《風見鳥 渡》
どうも風見鳥です。昨日はプロレス団体『紫焔』の興行が天王寺公園でありまして、二部に分かれていたことから後半の部を観戦しようと公園へ到着したのですが・・・。 遠くに見えるビル郡が霞むほどの、大阪市観測史上最大の豪雨に見舞われてしまいました(汗 当然というか、プロレスは中止。もちろん設営されたリングは解体もままならずスタッフ全員ズブ濡れになって対処に追われておりました。いやぁご苦労さまです。 興行は来週にも同じ場所でやるそうなので、今度こそ天気がよければいいなぁ。 さておき、話は変わりまして予約していた『ランス・クエスト』が届きました。 ゲームそのものより予約特典に目が眩んだオイラですが、まだ序盤ながらゲームを楽しんでおります。 それにしても主人公ランスはひどい!w この傍若無人ぶりは『バスタード』のダークシュナイダーを思い出させますねぇ。いや、ランスのほうがよりひどいな、エロゲ的に考えてw ゲームシステムのほうですが、珍しくフィールドやモンスターに3Dを使用しています。これまでずっと2Dでやってきたアリスソフトも時代の流れに逆らえなかったというところでしょうか。 ただ、やはり経験不足からかグラフィックはPSレベルとお世辞にもいいとは言えないところですが、そこはさすが老舗、BGMをFM音源を使ったような前時代的な雰囲気に仕上げ、バランスをとっています。 またゲームの難易度は高くてやり応えがありますが、かといってRPGが苦手な人でもがんばればクリアが出来るという当メーカーらしい仕上がりになっています。 作業ゲーになりがちなRPGですが、やりこみ要素もあり、ネットに繋げることで新しいシナリオを読み込むことも可能とゲームをクリアしても楽しめる仕様に好感が持てます。 そうそう、ぼくはランスシリーズを遊ぶのが初めてで、前作から続く登場人物たちの背景を知らないのですがゲーム内にある「まめ知識」で登場キャラの情報を見ることができ、戸惑うことはなかったですね。 コンシューマーのような大作の雰囲気はありませんが、丁寧に作られた、数年に一本あるかどうかの良作です。興味があるかたは遊んでみてはいかがでしょう? |
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《森 光年》
あいにくの雨の日曜、夕刻に大阪心斎橋のアメリカ村をぶらぶらしていたら三角公園に鈴なりの人だかりができておりまして。 アメリカ村のシンボル的存在である三角公園こと小津公園(といっても初見の人は、ここが公園? と目を疑うこと間違いなしのこじんまりとした角地の広場みたいな場所ですが)、そこを見おろすビルの壁面には巨大スクリーンが設けられていて音楽のPVなどを流しているのですが、実はそのスクリーン、せり上がるとその裏からちょっとしたステージが姿をあらわす仕掛けになっているのです。 で、そのステージではたまにアーティストの人がライブをすることがあり、そのたびごとに三角公園に人だかりができるので今回も誰か来るんだろうなあ、と思っていたら……ミルキィホームズ(の主役の声優さん4人)のライブが始まりました! ミルキィホームズ「Colourful Garden」ちなみにこの曲は披露されてませんでした! そんなわけ森光年なんですが、なんでもミルキィーホームズのサマースペシャルという特番が大阪で放映されることが決まったので、その番宣のために短いライブがおこなわれたようですね。そんな現場に偶然居合わせるとは、鷲巣さまなみの剛運としか言いようがありません。 告知があったのは三日前というゲリラ的なライブだったようですが、三角公園には大勢のファンの人たちが駆けつけており、サイリウムをふり、声をはりあげての熱狂ぶり(ちゃんとオタ芸を披露している人もいましたよ!)。 番組終了から時がすぎ、直後に例の魔法少女アニメがスマッシュヒットしたこともあってすっかり影の薄くなっていたミルキィホームズですが、まだこんなにも熱い想いを胸に秘めた同志たちがいたのかと思うと感無量です。 それにしてもミルキィホームズの人たち、あの日は上の動画の色違いの衣装でなく探偵学院の制服を着ていたのはなぜだったのでしょう。YouTubeにアップされている各地でのライブ映像を見ても制服姿のものはひとつもないのですが。いつもの衣装はクリーニングにでも出していたのでしょうか。 ともあれくだんの特番ですが、関西では8月27日の土曜日(明日です!)深夜3時28分から放送されるそうです。 ちなみに、先行しておこなわれたプレミアム上映会ではミルキィホームズ第二期の製作が発表され、さらにはグッドスマイルカンパニーがアンリエットさまこと怪盗アルセーヌのフィギュアを来年一月に発売するとのことで、ここへ来てやにわに動きが活発になってきました。 