《大浜サキ》
前回に引き続き、今回も英国のミューズから一曲。 2006年のアルバム『Black Holes and Revelations』より、『Map of the Problematique』の音源です。 Muse - Map of the Problematique Museの公式チャンネル |
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《森 光年》
過日、大阪は谷町六丁目の『トリントンティールーム』でいただいたお茶の様子です。 ![]() この日のお菓子はトリークルタルト。 ゴールデンシロップ(英国の家庭で一般的な糖蜜のシロップ)を染みこませたパン粉をタルトのフィリングにしてしまうという、じつに英国らしいとしか言いようのない発想のお菓子です。 生地ならともかく中身がパン粉のタルトだなんて美味しいはずがないんですが、これが濃い目のミルクティーと出会うとたまらない味わいになるんですよね… ![]() ![]() メニューにある&販売されているお茶の種類が豊富なトリントンティールーム。 基本的な茶葉はもとより、英仏の老舗から新鋭まで揃っております。 お近くにお寄りの際にはぜひ! そんなわけで森光年なんですが、先日、大阪の堀江でイギリス政府主催の食のイベントが行われておりました。 ![]() イギリスの最新の食とお酒を知ってもらおうという趣旨の催しで金~日曜の三日間にわたり一日に五回おこなわれておりました。 予約制ですが、政府のPRであるため当然無料! 私が知ったときにはすでに受付を終了していましたが、各回につき先着10名まで飛び入り参加可能とのこと。 一か八か行ってみたのですが、すんなりと入場できました! 人の少ない最終日の最後のほうだったのが功を奏したみたいです。 ![]() 日本未上陸のものを含めた5種のジン、珍しいイギリス産のスパークリングワインが試し放題。 一口大のモダン英国料理とお酒のマリアージュも楽しめました。 英国政府のPRということは、すなわちこれらすべてが英国民の血税! 人様のお金でお酒が飲めるなんて最高です!(下衆) ![]() 五種類のジンはすべてストレートでいただき、スパークリングワインも三種試飲しました。 ジンはどれも個性豊かで美味しくて、フランスのジーヴァインのようなブドウが原料のジンもあり面白かったですね。 おなじ原料でもジーヴァインとは違った味わいになるのはお国柄でしょうか(英国産の方が華やかな飲みやすさの影に少し癖を感じました)。 日本未上陸の東インド会社のジンもキリッと辛口で、でもしっかりと風味があって美味しかった。 上の画像は一番お気に入りのコッツウォルズ ジンです。 とても香り豊かで、ストレートの後にジントニックでもいただきましたが、エルダーフラワーのトニックウォーターとよく合いました。 スパークリングワインもどれもハイクオリティーで驚かされました。 ただ、「つまりはイギリスのシャンパンですね。シャンパンは名乗れませんがブドウは同じですし値段もシャンパン並みです」との説明はさすがにちょっと。 おなじ価格帯のシャンパーニュと比べてもやや味が平坦かなと感じました。 もちろん英国産は英国産でとても美味しいので、わざわざシャンパーニュと比較されるような表現はしないでもいいんじゃないかと思いましたね。 ともあれ、とても素晴らしいイベントでしたので次回開催時には皆さまもぜひ! まだまだ先の話でしょうけど(おそらく来年?)情報が入りましたら当ブログでお知らせいたします。 |
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《大浜サキ》
前回に引き続き、今回も英国のミューズから一曲。 2012年のアルバム『THE 2ND LAW〜熱力学第二法則』より、『Supremacy』の公式PVです。 Muse - Supremacy(Official Video) Museの公式チャンネル 個人的にミューズといえばこれ。スケール感がたまりません。 |
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《風見鳥 渡》
