《森 光年》
前回の記事のコメント欄にてサークル『project-kaguya』(『かぐやインパクト』の完成を心待ちにしております)の絵師であるコーモさんより、フランス菓子について熱く語るフランス娘が出てくるゲームとか作ってみたらどうよ? という天啓を授かったとことによりおおいにインスピレーションを刺激されまして。 フランス菓子といえばその華やかさやバリエーションの豊かさにおいて他の追随を許さぬヨーロッパ伝統菓子の王道。それを鼻にかける金髪パリジェンヌ娘に対し、銀髪クールなドイツ貴族の末裔娘が待ったをかける! なにしろドイツ語圏が誇るウィーン菓子といえば、日本ではいまいち知名度がないですがフランス菓子に負けず劣らぬヨーロッパ伝統菓子の双璧ですからね。ここは黙っておれぬわけです。 味も見た目も華やかなフランス菓子に対し、ウィーン菓子は地味ながらしっとりと味わい深く(美味しんぼでは京都の和菓子に例えていました)両者はまさに好対照。 たがいに自分たちの伝統菓子文化こそ最高と主張して譲り合わぬ両者は一触即発。そこに欧州を代表する美食不毛地帯でありお菓子文化もかなり不毛な(偏見かもしれませんが、ぱさぱさしたスコーンとか食パンにしこたまベリーを染み込ませたサマープティングぐらいしかお菓子がない印象)イギリス娘も乱入して……なんてことをすかさず妄想してしまった次第です。 すでに『墜落天使』でメインヒロイン四人中じつに三人が外国人(リョーコはハーフですが)という暴挙を強行してしまっている手前、またも外国人ヒロインだらけのゲームを作るのもあれなんですが、なんらかの形でこのアイデアを活かしたいです。 ちなみにイギリス菓子といえば、以前にもご紹介しましたが大阪ではイギリス出身のシェフの『ブロードハースト』というお店が有名でして。 ここのケーキはとても美味しいのですがシェフはフランス菓子の修行を積んだ人だったりします(大阪のフランス菓子の有名店『なかたに亭』におられたそうです)。 子供のころお母さんが作ってくれたイギリスの伝統菓子をイメージしている、ということなのでフランス風イギリス菓子というべきかイギリス風フランス菓子というべきか。味も見た目もとても独創的、しかもパンクやモッズ、ロックなどのイギリス発祥の文化をテーマにした商品名や店内の装飾もユニークで楽しいお店です(しかし、ニルヴァーナという名前のケーキはあるのにレディオヘッドがないのは残念)。 本店の立地はローカルですが、ミナミのど真ん中にチョコレート(とチョコレートケーキ)専門の姉妹店があるのでお近くにお立ち寄りの際にはぜひ。 とはいえ、時間に余裕がおありなら本店への来訪をお勧めいたします。内装が洒落ていて楽しいですし、なにより伝統あるミッション系の女学院と聖マリア大聖堂のすぐ近くという漫画のような立地ですので雰囲気が抜群なのです。すぐ近所にあるウィーン菓子の美味しいカフェ『ヴィーナーローゼ』もおすすめ。 そんなわけで森光年なんですが、大阪では先週放送された『ジュエルペット サンシャイン』の第25話に懐かしの映画『フラッシュダンス』のかなり忠実なパロディーシーンがありまして。 サンリオのキャラクター、ジュエルペットの販促アニメの3シーズン目である本作ですが、それでありながら堂々と子供たちをおいてきぼりにするその潔さ! なにしろ1983年に公開された映画ですから、小さなお友達どころか大きなお友達の大部分もついてこれなかったのではないでしょうか。 さっそく検証動画を作ってくれた人がたので、以下に貼り付けます。 |
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《大浜サキ》