グッスマはミルキィホームズのスポンサーでもあるので、いつかはアンリエットさまを立体化してくれるはずと信じておりましたが、それから幾星霜、待ちに待たされましたがついにやってくれましたね。しかも、ねんどろいどでもfigmaでもない本気のフィギュアで! 完成済み美少女フィギュア界の頂点に君臨するグッスマですから造形は非のうちどころなく(個人的なことを言えば、若干下半身がスリムすぎるかなという気はしますが)、なによりグッスマの美少女フィギュア最大の魅力であるところの顔の造形が今回も素晴らしい。本編におけるアルセーヌの妖艶な魅力を余すところなく再現しています。 こうなれば次はぜひアンリエットさまを! と期待したいところですが、まさか主役の四人をさしおいて立て続けにというわけにもいかないでしょうねえ…… |
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《大浜サキ》
長らく企画が進められていたカルトSF映画の金字塔「ブレードランナー(1982)」の新作ですが、 生みの親であるリドリー・スコット自身が監督をつとめることになったそうです。やっほう。 「ブレードランナー」新作、リドリー・スコット本人が監督へ! 私自身はブレラン新作の話を聞いても、 かつてのSFXマンも監督も音楽もデザイナーもかかわっていないとなると まったく興味が沸かない・・・というかむしろやめてくれー、って感じだったのですが、 スコット監督自らがメガホンを取るとなると話は別。 約30年の時を経て復活するあの世界観に心は高まるばかりです。 これで新作にもシド・ミード(デザイン)が来たりなんぞしたらもう最高なのですが。 ちなみに私は、いくつか出ているブレードランナーの版のなかでは、ご多分にもれず 「ディレクターズカット/最終版」を推します。これ以外考えられない。 「無印」版は、分かりきったモノローグをぐだぐだと付け加えたうえ、シャイニングのボツフィルムで 作った、ハッピーエンドであるかのようなラストが蛇足。 「完全版」は、タイレル社社長の目潰しをはじめ、無駄にグロテスクなシーンが増えてるだけで 物語は変化せず、あぁカットされてて正解だわ、と思う他ないです。 そして「最終版」。この版にのみ存在する、 主人公デッカードが母のピアノを弾きながらユニコーンの夢を見るシーンは、 無印版の一見意味不明な伏線の数々に対する答えになってます。 また、最終版の思いきった幕切れのシーンは、 この先この物語には語るものなどなにも無いということを示していました。哀しいのに清々しい。 SFファンでブレードランナー見てないって人もそう居ないとは思いますが、 まだの方は、ぜひ「最終版」を! (DVDでは内容的に「ファイナル・カット」というのがこれに当たるようです) しかし、エイリアン5をベースにした「プロメテウス(原題)」といい、今回のブレラン新作といい、 続編ものに興味の無かったリドリー監督が次々とリメイク(?)に乗り出してるのは どういう風の吹き回しなんでしょうね。 リドリー監督からしたら、自分の作品がいじくり続けられるのを見て「ええいっ、俺に貸せっ!」てな 気分なんでしょか。 ともあれ、プロメテウス2部作に続いてブレランの新作もあるとなると、 そのワクワク感だけでも向こう数年は生きていけそうですw というわけで旧作のエンディングテーマでも。 今聴いてもヴァンゲリスの旋律は様々な感情を湧き上がらせてくれます。 |
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《風見鳥 渡》
どうも、コミケへ行かれた方ご苦労様でした。今年は震災があって来場者数が去年と比べて減りはしたものの、予想されたよりも多く人が入ったようでなによりです。 ぼくらの方は滞りなくコミケを終える事ができました。あえて悪かったところを言うなら会場を見て回る時間が遅くなってしまったので、よさそうな同人ゲームが売り切れていたのが残念だったくらいでしょうか。 さてさて、今日は光年と大浜とでコミケの打ち上げにと百貨店『伊勢丹』にある、世界最高のチョコレート職人の一人が手がける店、『ジャンポール・エヴァン』へ行ってきました。 何度か光年はこの店に足を運んでいるのですが、ぼくは初めてなのです。 それで今回はケーキを買って帰るのではなく、店に備えられているイートインを利用することに。 光年から話を聞くところによると、いつもこのイートインに行列ができるほど人気があると言うので、人が少ないであろうと予想される正午すぎぐらいに行くことに。 そしてその予想は的中、並ばずに座れました。 さて、肝心のケーキ、というかショコラの味ですが、最高でした! 本物を知るというのはいいですね、世界が広がる感じです。 まあ、やはりというか少し値段は張りますが東京のピエール・エルメ(ぼくも行きました)より価格設定が低く目に抑えられていて、店も百貨店にあることから行きやすいと思うので、機会があればぜひ。 