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イベント目白押しながら雨に呪われた10月でした
《森 光年》
ハロウィン本番は来週の火曜ですが、昨日の夜はフライング気味に仮装して町に繰り出してまいりました。
仮装といってもタキシードにドクロの仮面という簡素なもので、最寄り駅から馴染みのバーまで歩く程度でしたがハロウィン気分を味わえて楽しかったです!

土曜の夜とはいえ台風がじわじわ接近している中、今年はさすがに盛り上がらないかと思っていましたがそんなことはありませんでしたね。
夜はほとんど雨が降らなかったのも神の計らい…いや、時期が時期だけに悪魔の計らいでしょうか。

大阪ではやはり心斎橋のアメリカ村、三角公園近辺が仮装の人たちが集うスポットになっており、それが終電間近になると心斎橋筋商店街まであふれ出て来る感じでしょうか。
私は電車のあるうちに帰りましたが、そこからきっと朝まではしゃぐんでしょうね。

今年もゴスロリからアニメ、アメコミ、よくわからない扮装までさまざまな人を見かけましたが、今年はとくに海外の人たちが多かった印象。
欧米系らしき一団がDCやマーベルのヒーローたちの格好で歩いていたりして迫力がありました。さすがは本場の人たち。
今年は夜もまだ浅い時間帯には仮装した子供たちも多く見かけて、ハロウィンの本来の姿を見た思いがしましたねえ。

ダースベイダーの格好をした小さな男の子がライトセイバーを振り回しながら歩いていて、微笑ましいなあと思っているとさっと親御さんの足元に隠れられてしまい、そういえば自分は今タキシードを着たドクロだったと思い出したり。
通り過ぎざま「ハッピー・ハロウィン!」と声をかけたら小さな手を一生懸命に振って見送ってくれました。かわいい。


そんなわけで森光年なんですが、ちょっと前の話になりますが大阪は梅田の阪急百貨店で行われていた『阪急英国フェア』に行ってまいりました。

10月の11日(水)~17日(火)まで行われていたこのイベント。今年で50周年を迎えるという歴史ある催事だそうですが、これまで噂は耳にしつつも行けないでおりました。
百貨店の催事の常として期間が一週間と短く、例年、気がつけば終わってしまっている感じだったんですよねえ。
今年は谷町六丁目のトリントンティールームのオーナーさんから「もう行かれましたか?」と言われたこともあり、大雨の中ではありましたが一念発起して出かけてまいりました。

一言で感想を述べるなら、「なぜこのイベントの会期が一週間なのか!」に尽きます。
梅田阪急9階の広いイベントスペースがお茶とショートブレッド(イギリスの代表的な伝統菓子)であふれかえり、英国老舗の茶器が現行品もアンティークもずらずら。
1910年ぐらいのエインズレイのカップ&ソーサーなんてものが当たり前のように売られているんですよ! 興奮が止まりませんでした。

余談ではありますが、エインズレイは英王室で愛用されている茶器でして。
よく「英王室御用達」といいますが、あれはイギリスの経済に貢献している企業に与えられる栄誉の称号のようなもので実際に王室で使われているかどうかは無関係なんですね。
その点エインズレイはロイヤルファミリーが実際に使用しているのですから格式がちがいます。

さておき、お茶とお菓子と茶器のほかにも英国の雑貨、服飾品、アクセサリー等々のブースがこれでもか! と並んでおりまして。
とくに予備知識もなくお散歩気分で出かけた私は完全に不意を討たれてしまいました。
とても1~2時間の滞在で味わいきれるイベントではありませんね。来年は十分な時間と資金を準備して臨まねばなりますまい。

会場のほぼ中央には1949年式のロールスロイス シルバーレイスが飾られておりまして、そのすぐ目の前に英王室御用達を授与されている酒類商『ベリーブラザーズ&ラッド』がブースを出してました。
やはりイギリスということでスコッチを販売していたのですが、信じがたいことに21年物のシングルモルトなどが900円程度の値段!
たまにしかスコッチを飲まないので詳しくはわかりませんが、バーで21年物など飲んだら1ショット数千円は覚悟しないといけないんじゃないでしょうかねえ。