前回更新からずいぶんと間が空いてしまいました。どうも大浜です。 関西ではタオルケット一枚で寝るのはだんだんつらくなってまいりました。 季節の変わり目に風邪などひいてしまわないよう気をつけたいものです。 さてさて、10月も迫ってきたのでTVアニメの新作チェックをば。 (カッコ内は関西開始日です) Fate/Zero 10/01(10/01) 本編より10年前の聖杯戦争を描くFateスピンオフ作品。 近年あちこちでカッコいい絵コンテを書きまくっていたあおき監督がufoの作画力を手に入れ、 虚淵玄本人が過酷な運命の脚本を書き、梶浦由記がヒステリカルな音楽で彩る・・・ このドリームチームで面白くならなかったら何が面白いのか。 制作のufotableがTVアニメに戻ってきたのも嬉しいです。 境界線上のホライゾン 10/02(10/01) ラノベ界最後の弾とも言われた本作は、サンライズ自ら映像化したいと申し出たとか。 サンライズがラノベ系の原作からアニメ化するのも珍しいけれど、 監督脚本も「咲」コンビと、これまた珍しい若手からの起用です。 演出も脚本もスピード感があり、フェティッシュな色気の強調も忘れない エンターテイメント性の高い作品になるのではないでしょうか。 persona4 the ANIMATION 10/06(10/07) 個人的にペルソナ3の外伝的作品「PERSONA -trinity soul-」は正直言って 退屈だったのでつい構えてしまいますが、今回はスタジオが違うので 期待してるところもあります。音楽がゲームと同じ目黒さんということは アトラススタッフの監修も今回は大目なのかな。 4はプレイしたことなかったので、ストーリーを知るには丁度いい感じです。 ラストエグザイル-銀翼のファム- 10/07(10/10) GONZOオリジナル作品の代表、LASTEXILEの続編。 今回の主役キャラは可愛い感じなのでスケール小さめなのかと思いきや、 PVを見たらCG全開で驚きました。おぉディーオもいる・・・ 監督は引き続き千明孝一さんなので壮大なイメージの演出はお手のものだろうけど、 GONZOと聞いて気になるのはやっぱり脚本の薄さ。 映像や音楽に負けないシナリオだといいなあ。てかそうじゃないとGONZOやばい。 UN-GO 10/13(10/18) 今期のノイタミナ枠。 坂口安吾の「明治開化安吾捕物帳」を近未来に翻案したほぼオリジナルアニメ。 安吾の小説は不条理ものばかり読んでて推理ものは触れたことがないのですが、 旧ハガレンスタッフによる演出は楽しみです。奇抜なイメージを見せてくれるかな。 しかし最近TVアニメは推理ものづいてますね。 ギルティクラウン 10/13(10/18) こちらもノイタミナ枠のオリジナルアニメ。 他国に占領された日本、レジスタンスの抵抗、与えられた「王の力」、ロボットバトル、と まるでコードギアスの同工異曲のようだけど、脚本に大河内一楼の名をみつけて納得。 監督は荒木哲郎さんなので冷徹な中にも熱さが光る演出になりそうです。 澤野弘之のサントラにも期待。 他にも、今期は 「侵略!?イカ娘」「灼眼のシャナIII (Final)」「機動戦士ガンダムAGE」などなど、 シリーズものも揃ってボリュームたっぷり。 個人的には浅香守生の「ちはやふる」と、板垣伸の「ベン・トー」も気になります。 しかし今期の話題作はなんと言っても世界8ヶ国語同時配信となる「Fate/Zero」でしょうか。 まさかガンダムの新作が陰に隠れるシーズンが来るとは思ってもみませんでした。 |
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《風見鳥 渡》
今朝の大阪はだいぶ涼しくなりました、どうも風見鳥です。この時期は雨が降るたびに気温が下がっていくと言われますが、度重なる台風の影響か一気に温度が下がった感じです。気がつけばもうすぐ今月も終わり。ああ、もうすぐ苦手な冬がやってくるなぁ、とほほ。 さておき、前から言っていた工作機械の新しいNC旋盤が勤め先の工場に入ってきました。 メーカーは『滝澤鉄工所』。世界シェアNO.1のヤマザキマザックやオークマなどと比べてワンランク落ちる機械工機メーカーと聞いています。 というか、どちらかというと手動で動かす汎用旋盤のほうが有名で、コンピューター制御のCNC旋盤が発達して汎用旋盤の製造から手を引く会社が多い中、現在では日本で唯一汎用旋盤を製造している会社だそうです。 そうそう余談ながら現在ではミーリング加工も出来るCNC旋盤(ターニングセンター)が主流になっており、プログラム作成支援ソフトもない旋削加工のみのシンプルなNC旋盤は一部の特殊な用途を除いて作られなくなっているそうで、けっこうレアな存在だとか。時代は進んでいるのですなぁ。 ちなみに、うちの会社がなぜターニングセンターを買わなかったかというと、単純な話、ミーリング加工を行うCNCフライスが沢山あるからです。 