余談ですが、伊勢丹へ行きすがら、こんなものを見かけました。 ![]() ぼくが撮影したものではスケールがわかりづらいですが、高さが8メートルほどあるそうで、なかなかに迫力がありました。 調べてみるとNTTドコモがやっている超高速通信サービスの宣伝キャラクターのようです。 撮影していた時はまったく気がつかなかったのですが、これって金属で作ったのではなくて、風船だったのですね、よくできています。 関節の作りこまれていて、大浜が関心しておりました。 立っている場所はJR大阪駅構内にありますので、用事がある方は見に行ってみるといいかもです。 |
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《森 光年》
近畿ローカルのバラエティ番組『ちちんぷいぷい』のメインパーソナリティである角さんこと角淳一氏が9月末をもって降板するそうで。 近畿以外の方にとってはなんのこっちゃかもしれませんが、われわれとっては『いいとも』からタモさんが降板するくらいのビッグニュース、あるいは『ヒルナンデス』からナンチャンが降板するぐらいのビッ……あ、いやそっちのほうはそれほどでもないですね。失礼しました。 ともかく『ちちんぷいぷい』といえば番組開始以来12年、毎週月~金の夕方3時間(一時期などは4時間)にわたって放映されてきたモンスター番組であり、メイン司会の角さんはその顔ともいえる人物。いわば関西のお昼の帝王です(ミヤネはどうでもいいです)。 後継者である西靖アナが昨夏、60日間世界一周の荒行を成し遂げてひとまわり大きく成長したことで安心してバトンタッチできるようになったということなんでしょうか(余談ながら、その旅程をまとめたムック本もかなりの売れ行きだったようです)。 66歳という年齢を考えると仕方がないとはいえ残念です。おつかれさまでした、角さん。 そんなわけで森光年なんですが、三人でブログを回していることの弊害というべきか、大きなイベントなどがあると同じネタが連続してしまったりするのが難点なんですけども、かといって実際に行ってきた私がコミケのことを書かないというわけにもまいりませんので書かせていただきます。 まずはなによりブースにおこしくださった皆さま、足を止めて見てくださった皆さま、ありがとうございました。 『墜落天使』をお買い上げくださった皆さま、われわれの作品を気に入ってくださればさいわいです。また、ご意見ご感想などいただけましたら望外の喜びです。 サークル『WoS』のLPB弐号さま、いつもお世話になっております。『パティスリー ラヴィルリエ』の焼き菓子はお気に召しましたでしょうか? 次はおたがい、新作に関する何かを持ってコミケ会場でお会いしたいですね。 なにより今回はおとなりになったサークルさん『活動漫画屋』の夕街昇雪さんに大変お世話になり、また大いに勉強させていただきました。 ブースに来られた方一人一人に気さくに声をかけ、アメちゃんを配り、くれぐれも水分補給は忘れずにと送り出すその気配り。同人者のあるべき姿を見せていただいたような気がします。次回のコミケではとりあえず安易に形だけ真似るべくアメを買って行こうと思います! さて、そんなコミケ終了後、JR渋谷駅から歩いて(東京の複雑怪奇な地下鉄などおそろしすぎて乗れません!)青山まで行って来ました。 目的地は日本におけるピエール・エルメの1号店である『ピエール・エルメ・パリ Aoyama』です。 |
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《大浜サキ》
コミックマーケット80、お疲れ様でした。 私は今年も大阪で留守番でしたが、ネットに時々刻々とアップされる現地報告を見ながら あいかわらずの人出に圧倒されておりました。 特に今年は徹夜組が多かったみたいですね。(あまりいいことではないのですが・・・) 三日間合わせての全入場者数は去年よりは減ったものの、 スタッフ予想を超える54万人だったとか。 会場に足を運んだ方もスタッフの方々も、猛暑の中お疲れ様でした。 さてさて話は変わって、秋の映画の話題です。 今年の秋のジャンル映画対決は「ロサンゼルス決戦」VS「猿の惑星」だと思っていたのだけど、 とんだ伏兵がいたので予告を貼ってみます。 カウボーイ&エイリアン 公開は10月22日から。 ウエスタン物と侵略SF物との融合、というだけでも「なんじゃこりゃ!?」的な面白さが 先立ちますが、なんといってもキャストの凄さに驚かされます。 記憶喪失な主人公役に現007のダニエル・クレイグで、対立する保安官役にはなんと ハリソン・フォード。ぶっちゃけ超B級な題材なのに、なんて豪華なキャスティングなんでしょう・・・ この二人の男くさい競演を見れるだけでも入場料の元は取れるんじゃないかw 監督も「アイアンマン1・2」のジョン・ファブローときたら、 ケレン味のあるハッタリを効かせたショットを連発してくれそうです。 特にオーパーツ的な主人公の腕輪が次々と機能解除していくのは、ベッタベタ ながら盛り上がりそう。 アメリカでは「猿の惑星」が高評価でV2を達成したようで、本命は決まりかな?と思ってたのに こんな面白そうな映画があったとは。いやいや、わからなくなってきました。 それにしても最近は小説といいマンガといい、 「意外性のあるジャンル同士をくっつけて、いかに料理するか」が焦点になってる 作品が増えた気がしますね。 |