どうも風見鳥です。 昼間はコートが要らない気候になっていますが、まだ朝晩は寒い日が続いていますね。 寒いのが苦手なぼくとしてはもう少し暖かくなってほしいところです。 さておき、最近こんなもの買いました。 ミニチュアを使ったボードゲーム、ウォーハンマーのキットです。 まあ、購入したのはユニット(用語としてはアーミーと呼ぶが割合)とその性能を記した説明書を購入しただけなのでこれだけでは遊べませんがw 最近ではTRPGよりウォーハンマーを遊ぶ機会が多くなって、5月のゴールデンウィークにボードゲームの合宿をしようと計画しています。 そんなわけで、いつまでも借り物を使うわけにもいかないので、前から気になっていたタウ・エンパイアを購入した次第です。 このユニットは近接戦闘が苦手な変わりに長距離射撃に特化していて、外見も日本のロボットアニメに近いものとなっています。 まあ正直使いこなせる自身はまったくありませんが、愛があれば万事おっけーなのです。 ・・・ちょっとは勝てたらいいなぁ。 ぶっちゃけ、まだしっかりルールを把握していないので、初心者もいいところですが、少しずつ腕を上げていこうと思います。 |
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《森 光年》
二週間ほど前の大阪は本町の靭公園の桜です。 折からの強風に急な雨。花見で騒いでいる人もあまりおらず、風情がありました。 ![]() こちらはおなじ日に訪問した扇町公園そばのパティスリー『ラヴィルリエ』のマルジョレーヌ。 ![]() もっと視野を広げなくてはと思いつつ、気がつけばいつもマルジョレーヌを食べている感じですね。 メレンゲ生地を冷蔵庫で寝かせただけなのに(シュクセと生地といいます)、その独特の食感がヘーゼルナッツとチョコレートのシンプルな菓子に多大な情報量をもたらす不思議さ。 20世紀の菓子の最高傑作と呼ぶにふさわしいと思います。 そんなわけで森光年なんですが、以前からちょっと気になっていたカフェへ出かけてまいりました。 ![]() 大阪は北浜の東横堀川(川沿いにスタイリッシュお店が増えている話題のエリアです)にかかった橋から見える印象的な青いビル。 ![]() 細い路地を通って正面へまわるとこんな感じ。裏から見ると三階建て、こちらからだと二階建てなのが面白い。 地下一階~地上二階まですべてのフロアがカフェ『スペクタークル』になっています。 ![]() ![]() 店内もスタイリッシュ。 周辺は繁華さとは無縁の辺鄙なエリアですが、どこから来るのか若い人たちが次から次へと訪れていました。 かっこいいお店を知っておきたくなる年頃というのは誰しもあるものですが、そんな需要に直球で応えてくれるカフェですね。 店内を撮るのに夢中で肝心のコーヒーとカヌレの写真を撮り忘れてしまいましたが、どちらも美味しかったです。 とくにお店の看板でもあるカヌレは生地と糖蜜の香りがしっかりたっていて素晴らしい。 これなら他のお菓子も美味しそうです。 地下には大きな焙煎機が鎮座していたのでコーヒーは自家焙煎なのでしょう。 ![]() メニューはフランスのお菓子や家庭料理がメイン。夜の12時まで営業しているだけあって酒類も充実しています。 コーヒーだけでなく紅茶にも力を入れているようで、ドイツのロンネフェルトのものをポットで提供していました。 ロンネフェルトのお茶はカフェ等でそれなりに見かけるものの、若い方向けのお店でというのは嬉しいですね。 じつはこの日のこのお店、お釣りの小銭が切れたうえにエスプレッソマシンの故障までするという不運な事故が重なっておりまして。 そんな中でも若いお店のスタッフさんたちが誠実に対応してくれたのでかえって好感が持てました。 雰囲気もメニューも抜群、接客も良好となれば人気なのもうなづけますね。 二年前にオープンしたそうですが、もっと早くに気づけばよかった。 前述したように東横堀川周辺はおしゃれスポットとして近年注目が集まっているエリア(まだ一般には知られていませんが)。 また北浜~天満橋界隈は、ここ10年目覚しく発展を遂げてカフェや雑貨のお店が充実しています。 そんな両エリアのちょうど入り口に位置するスペクタークルは、おしゃれスポットめぐりの起点になっているのかもしれませんね。 |
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《大浜サキ》
前回に引き続き、今回も英国のミューズから一曲。 2003年のアルバム『Absolution/アブソルーション』より、『Hysteria』のPVです。 Muse - Hysteria(Official Video) Museの公式チャンネル |