なので、無理に旋削とミーリング加工を同時に行う必要がなく、むしろ加工を別々の機械で行ったほうが量産には都合がいいので買う必要がなかったというわけです。 で、その結果、本体価格は500万以下。その昔は7、800万が当たり前の世界でしたからずいぶん安くなりました。 そんなわけで、その新しい機械(ちなみに機種はこれの中のTCN-2000旋削モデル)を操作することになったわけですが、さわってみた感じ、工場にある昔一世を風靡した旧・日立精機製の同等クラスのNC旋盤と引け劣らない感じです。 ただ、シンプルすぎて、芯押し台(ページ中ほど参照)は数値制御ではなく手動で固定。せり出すセンターのストロークも120mmと短く、刃物台の幅が約90mmであることを考えると、刃物の突き出し量は出せて20mmがいいところ。芯押し台を使った加工のときは、基本的に内径加工はあきらめた方がよさそうです。ほかの機種ではそんなことはないのかな? どうなんだろ。 来月にはヤマザキマザック製の旋盤が入ってきます。今の新しい機械でもお腹イッパイなのに、あのめんどくさい2スピンドルを扱えるんだろうか・・・。ぬおぉ胃がいてぇ(泣。 |
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《森 光年》
先月、私の地元の商店街に『beans poem』という小さなコーヒー豆の焙煎屋さんができまして。 大阪キタの福島で長らく喫茶店をしておられた老夫婦が始められたお店で、ブラジル、コロンビアなどのメジャーどころからルワンダやガラパゴス諸島(!)などのマニアックな産地のものまで豊富な品揃えの前をあつかっておられ、店内でコーヒーを飲むこともできます。 で、そのお店では現在、すべてのコーヒーが250円で飲めるというセールがおこなわれておりまして。なんと、あの希少な高級品種のハワイコナも250円で味わえてしまうのです! 一般の方にはなんじゃそりゃって感じだと思いますが、これはコーヒーマニアにとっては鼻血ものの事態です。なにしろハワイコナは美味い。そして高いのです。 そもそもハワイコナを扱っているカフェ自体が少ないのですが、心斎橋の超有名店『Le Premier Cafe』(余談ながら、このお店の二号店は島田紳介がオーナーでこのところテレビにけっこう映っていた安藤忠雄設計のビルにあります)では一杯800円、私の行きつけの『Mole hosoi coffee』では750円で提供されています。ビーンズポエムさんでも普段は700円です。 あのコーヒーの最高峰ともいえる豊かな香気と味わい、そして希少性を考えれば妥当とはいえ、さすがにそうそう手は出せないお値段。それが今なら250円で! セールはいちおう10月10日までの予定だそうですので、かなりローカルすぎる立地のお店ではありますがコーヒー好きの方はお早めにどうぞ。コーヒー好きでない方も、この機会に是非。あなたのコーヒー観が変わるかもしれません。 そんなわけで森光年なんですが、先日、雨宿りついでにふらっと心斎橋の大丸北館に立ち寄ったところ、なんと一階のラデュレに生菓子(ケーキのことです)が! ラデュレといえば生地で何かをはさんである現在では一般的な形式のマカロンを1930年に世界で始めて売り出したパリの老舗(それ以前の伝統的なマカロンはあのさくさくの生地部分だけを食べるものだったそうで、もっと早く何かはさむことを思いつけよ! と昔のフランス人につっこみたい)。そのラデュレの大阪で初の店舗として二年ほど前にオープンしたのが大丸心斎橋店のラデュレでした。 といっても当初は期間限定のワゴン販売だったんですよね。その後ずるずると期間を延長し、なし崩し的に常設の店舗になったという。 ともあれ、大丸心斎橋店のラデュレではこれまでマカロンと焼き菓子だけしか取り扱っておらず関西のラデュレファンは残念がっていたんですが、どうやら9月25日までの期間限定で生菓子を販売しているようです。 とはいえ、現在では大阪駅前の三越伊勢丹の2階にもラデュレ(しかもカフェ併設!)ができ、そちらでは普通に生菓子も売っているのでさほどありがたみはないのですが、いちおう大丸心斎橋店限定の商品もあるそうですよ。 ちなみに、どの生菓子も900円近くしたので私は手が出ませんでした。