せっかくなので大好きなハイランドのスコッチ、それも王室御用達のロイヤルブラックラの19年物をいただいてきました。
百貨店の催事ということで飲み方の指定ができるかどうか不安でしたが、トゥワイスアップ(ウイスキーと水が半々)でお願いしたら熟達のバーテンダーのような雰囲気の方が快く提供してくれました。

ハイランドらしい優しさに樽の風味が加わって複雑玄妙。しかしどこまでもクリアで一点の濁りもない。
至福の一杯でした。

そんな最高の美酒をロールスロイス シルバーレイスを眺めながら飲めるんですから、まさに夢のようでしたよ。
シルバーレイスといえば私の大好きなレイモンド・チャンドラーの小説「長いお別れ」に登場し、映画『007 スペクター』では砂漠の真ん中でボンドとボンドガールを迎えに来る車。
『スペクター』に登場したのは1948年製で会場に飾られていたものと一年ちがい。DVDで確認したら配色はまったく一緒でした。

当時の英国貴族が公用車として使っていたものが展示されていたようで、とんでもなく太いパイプを持ってますね阪急英国フェア。
こんな素晴らしいイベントになぜ今まで行かなかったのかと悔いるばかり。

来年こそは万全の備えをして楽しみつくす所存です。みなさまも是非!
 

雑記 | 2017/10/29(日) 12:45 | コメント(0) | トラックバック(0)

トゥー・ドア・シネマ・クラブ『What You Know』
《大浜サキ》
今回は北アイルランドのロックバンド、トゥー・ドア・シネマ・クラブ(Two Door Cinema Club)から一曲。
2010年のアルバム『Tourist History』より、『What You Know』のPVです。

Two Door Cinema Club - What You Know(Official Video)

TwoDoorCinemaClubの公式チャンネル

雑記 | 2017/10/26(木) 23:50 | コメント(0) | トラックバック(0)

日々雑感
《風見鳥 渡》
超大型台風が日本を横断しましたね、どうも風見鳥です。
大阪では電車が止まったり大和川が氾濫しそうになりました。
ぼくが住んでいるマンションはその大和川の周辺地域に属していまして携帯電話の非難警報が派手に鳴っておりました。
昨日に初めて自分の町のハザードマップを調べましたが、大和川が氾濫すると4メートル、つまりマンション1階部分と二階が床上浸水するくらい水没するとか、ひぇぇ。
まあぼくは4階に住んでいるので部屋自体の被害はなさそうですが、そうなったら間違いなくマンションからは出られない。
うーむちょっと真面目に非常食とか考えたほうがよさそうかも。

さておき、先週も書きましたがスーパーファミコンミニを遊んでおります。
このゲーム機はゲーム本来のセーブ機能とは別に、ゲーム機本体のリセットボタンを押すとゲームひとつにつき4つまでのデータを保存できます。
そしてそれだけではなく、五分間巻き戻しをしてリプレイとして流すことも可能な上、その中で好きなタイミングで再開することが出来ます。
これにより難しいアクションゲームで死んでしまったところを直前から何度もやり直したり、RPGで間違って購入してしまったアイテムを買わなかったことに出来たりします。
いやぁ、こういう巻き戻し機能があったらなぁと思ってはいましたが、本当にやってしまうとはw

あ、そうそう、このスーパーファミコンミニを遊ぶとき、実はひとつ問題が発生していました。
その問題とはズバリ

『PCモニターにHDMI端子が無く、ゲーム機が繋げられない』

と、いうものでした(汗
いやはや参りましたわ。最初は変換アダプターを使えばいいやと軽く考えていました。
が、このゲーム機はモニターと特殊な信号のやり取りをするらしく変換アダプターではゲーム機がまともに起動できないことが判明、とほほ。
もちろんリビングの液晶テレビにはHDMI端子がありますが家族が利用するものなのでいつも使うわけにはいかない。