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《風見鳥 渡》
どうも風見鳥です。 先週スキーに行ってきました。滑りに夢中ですっかり写真を撮るのを忘れてしまいましたわ。 例年よりも雪は少ないと聞いてはいましたが思ったよりは雪はあったので十分スキーを楽しみましたわ。 さておき、最近読んだなろう小説です。 婚約破棄から始まる悪役令嬢の監獄スローライフ【Web版】 なろう小説は相変わらずタイトルを読めばあらすじがわかりますねw タイトル通り主人公であるファーガソン公爵家の長女レイチェルは許婚の次期国王となる王子に身に覚えの無い罪で糾弾され、婚約破棄を言い渡されます。 それだけではなく、嫌がらせとしてそのまま城の牢屋に入れられてしまいました。 が、レイチェル嬢は只者ではありません。 こうなることを予想していた彼女は事前に準備を整え、これまでの猫かぶりを辞めて牢屋の中から思いつく限りの嫌がらせの数々を繰り出します。 まあ、ようするに彼女のイタズラに振り回される気の毒な人々を見て楽しむ監獄コメディです。 牢にいながら自由すぎるレイチェル嬢に笑いが止まりませんw 加筆された書籍も販売しているようでして、よければそちらを買うといいかもしれません。 |
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《森 光年》
先月、大阪梅田の阪急百貨店でおこなわれていたフランスフェアで、衝撃的な出来事があったので語ろうと思います。 そもそも、その日は特別な一日でした。 まず、梅田へ出る前に天満橋の『ザ ボトルオーブン』でお茶をしたのですが… ![]() いつものバーレイの古いブルーウィロー。いつもの台座付きブラウンベティ。 ごきげんなクリームティー(お茶とスコーン、クロテッドクリームとジャムのセット)です。 お茶はアールグレイに使われることも多い中国茶のキームンでした。 そして、オーナーさんご自慢の器をひっそりと展示している片隅の棚に、さらにひっそりと飾られていた新しい器を発見! ![]() エリザベス女王の祖父であらされるジョージ5世英国王のカップ&ソーサー! ユニオンジャックをあしらった持ち手の形が可愛いですね。製造は現在日本でも大人気のバーレイ社です。 シルバー・ジュビリー(即位25周年)の記念品ですから1935年。この翌年には亡くなってしまうんですよねえ。 第一次世界大戦では従兄であるドイツ皇帝と交戦し、ロシア革命では従弟のロシア皇帝が惨殺。 そんな波乱の中を生きた英国君主でありました。 そんなわけで森光年なんですが、貴重な器を拝見してテンションが上がった私はその勢いで阪急フランスフェアへ。 イベント広場ではフレンチカンカン、ワインにお茶にリモージュの器等々、とフランス気分を満喫していたそのとき… ![]() とあるアンティークのブースで目に飛び込んできたのがこちら、19世紀前半のスポードのロイヤルブルーのカップ&ソーサー。 フランスフェアに来てまで英国老舗の器に目が行ってしまうとは因果なことです… 気軽に手が出るお値段ではないので、せめて写真をと思いまして。 「こちらのスポード、撮影してよろしいでしょうか?」と尋ねたところ「どうぞどうぞ!」と飛び出してきたブースの方。 それがなんと! 『 開運!なんでも鑑定団』で初代の西洋アンティーク鑑定士をつとめておられた岩崎紘昌先生その人でした! アンティークのアの字も知らない若造のころテレビで見ていた先生にまさかお会いするとは… しかも岩崎先生、怒涛の勢いで次から次へと西洋骨董について教えを授けてくださって、ありがたいやらもったいないやら。 「気になったものがあったらどんどん撮ってください! ショーケースからお出ししますよ!」と仰ってくださったのに謎の遠慮をしてしまった私。 しかも興奮でろくな写真も撮れなかったのですが、岩崎先生のブースで販売されていた西洋骨董の数々をご覧ください。 ![]() ![]() ![]() まさに眼福。 美しい品々と大変勉強になるお話。ほんとうに畏れ多いぐらい幸せなひと時でした。 幸運な出会いに感謝いたします! 百貨店の催事で全国をまわっておられるとのことなので、皆さまの町にも岩崎先生が訪れることがあるかもしれません。 |
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