夏コミのときに青山で食べたピエール・エルメの生菓子に匹敵する価格とは……というか、エルメより若干高いくらいじゃないですか。この値段では大阪のミナミで勝負するのはきついでしょうねえ。実際あまり売れていないのか、売り場のお姉さんも死んだ魚のような目をしていました。 ピエール・エルメといえば、氏はかつてラデュレの副社長をつとめていたらしく、そのせいかラデュレのマカロンはピエール・エルメのそれと似た系統なんですが(もちろん、斬新な素材の組み合わせからくる鮮烈さはピエール・エルメと比べるべくもなく、ラデュレのマカロンは良くも悪くも優等生的なんですが)生菓子の見た目もよく似ていましたね。 日本で食玩になったこともあるピエール・エルメの人気のケーキにイスパハンというのがあるんですが、それとまったく同じのもあったのには驚きました。 ダマスクローズの一種から名前をとったこのケーキ、フランボワーズ(ラズベリー)にライチという意外な取り合わせにローズの香りを組み合わせたエルメのオリジナルのマカロンをそのままケーキサイズに巨大化させたもので、フランボワーズもライチも丸ごとごろごろ入っていてとても美味しいのです。 見た目だけでなく味のほうもピエール・エルメに肉薄しているのであれば900円という価格もけっして高くはないのですが、はたしてどうでしょう。 興味のある方は挑戦されてはいかがでしょうか。 ちなみに、前回も書きましたが今週の水曜から来週の火曜まで(9/21~9/27)大阪駅前の三越伊勢丹の地下二階の催事に『ケ・モンテベロ』と『ラヴィ・ルリエ』が出店しますので、大阪で食べうるかぎり最高に美味しいケーキを食べたいという方はそちらもお見逃しなく。 |
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《大浜サキ》
最近TVをつけてると洞窟映画「サンクタム」のCMをやたら見ますが、 「ジェームズ・キャメロン製作総指揮」とか言っちゃって大丈夫かと思ってる大浜です。 かの人は監督やってないとあまりクオリティに反映されないと思うんですよね。 ストレンジデイズとかダークエンジェルとか、何回だまされたことか・・・ それはさておき、最近、映画「クロウ/飛翔伝説」のリメイク企画が進んでいることを知りました。 監督も決まっているので、わりとマジな話のようです。 でも、正直言ってこの作品がなぜリメイクされるのか不思議。 シリーズ1作目が製作されたのは94年でまだ全然風化しているわけでもないのになあ。 さらに、ブルースリーの長男ブランドン・リ-氏の遺作ということで、 半分伝説化している映画でもあります。 久しぶりのシリーズ続編、という話ならわかるのだけど。 ハリウッドもネタ切れということで、リメイクのサイクルが速くなってるんでしょうか。 作品の内容はダークヒーローもので、 荒廃と退廃を極めた都市で婚約者ともども殺された男が、カラスの力によって蘇り 一人また一人と復讐を果たしていき、やがて都市の暗部そのものと対決していく・・・ というものです。 ストーリーはよくある感じなのですが、 監督がミュージックビデオ畑出身とあってそのビジュアルイメージが素晴らしいです。 アンダーグラウンドの雰囲気たっぷりの舞台を、顔に不気味なペイントをした 不死者エリックが敵を追い詰めていく姿はカッコイイの一言。 ビルの屋上を滑空するカラスとともに駆け抜けて行くシーンや、 黒づくめのコート姿と二丁拳銃でボスの私邸に乗りむシーンなど、 役者の存在感も相まってどのカットも鮮烈です。 また、ブレードランナーの影響と思しき常に雨の降っている都市と、それを舐めまわす カメラワーク、流れているオルタナティブ・ロックなども雰囲気を盛り上げます。 要所要所で入ってくる詩的で哀しいイメージも、ただのバイオレンス映画の枠に収まりません。 この作品を撮ったアレックス・プロヤスは「ダークシティ」や「ノウイング」など一風変わった SFサスペンスを作り続けている監督さんですが、「クロウ」はそのデビュー作にして いまだに代表作と言っていい作品だと思います。 それだけに、CGをふんだんに使ってリメイクしたって1作目を超えることはなかなか難しい、 というかぶっちゃけ1作目を見た方が早い、と思ってしまうのですが、はてさて・・・ The Crow Trailer |