なので新しいモニターを買うかどうか頭を悩ませましたが、そこでサブモニターを購入する事を思い至りました。
それで買ったものはこれ

TPEKKA 7インチTFT LCDモニター

モノラルスピーカーがついた7インチモニターです。
まあ価格が価格だけにチープな画質と音質ではありますが、かえってそれがスーパーファミコンには合っているようです。
スーパーファミコンが発売された当時では考えられないような大きな液晶画面で遊べる昨今ですが、これだとドットの荒さが悪目立ちしてしまいました。
まあ、当時は大きな画面で遊ぶことは誰しも一種の憧れをもっていたと思いますが、かなってみるとそんなに大したことはなかったですねw

とはいえ最近のゲームは現実と区別が難しくなっているような画像の物が登場していて、大きな画面で遊ぶにも問題ないのですから時代の差をひしひし感じる次第です。
そういえばぼく自身は据え置きゲームから足が遠のいてしまっています。
まあFF7のリメイクがPS4も出ますし、そのタイミングで買おうかしらん?

雑記 | 2017/10/24(火) 22:26 | コメント(0) | トラックバック(0)

黒猫のジンを使ったカクテル『トム・コリンズ』
《森 光年》
月末にはいよいよハロウィンですねえ。100円均一店等のハロウィンコーナーも年々拡大してますし、今年も盛り上がりそう。
あいにく本番は火曜日ですが、昨年のハロウィンも平日だったにもかかわらず大阪の中心街である心斎橋~難波界隈は仮装した人々で埋め尽くされたそうです。

かくいう私も10月最終週の土曜の夜に、ドクロの仮面とタキシードといういでたちで馴染みのバーまで心斎橋を歩くつもりでおります。
じつはこの日のために一年かけてタキシードに必要なパーツ(タキシード本体に加え、ボウタイ、カマーバンド、礼装用のサスペンダー、ウィングカラーでフリル付きのシャツ)を地道に揃えてきたんですよね。
ちょっとの距離を歩くだけですが、ハロウィン気分を満喫したいと思います。


そんなわけで森光年なんですが、先日、カクテルの名前を検索していてこんな面白いものに行き当たりました。

【カクテルを擬人化したゲーム『カクテル王子』がゲーム化! (RENOTE)】

カクテルをイケメンに擬人化した『カクテル王子』だそうです。

もともとキャラクタープロジェクトとして立ち上がったものがゲーム化したようで。
メディアミックス企画からスタートしたセンチメンタルグラフティやシスタープリンセスとおなじような経緯をたどったんですね。
……すみません、たとえが古すぎました。今で言うなら、けものフレンズですかね。

スコッチやジャパニーズモルトが若い人から注目を集めている昨今、それらウイスキーと同じくバーの花形であるはずのカクテルには一向に光が当たらず。
バーではほぼカクテルしか飲まない私としては、こうしたコンテンツでカクテルに関心を向けてくれる人が一人でも増えてくれると嬉しいですね。

そんなカクテル擬人化王子たちの顔ぶれですが、納得の定番カクテルもいればなんで選ばれたのかよくわからないマイナーなのもいる印象。
個人的には英国紳士キャラのギムレットさんは入れてほしかったところ。シェイクするカクテルの代表格の一つですし。

カクテルの王様と呼ばれるマティーニが俺様キャラなのはなるほどという感じですが、そんな彼を差し置いてトム・コリンズが主役的扱いなのはちょっと不思議ですね。
トム・コリンズはようするにジンフィズ(ジンにレモンとソーダ水を加えたカクテル)なんですが、オールド・トム・ジンという銘柄のジンを使った甘めのジンフィズはトム・コリンズと呼ばれます。
じつはトム・コリンズとジンフィズは別個に生まれたカクテルで、たまたま似ていただけだといいますがそれはさておき。

バー等でよく使われるトールグラスは別名コリンズグラスともいいますが、これはトム・コリンズに良く使われたことからの命名なんですね。
グラスの名前になるくらいですから昔はメジャーだったんでしょうが、現在ではオールド・トム・ジンを置いているバーが少なく、めったに飲まれないカクテルになっています。