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《妥協倶楽部》
暑くて熱くてどうなることかと思いましたが(館内天井付近にはコミケ名物の雲が発生しかけていました)、今年も無事帰還できました。 会場にてお世話になった方々、ブースに足をはこんでくださった皆さま、ありがとうございます。お会いできなかった方も何人かいたのが残念でしたが、楽しいコミケでした。 それにしても二日目の終盤に館内放送で捜索願が出ていましたが、お孫さんと来られて会場で行方不明になったというあの80代の女性は結局どうなったのでしょうか。とても気がかりです。 万が一のことがあろうものなら今ごろ大ニュースになっているはずなので、ご無事だったのだろうと思いますが。 |
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《妥協倶楽部》
正式なお知らせが直前になってしまって申し訳ございません。 既報のとおり今年の夏コミは『二日目(土曜日)東地区 "V" ブロック 33b』です。 新作はございませんが、昨年の冬コミで領布しました『墜落天使』の完成版を持っていきますのでよろしくお願いします。 先のコミケでお世話になった方々や『墜落天使』をプレイしてくださった皆さま、どうぞ遊びに来てくださいね! (当日までこの記事が上に来るようになっていますが、ブログは更新してますのでよろしくお願いします) |
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《風見鳥 渡》
どうも、今日の晩には夜行バスの中にいる風見鳥です。 夏コミへ向かう準備があるので簡単に。 いつもコミケへ向かうときは小説を持っていくわけですが、今回はこれ↓ 『ログ・ホライズン1 異世界のはじまり」』 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4047271454/ref=as_li_tf_il?ie=UTF8&tag=minnanohima07-22&link_code=as3&camp=767&creative=3999&creativeASIN=4047271454 WEB小説『魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」』の作者が書いた新作です(といっても二巻目出てるけど)。 この本も、前作と同じでWEB小説から書籍化したものです。そのページはここ。 物語は、地球の尺度を半分にして再現しようという、ハーフガイアプロジェクトと呼ばれる企画が元のごく普通のファンタジーMMOが、一体どういうわけか異世界化し、ログインしていた日本人ゲーマー約三万人を取り込んでしまったというお話。 似た物語として『.hack』が挙げられますが、あちらはあくまでもゲームの舞台として描かれますが『ログ・ホライズン』は新たに創造された現実として描かれています。 いやーなかなかに面白いです。ゲームだった頃の法則と、現実化してリアルになった部分が溶け合って混沌とした世界に放り込まれた主人公、「腹ぐろ眼鏡」ことシロエが痛快な活躍をします。 とはいえ、物語はまだ序盤の終わりくらいで更新が半年以上止まっているようで、早い段階からこのWEB小説の存在は知ってはいたものの、完結していないので手を出すにはためらわれたのですが、書籍化が始まっていることを最近知りまして、だったら完結しないということもないだろうということで読み始めました。 ・・・それがまあ、見事に嵌ったということでw 前作でもそうですが、本来であれば力がすべてのゴリ押しの剣と魔法の世界であるはずの世界に、リアリティを持ち込むことで独特の世界感を作っています。 まあなにより、登場する人物たちがそれぞれ活躍する、ぼく好みの群像劇なのがいい感じです。 そうそう、今月末には三巻目が出るそうなので、また購入しようかなと思います。 |
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