卑屈で縮こまってる彼が、軍オタ知識を活かせる状況に面したと見るや ギラついた笑顔になって活躍するさまは、サエない男子なら一度は夢見たであろう “非常時下で活躍するオレ”妄想を刺激してやみません。 いやもう、ゾンビまでパンチラ全開で色んな意味でサービス満点、 ごちそうさまな作品でございました。 しかし、最終回は完全に「俺たちの戦いはこれからだ!」でしたね。 しかもゾンビ物お約束のショッピングモールを目前にして終わりとか・・・ これからが本番じゃないですか。 原作は連載が止まりがちでストックがあまり無いそうだけど、 何年かかってもいいからぜひ続きを作って欲しい、そう思わせる作品でした。 ・ 会長はメイド様! ☆☆☆☆ パーフェクトイケメンを通り越してギャグになっちゃってる碓氷君と、 男子多数の高校で鬼神のごとく敏腕を振るうツンデレ生徒会長とが くり広げるドタバタコメディ。 こっそりメイドカフェでバイトしてる会長を、碓氷君がいじってドキドキさせるのが 基本のアニメですが、会長が漢らしくトラブルを解決していくさまも胸がすくように 心地良く、毎回水戸黄門のような安心感を持って楽しめる作品でした。 しかも毎回店のイベントで違ったコスシーンが入るというサービス付き。 一見女性向け作品のようですが、わりと男女共に萌えられる作品だったのではないでしょうか。 2クールの間、溜めに溜めたデレが満開した最終回は、あまりの可愛さに悶絶しそうになりました。 しかし26話かけてもまだ自分の気持ちに気づかない会長の超鈍感さといったら・・・! カップルらしくないどつき漫才を演じ続けた「ラブ☆コン」ですら20話位でくっついたというのに。 原作もまだまだ続きそうなので、こちらも続きが待ち遠しい作品です。 上記とは関係ありませんが、そういや冨樫義博の「レベルE」がアニメ化するみたいですね。 原作は2ページに渡って活字だけが続いたりする事もあるマンガなので かなりムチャな企画だと思うものの、どーやってあれを映像化するというのか。 それだけでも注目していきたいと思います。 |
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《風見鳥 渡》
冬コミ落選の知らせを受けましたが、委託にこぎつけることが出来ました、どうも風見鳥です。 サークル「WoS」こと、その主催者である弐号さんとはコミケ会場でサークル同士が偶然に二度ほど隣り合ったことが切欠で仲良くなりまして、作ったゲームを交換し合うようになったのですが、今回は厚かましくもその奇縁に乗って委託させてもらえることになりました。 かのサークルはぼくらと同じ「ヴィジュアルノベルゲーム」を作っておりまして、未完に終わって消えていくサークルが多い中、気がつけば数年来に渡る同志となっていましたw ちなみに、「WoS」作っているゲーム「マクスウェルの悪魔」は同人ショップに並んだことがあるので、もしかしたらご存知の人もいるかも? 残念ながら現在では絶版状態で、おそらく新作が出来るまで動きは無いと思います。 ・・・はやく続き作ってねw 話は変わりまして、もうすぐスタッフが再集結してつくられたリメイク作品「タクティクスオウガ 運命の輪」が発売されますね。 「タクティクスオウガ 運命の輪」の紹介記事 http://www.4gamer.net/games/116/G011621/20101102068/ かのゲームが発売されたのは15年ほど前。その前作にあたる「伝説のオウガバトル」は素晴らしい出来で、続編になる「タクティクスオウガ」を速攻で購入したのはいい思い出。 発売当時はその重厚な世界観やそれを引き立てるBGM、作りこまれたゲームシステムに、それらを土台にして作られた骨太な群像劇は今から思えば「本当にこれはSFCで作られたゲームか?」と思わせる奇跡的な作品でした。 しかし残念ながら一大矜持詩である「オウガバトルサーガ」シリーズは、発売製作した「クエスト」が消滅して発表する場を失い、スクウェアに吸収されてしまいました。 後にそのスクウェアから「FFT」が発売されるものの、俺が遊びたいのは「オウガバトルサーガ」なんだ! と心の中で涙したものです。 しかし、そんな「オウガバトルサーガ」がリメイクとはいえスタッフ再集結でつくられるとは! これは次回作へのフラグと受け取っていいんですよね! スクウェアエニックスさん! しかし、非常に残念なことにぼくはPSPを持っていない。冬コミの関係でお金がない。買えない・・・おお・・・おおお。 いやいいです、時間がかかっても買いますよぼくは、ええ。 |
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