つまり、カクテル王子でトム・コリンズを知ったファンがバーに行ったとしても飲めない可能性が高いわけなんですね。
しかしながら、大阪は東心斎橋の私の馴染みのバー『UMEYA』にはオールド・トム・ジンがたいがい置いてあります。
マスターの作るちょっとアレンジしたトム・コリンズは絶品ですので、カクテル王子ファンのみなさま是非!(ステマ)

そういえばオールド・トム・ジンのボトルには黒猫が描かれておりますし、ハロウィンシーズンにトム・コリンズを飲むのも洒落ているかもしれませんね。
 

雑記 | 2017/10/20(金) 21:25 | コメント(0) | トラックバック(0)

ポスティルヨネン『Supreme』
《大浜サキ》
今回はスウェーデンのドリームポップ、ポスティルヨネン(Postiljonen)から一曲。
2013年のアルバム『Skyer』より、『Supreme』のPVです。

Postiljonen - Supreme


ここだけの話、関西人だからかこの記事書くまで ぽすてぃよるねん だと思い込んでました

雑記 | 2017/10/17(火) 23:54 | コメント(0) | トラックバック(0)

日々雑感
《風見鳥 渡》
どうも、なたんだかここ1ヶ月ほど外に出ずっぱりで家にいる時間が普段より短めな風見鳥です。
今日は例の新しい機械が納入される日だったので休日返上で仕事をしてきました。
この間の3連休でも仕事こそありませんでしたが、なんのかんのと用事が出来て家を空けていた次第です。

そのせいなのか体調を崩し気味になり、数日前から舌の右側根元付近にけっこう範囲の広い口内炎が出来てしまいました。
先ほど夕飯にキムチが出たのでちょっと食べましたが案の定というか口内炎に染みて涙目です、とほほ。
体調を崩すとわかり易く風邪を引いたりしましたが、過去には額にジンマシンが出来たこともあり、今回は口内炎のようです。
おかげで物が食べにくいっす。

話は変わりましてこの間の3連休の頭にこれを買いました。

スーパーファミコンミニ

そうです、任天堂が出した例のアレです。
ファミコンミニは買いそこねてしまいましたが、これは無事に購入できました。
懐かしいゲームが収録されているというふれこみではありますが、この収録されているタイトルの中でぼくが遊んだことがあるのは8タイトルほど。
ほかは初めて遊ぶのでなかなかコストパフォーマンスはいいですw
ともすればこれだけで一年は遊べるかもです,ね。

雑記 | 2017/10/14(土) 21:56 | コメント(0) | トラックバック(0)

ディオール 2018春夏コレクション
《森 光年》
ちょっと前の話になりますが、10月1日に大阪は心斎橋アメリカ村ビッグステップで開催された大阪古着祭に行ってまいりました。
当日の詳しい様子は公式ブログのほうでご覧ください。

【第六回大阪古着祭、大盛況でした。 (F-log)】

リンク先にもあるとおり、とんでもない来客でしたね。
同イベントが湊町リバープレイス前の広場で開催されていたときにも会場の広さにもかかわらずかなりの混雑でしたから、ビッグステップ3階のイベントスペース的な空間では収まりきらないのも当然といえましょう。

なにしろ老舗から新鋭まで大阪の名だたる古着屋が大集結するイベントですから、数年ぶりの開催でもその集客力と熱さは変わりませんでした。
古着屋さんというのはもとよりノリのいいお祭好きの人が多いので、こういうイベントとなるとそれはもう大放出の嵐となります。

たとえば私などはこれからの季節のためにちょうどほしいと思っていたアーガイル柄のニットベスト、しかも米国老舗のブルックスブラザーズで生地はイタリア産メリノウール(ただし香港製)というなかなかのものを500円で入手。

家族連れで参戦した当サークルメンバーのゴーリキなどは店頭では12000円程度で売られているであろう状態のいい年代物の革靴を1足2000円で2足購入。
さらに英国の老舗カジュアルブランド、バナナリパブリックのオイルドコットンのコート(英国バブアー社の乗馬用ロングコートが元ネタ)という大珍品を4000円で購入しておりました。