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《風見鳥 渡》
どうも風見鳥です。今日は通勤途中で『ツクツクボウシ』が鳴いているのを聞きました。大阪でアブラゼミ以外の蝉の鳴き声を聞いたのは久しぶりな感じです。 あの独特な泣き声にしばらく耳を傾けながら、夏が終わる気配を感じておりました。 さておき、ぼくが本格的にオタクの道に入って間もないころに知り会った、10年来の友人の初となる単行本兼リプレイ本が刊行されたので、せっかくだからここで紹介したいと思います。 決戦! 本能寺 -新撰組、参る- Replay:天下繚乱RPG 天下繚乱RPGという、架空の江戸時代を舞台にしたTRPGのりプレイ本です。発売から気がつくと半月ほど経ってしまいましたがキニシナイ。 具体的には、『遠山の金さん』とか『水戸黄門』に『暴れん坊将軍』などなど時代劇の金字塔を再現して遊べたりできるゲームでして(もっとも、ぼくが初めてこのゲームで遊んだときは斎藤一をやりましたがw)、このリプレイ本はそのゲーム風景を収録して文章に書き起こした本です。 基本的に、天下繚乱RPGを遊んでいない人や、TRPGが未経験の人に配慮されていますので、TRPGってなんぞー? などと思っている人に雰囲気を感じてもらえると思います。 そうそう、このゲームの舞台は時空が歪みまくった江戸で、通常ではありえない時代の違う歴史上の人物が会合したりもするお祭りRPGですが、今回のこの本は題名を見てもわかるようにゲーム本来の舞台である江戸ではなく、こういうのもアリということで、あえて戦国時代に舞台を移してプレイしております。 ぼく的には、物語冒頭で信長が某乗り物に乗って登場した時点でもうお腹いっぱいになってしまいましたw このリプレイ本の中ではGMとして場を仕切っている華南はもちろん、その縁で知り合い、この本にプレーヤーとして参加しているイラストレーターである渋沢さんの二人が活躍しているのを読んでいるとなんとも不思議な気分になったりします。それにしても仕事でも相変わらずすぎる二人だわ~。 いやいや、これからも応援しておりますよ華南先生w |
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《森 光年》
前回は開催期間が終わってからの事後報告になってしまいましたが、今回は事前にお知らせすることができました。 大阪のパティスリー界に燦然とかがやく双星『ケ・モンテベロ』と『ラヴィ・ルリエ』が今度は大阪駅前の三越伊勢丹の催事に出店します。開催期間は9月21日(水)~27日(火)、場所は三越の地下二階食料品売り場です。 いまさらいうまでもなくどちらもフランス菓子の名店中の名店ですが、とくに『ケ・モンテベロ』は大阪と京都のほぼ中間地帯(しかも最寄り駅から徒歩15分)というハードすぎる立地ゆえ、こういう機会でもなければその圧倒的に絶品なケーキを味わうことはできません。 大阪にお住まいの方、あるいは連休中に大阪駅周辺に用があるという府外の方、三越伊勢丹は駅と直結していますのでぜひ足をはこんでみてください。 地下二階には『ジャン・ポール・エヴァン』や『ピエール・エルメ』もありますのでフランス菓子の真髄に触れるよい機会かと思います。 そんなわけで森光年なんですけども、いろいろと書きたいことがあったので後回しにしているうちにかなり前のニュースになってしまいましたが、ジェイZとカニエ・ウエストというヒップホップ界の超大物ふたりがタッグを組んで新曲を発表いたしまして。 Kanye West, Jay-Z - Otis 最近なにやら二人してライブでラップをしている動画を公開したりして妙に仲がいいなと思っていたんですが、こういうことだったんですね。 ジェイZといえばモードオタクにとってのカリスマ的ブランドであるメゾン・マルタン・マルジェラの服を愛用し、自身の曲中でも「俺はマルジェラの服を着ているぜ~!」とラップしたりしているモード好き。一方のカニエといえばパリコレのランウェイ見物に日参してモード界へと熱烈なラブコールを送り続けた末にルイ・ヴィトンとのコラボを実現させたという有名なモードオタク、という二人なので気があったのかもしれませんが、それにしても豪華すぎる競演です。 