ちなみにそのとき同じ店のブースで、サークルメンバーの風見鳥もアメリカの年代物の厚手のウールでダブルブレストの見事なコートを購入したのですが、各々5000円のところをゴーリキのコートとセットで8000円(つまり各自1000円ずつの値引き)でよいという
ことになったようです。
こうしたダイナミックさもイベントの醍醐味ですね。

とても楽しいイベントでしたが、サークルメンバーとその家族の買い物の補助、ならびにゴーリキの三歳の娘のお守りが忙しくてじっくりと古着の山と向き合えなかったのが少々残念。
ぜひ主催者様ならびに古着屋の皆さんには来年以降も古着祭を継続していただいて、次回こそリベンジを果たしたいと思います。


そんなわけで森光年なんですが、先ごろパリコレにてディオールの2018年春夏のショーが披露されました。


Dior | Spring Summer 2018 Full Fashion Show |



昨年ディレクターに就任して以来、ディオールの伝統にモダンな感性を織り込んだオートクチュールを展開しつつ、既製服部門では一貫して現代的でリアルな女性像を表現してきたマリア・グラツィア・キウリ。
女性をエンパワメントするというきわめて今日的なテーマにもっとも真摯に向き合っているデザイナーの一人といっていいでしょう。

そんなキウリの今期のコレクションはボーダーのカットソーにパンタロン(今の人には耳馴染みがないでしょうが、パンツを意味するフランス語がブーツカットを表す語に変化したもの)というレトロなフレンチスタイルで開幕。
ガーリーでスポーティーで軽快で、ときにはスーパーヒーローのようであったりと楽しいルックが続きます。

終盤のミニのドレスなど子供がお仕着せの衣装を着せられているような可愛さがあり、今回のコレクションは若さゆえの未成熟さと不安定さみたいなものを表現しているのかなという印象を受けます。
しかし一方でモデルたちのメイクは不穏なまでに凛々しく、成熟を感じさせるのが面白い。

前回の記事ではグッチの最新コレクションをご紹介しましたが、やはり現在のモード界の中核を担うのはキウリのディオールとアレッサンドロ・ミケーレのグッチだと確信しますね。
圧倒的な感性でトレンドを牽引するミケーレに対し、キウリは社会的なアプローチを試みているような。
モードの異なる側面を象徴する両者であると感じます。
 

雑記 | 2017/10/11(水) 21:48 | コメント(0) | トラックバック(0)

アダム・フリーランド『Fear』
《大浜サキ》
前回の記事にてケン・イシイ絡みで『Rez』というゲームの曲を紹介したので、今回はRezつながりでイギリスのDJ、アダム・フリーランド(Adam Freeland)の曲を紹介します。
2001年のサウンドトラックより、最終ステージのBGM『Fear』の音源です。

Adam Freeland - Fear (GO-GO-GST Rez Version)


ゲーム画面を通して聴いてみたい方はこちら


それまで激しいスピード感に翻弄されてきたステージとは打って変わり、ゆったりとした速度とBGMで進行する最終ステージには異質さが漂います。生命の進化をモチーフとしたステージ構成も相まって、独特のトリップ感が楽しめました。

ただし難易度はMAX!
はじめは目の回るような忙しさで、風景や曲を楽しむ余裕など微塵もなく、クリアまで随分手を焼かされた記憶があります。(同じSEGAで似たような射撃システムを持つ『パンツァードラグーン』シリーズは余裕だったのに…)
しかし全てを乗り越えた先に拝めるエンディングは神々しく、先鋭的な曲の数々と合わせて思い出深い作品のひとつとなりました。

雑記 | 2017/10/08(日) 23:59 | コメント(0) | トラックバック(0)

日々雑感
《風見鳥 渡》
どうも風見鳥です。
大阪では急に朝晩が冷え込んできました。
寒くなることを予想して薄手のカーディガンを鞄の中に忍ばせていましたが役に立ちましたわ。
かさばらず軽い衣類は気温に合わせて着られるので便利です。