しかし、PVでカニエとジェイZが楽しそうに切り刻んで乗りまわしているこの車、遠目にベンツかと思ったんですがエンブレムが例のあの昔の戦闘機の照準みたいなあれじゃありません。 Mを二つ重ねたこのマーク、もしやと思ったんですが……やっぱりベンツの最高級ライン、マイバッハじゃないですか! へたしたら1憶円をオーバーする車になんてことを! 本物のマイバッハではないと思いたいところですが、動画の最後の一文によるとPVのこの車はオークションに出品し、売り上げは西アフリカの干ばつ被害の復興支援に充てられるとのこと。 欧米の成功者たちのチャリティー精神には心から敬意を表しますが、オークションで他人の手にわたることを想定しているとなると偽物じゃまずいわけで、やっぱり本物のマイバッハを切り刻んだろうなあ…… まあ、たとえばジャミロクワイのジェイKなんかはそれほどのヒット曲もない状態が長く続いているにもかかわらずいまだ四十数億円もの資産を保有しているそうですから、現役のアーティストとしては世界一成功している部類に入るカニエとジェイZにとっては、たかが1憶円のマイバッハを切り刻んだところで痛くも痒くもないのかもしれませんが…… それにしたってとくにカニエは、以前に公開した自作の短編映像でもランボルギーニ・ムルシエラゴを爆破するシーンを撮っていたりして(あれはさすがに本物を爆破してはいないと思いますが)超高級車に対する扱いがひどいと思います。 そういえば『Diamonds From Sierra Leone』(名曲)のPVでも宝石店のショーウィンドウにポルシェで突っ込んでましたし。 |
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《大浜サキ》
関西では大型台風が去ってから朝方・夕方がひんやりとし始め、だいぶ 過ごしやすくなったと思ってたらまた暑くなってまいりました。 九月に入ったとはいえまだまだ残暑はきついですね。 さておき、最近録画用DVDの扱いに困っています。 地デジ化の直前にテレビが壊れるという偶然によってテレビと録画機を 地デジ対応に買い替えたわが家ですが、 ハイビジョン番組を録画する時のDVDの規格が不便で閉口しました。 特に、アナログ時代に重宝したDVD-RWにデジタル番組を焼いた場合、 他の再生機ではほとんど再生ができないというのが不便で不便でしょうがない。 アナログ時代はRWでもそんなことはなかったのですが・・・ どうもハイビジョンになってから再生機に「RW Compatible」のロゴが無ければ 対応できないみたい。友達とDVDの貸し借りができないじゃん。 というか、するなということなんでしょうかこれは・・・ アナログ時代ですら思ったことですが、技術が上がったのに できてたことができなくなるのはやめてほしいなあ。 そんなわけで、仕方なく以前は眼中に無かったDVD-Rを買いに行ってまいりました。 海外製は焼いた直後に読めなくなるとか1~2年ぐらいしかもたないとか聞くので 狙うは日本製一択で。 ネットで評判をググってみたら、品質がいいのは マクセル、TDK、太陽誘電、三菱 というあたりでした。次点はビクター。 マクセルとTDKはVHS時代に信頼して使っていたのでさすがメディア屋という感じ。 もっとも、日本製のものはラベルが違うだけで中身は全て太陽誘電という話もあるみたいです。 で、梅田のソフマップに行ったら太陽誘電の殻付き21パックが安かったのでそれを買ってきました。 どこでも太陽誘電がイチバンと聞きますが別に高いわけでもないんですね。 それにしても、アナログ時代に買い溜めたこのRWの山はどうしたものか。 はやく再生機でもデジタル番組入りRWがOKな環境が普及してほしいものです。 |
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《風見鳥 渡》