さておき、本業の工場でぼくが扱う機械が今月半ばに入ってきますが、その前にぼく以外が使う新しい機械が入ってきました。
機種はこれ

LU4000 EX
http://www.okuma.co.jp/product/4acl/index3.html

いままでのぼくの工場にはなかったタイプの旋盤で、日本4大工作機械メーカーの一つ、オークマ製1スピンドル2タレットのNC旋盤です。
この機械の特徴は動画にあるように上下に設置されたターレットです。
工具が通常の機械よりも多く使える事はもちろん二つの工具を同時に使うことができ、時間を短縮することが出来ます。
とはいえ、前に紹介した複合機と比べると汎用性は低く、日本の主流からは外れている機械ではあります。

そうは言うものの、フライス加工が別段必要のない物でかつ多めに加工工具が必要な品物だと選択肢に入ってくるわけで、このたび購入の運びとなったようです。
いやぁ、正直こういう機械が欲しかったですわ・・・。
まあ設置スペースを大きく取るので、小物がメインであるぼくの仕事ではオーバースペックではありますがw

来週末にはぼくが扱う機械が入ってきます、まだまだ落ち着くのは先になりそうですわ、はい。

雑記 | 2017/10/06(金) 01:05 | コメント(0) | トラックバック(0)

グッチ 2018年春夏コレクション
《森 光年》
イベント目白押しの楽しい季節がやってまいりましたが、大阪梅田の阪急百貨店ではこんな催しも。

【阪急英国フェア】

英国のお茶とグルメが味わえるイベントで、英国の老舗陶器ブランド、デンビーの新作の先行販売なんかもあるみたいですね。

というか、このツイートが流れてきたおかげで開催を知りました。
毎年このイベントの噂はなんとなく聞くのですが、気がつけば終わっている感じで。今年は行けるといいのですが。


そんなわけで森光年なんですが、先日、ミラノのファッションウィークにて2018年春夏のグッチのショーが行われました。


Gucci | Spring Summer 2018 Full Fashion Show |



アレッサンドロ・ミケーレのディレクター就任以来、毎シーズン尖りまくったコレクションを発表し売り上げも絶好調のグッチ。
今回はなんと108ものルックを擁する壮大なコレクションを展開しております。

しかもたんなる物量勝負ではなく、中身もぎゅっと詰まっておりますね。なんといっても目を惹くのは80年代バブル風のゴージャスなルック。
ロビンマスクかと見紛うばかりの肩パットが入ったジャケットやボディコンスーツが、ミケーレ流のゴージャスなアレンジを施されて新鮮な輝きを放っております(物理的にも輝いております)。

凡百のデザイナーなら全体をこのバブリーゴージャス感で統一してしまうところでしょうが、そこは引き出しの広いミケーレ。
ブルーのランウェイはローマのテヴェレ川に見立て、インドやアステカ、エジプト風の装飾を施したステージそのままに多国籍かつ超時代的なコレクションを繰り広げております。
前回のクルーズコレクションでも超時空の旅を表現してみせたミケーレ。それが彼にとって現在の最重要なモチーフなのかもしませんね。

個人的にもっとも心躍ったのは、絢爛たるコレクションの要所要所にシンプル(ミケーレにしてはということですが)なスタイルが挿入されていたことでしょうか。
構築的なシルエットの美しいスーツやシックなコート。ミケーレのデザイナーとしての基礎がしっかりしていることを再確認できる素晴らしいルックでした。

それにしても、何点か登場したお椀を被っているような頭飾りはやっぱりムッシュ・ディオールの伝説的なバージャケットのあれのオマージュなんでしょうねえ。
バージャケットは近年、ディオールの新ディレクターのマリア・グラツィア・キウリが美しいアレンジを加えて復活させていますが、グッチでそれを(しかも頭の部分だけ)再現するミケーレの意図がよくわからないのが口惜しい。
 

雑記 | 2017/10/02(月) 22:07 | コメント(0) | トラックバック(0)
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