先週に天気がよければいいなぁ、と言っていたのに台風が来襲してきました。・・・フラグか! フラグを立ててしまったのか俺は!? そんなわけで見事にプロレスは中止になりました、どうも風見鳥です。 いやはやすさまじく雨が降りました。特に三重県ではすっかり水没してしまったところも。 なんでも、三重はもちろん奈良や和歌山で大阪市の年間雨量に匹敵する量をたったの三日で 満たしてしまったとか。にわかに想像できない事態です。幸いというか、山に囲まれた大阪府内は比較的穏やかに済みましたけれども、先週のゲリラ雷雨といい、激烈な天候が続いておりますなぁ。 今週日曜にはプロレスが・・・やっぱり言うのはよそう、またフラグが立ったらかなわんw さておき、ところどころで話題になっていますが、今日ドラゴンクエストの新作発表がありましたね。 それがまあ、どうやらネットゲームのようで・・・。 同社のMMOであるFF14は発売したもののまだまともに稼動していないせいか、このドラクエも否定的な意見が多い感じ、というか株価まで下がってるし(汗 まあFFの件がなくてもドラクエがネットゲーム? と疑問符がついてしまいますが、どうなるんでしょうか。 そもそも自社でFF11という成功したMMOがあるわけですが、それとどう差別化するのか興味深いところです。ヘタをするとドラクエの皮を被ったFF11になりかねないしねぇ。 一体どんなゲームになるのか、注目したいと思います、wiiもってないけどw |
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《森 光年》
ミルキィホームズの特番、観ました。ハイテンションなどたばた騒ぎを存分に堪能できて大満足でした。ありがとうございます。 レイモンド・チャンドラー好きの私としては、表題の元ネタが『長いお別れ』だったり(表記が村上春樹版の『ロング・グッドバイ』だったのは清水訳信者としては納得できないところですが)、同作中の有名な一文「さよならを言うのはわずかのあいだ死ぬことだ」のパロディがここぞという場面で使われたりしていたのが嬉しかったですね。 アイドルとなったレギュラーキャラの一人が舞台で歌唱するシーンにやけに気合が入っていたり、さよならドラえもんのパロディがあったり、ミルキィホームズの四人の役立たずぶりに磨きがかかっていたり、その四人に対するアンリエットさまの世話焼きっぷりがあいかわらず素晴らしかったりと目一杯盛りだくさんで30分でした。 いきおいで押し切っていると見せかけてじつは緻密な構成になっているところもあいかわらずで、二期への期待が膨らみます。 そんなわけで森光年なんですが、台風がまさに関西を直撃しようとしているこんなときになんですけども、ここのところ小さなネタのストックが溜まっているのでつれづれなるままに書き連ねていきたいと思います。 アイマスはよく知らないのですが、面白いですアニメ版。ステージのシーンの完成度の高さに溜息が出ます。 3DCGを使ってアイマス風にキャラを踊らせるアニメが近年多く見られるなか、あえてCGを使わず手書きで勝負するあたりに本家としての矜持を感じます。 が、しかし、それにしてもプロデューサーさんのネクタイの短さが気になって仕方がない! モブのサラリーマンの人たちも同じような長さに結んでいるので、アイマスの作品世界ではあの長さが標準なのかもしれません。 そんな世界に生まれなくてよかったと心から思います。いくら魅力的なアイドルの人たちがいるとはいえ、あんなみっともない長さにネクタイを結ばないといけないなんて耐えられません。ネクタイはやっぱりベルトにかかるぐらいの長さが美しいと思います。 新しい仮面ライダー、主人公の髪型やキョーダインのスカイゼルにしか見えないライダーの頭部の造形はつっこんだら製作陣の思うつぼなのでつっこみません。 が、某所で見かけた「史上初“宇宙飛行士ライダー”が登場!」というキャッチコピーは承服しかねる! 惑星開発用サイボーグだった仮面ライダー スーパー1は黒歴史ですか!? まあ、たしかにスーパー1は宇宙には行ってないので宇宙飛行士ライダーとはいえないかもしれませんが…… それにしても惑星開発用サイボーグにして赤心少林拳の達人、という設定の欲張り感はすごいですよねスーパー1。 さらには色とりどりで機能充実の付け替えハンドに白バイのようなごてごてしたバイク、そしてなによりプレスリーのような銀色のビラビラ! あのむやみなまでのゴージャス感は80年代という時代のなせる業だったのでしょうか…… |
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