《風見鳥 渡》
どうも風見鳥です。 ぼくはスギ花粉アレルギーのほかにハウスダストでアレルギー性鼻炎を起こす体質で、ちょうどこの時期に悩まされてしまいます。 LINEを通じてモンハンを友人と遊んでいますがくしゃみが止まらず手元が狂いそうになることもままぁあったり。 なのでしばらく動かしていなかった空気清浄機を動かしました。 いやぁ、やっぱり効果あるんですね、かなりマシになりましたわ。 それではいつものなろう小説紹介です。 亡国の公爵令嬢は今日も愉快に生き残る リンソーディアは公爵令嬢『だった』。 隣国が戦争を仕掛け、故国アークディオスが征服されてしまったのだった。 幼馴染でもある第三皇子アークディオスと共に逃避行を行うことに。 「こうなったら仕方ないですね。この私があなたを守るためにも一肌脱ごうじゃありませんか」 「いらん。よそで脱げ」 図太くそれでいて抜け目ない二人は今日も愉快に生き残るのだった。 国を追われた二人の軽妙なやり取りが楽しい物語です。 シリアスな所を垣間見せる場面もありますが基本的に気楽に読める物語です。 面白かったので良ければ読んでみてくださいな。 |
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《森 光年》
ステアアップサンデーも終わり明日からいよいよアドベント期間突入! 本格的クリスマスシーズンの到来です。 そんな中、英国のチャールズ王が先日、即位以来初となる国賓の公式訪問を受けました。 その南アフリカ大統領を歓迎するセレモニーのライブ中継のアーカイブです。 大勢の近衛兵に馬車まで登場し豪壮な様子。 チャールズ王はこれまでも何人か王や大統領の訪問を受けていますが、さすが国賓ともなるともてなしぶりが段違いです。 そしてこちらはその夜の晩餐会の模様。
英王室の公式アカウントをフォローしていても燕尾服を纏った最フォーマルな様子を目にする機会はじつはそれほどなく貴重だったりします。 記憶は定かでありませんがもしかしたら晩餐会はトランプ氏が大統領時代に訪英して以来かもしれませんねぇ。 私のトランプ氏への先入観がそう見せただけかもしれませんが、あのときは英ロイヤルファミリーに笑顔が一切なかったのが印象的でした。 ちなみに直前の来日では仏頂面だったトランプ氏、英王室ではニッコニコの笑顔でした。 そんなわけで森光年なんですが、もうすっかり寒くなって屋外でお茶するのも難しくなってしまいましたがこの秋は頻繁にピクニックを楽しんでいました。 今回は紹介しきれていなかったその模様をお蔵出ししようと思います。 ![]() こちらは10月後半。あまり天気の良くない日だったようですね。 谷町九丁目『ティールーム グランドツアー』(→インスタグラム)にターキーのパイがあると知って浮かれてピクニックに出たものと思われます。 ![]() ターキーとクランベリーのパイ! ご覧のとおり肉ぎっしりでパイというより純然たる肉料理の風格です。 ベリーの酸味が七面鳥の癖を緩和するだけでなく、その肉厚な力強さはむしろ引き立てているのが素晴らしい。 屋外で食べるのにふさわしいご馳走です。 ![]() こちらは『アップルの発音』(→Facebook)のクロックムッシュ。 なんとマコモタケ(イネ科の植物マコモの茎が菌によって肥大化したもの。アジア各国で食される)入りです! シャクシャクした優しい食感と癖のない瑞々しさがハムとベシャメルソースと絶妙にマッチしています。 まったく未知の味覚体験。天才の発想です。 ![]() そして天満橋『ボトルオーブン』(→Twitter)のヴィクトリアスポンジ(ヴィクトリアサンドイッチケーキとも)! 上品な生地に英国チップトリー社のストロベリージャムがこれでもか! と挟まれています。 昨今、ヴィクトリアケーキという誤った名で方々で売られているヴィクトリアスポンジですがやはり英国菓子と真摯に向き合っている方が作るそれは格別です。 ![]() こちらは別日。11月初頭でしたがカンカン照りの陽気でした。 皿の上の四角いお菓子は『アップルの発音』のボストーク。 同店を代表するパン「箱レター」にシロップを染みこませアーモンドクリームを塗って焼いたものです。 箱レターがそもそも美味しいのですがそれがさらに極上のスイーツに仕上がっており至福のお茶のお供です。 ![]() そしてこちらは『あひる珈琲』(→インスタグラム)のマロンパイ。 サックサクの生地に栗のフィリングがぎっしり! フランス菓子作りの下地のある方が作るハイレベルなパイで秋の味覚を堪能できました。 今年は寒くなったり夏の陽射しが戻ってきたりと不安定な秋でしたねぇ… そんな中でもなんとかピクニックを堪能しきれたことをありがたく思います。 |
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《大浜サキ》
今回はアメリカのエレクトロポップ、シェイド(SHAED)より一曲。 2021年のアルバム『High Dive』より、『Part Time Psycho』の公式MVです。 SHAED, Two Feet - Part Time Psycho (Offcial Video) SHAEDの公式チャンネル |
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日々雑感
《風見鳥 渡》 どうも風見鳥です。 ぼくの仕事場では改革が進められていて効率化が進んでいます。 そのおかげでぼくの班では一部の品物の生産が追いつき、その分後工程が処理しきれなくなったため生産調整に入り、ぼくの班では余裕が生まれました。 そんなわけで余裕のできた人員を後工程へ応援に出して生産を手助けすることに。 後輩が応援に行くので結果的に言えば減るはずのぼくの仕事が増えた・・・とほほ。 まあ、漫画『Dr.STONE』でも言及されていますが、仕事が効率化すると人員の再配置が行われるのは工業界のお約束です。 さておき、最近こんなもの買いました。 IODATA モニター 21.5インチ ADSパネル 以前このモデルの前機種を使っていましたが電源が入らなくなったので購入した次第です。 壊れたやつですが、スイッチが物理スイッチの無いタッチセンサーになっていて雰囲気そのタッチセンサーが壊れて電源が入らなくなった様子です。 さらにその前に使っていたLG製のモニターもソレで壊れた感じです。 そのためか、今回のモデルでは物理スイッチに代わっていて不具合対策が行われているようです。 ぼくのPCはゲーミングマシンではないので反応速度の具合は分かりませんが、前モデルの後継なので色や見やすさは問題ない感じで満足しております。 まあ、すぐに壊れないことを祈るばかりですわ。 |
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《森 光年》
先週11月11日はリメンバランスデー(Remembrance Day)、第一次大戦終結を機に英国王ジョージ5世が定めた戦没者慰霊の日です。 当日の11時(英国時間)に英国全土で黙祷があり、また直近の日曜日(今年は13日)にはロンドンの官庁街の慰霊碑でロイヤルファミリーが参加する式典が行われます。 今年はチャールズ王が即位して初めてのリメンバランスサンデー。 皇太子として慰霊碑に赤いポピー(戦没者慰霊の象徴)を捧げる姿は毎年見てきましたが、王になられたと思って見るとまた違った感慨がありました。 そして今週の日曜はステアアップサンデー(Stir-up Sunday)、英国伝統のクリスマスプディングを作り始める日です! ![]() ありがたいことに去年は大阪は谷町九丁目の『ティールーム グランドツアー』(→インスタグラム)のステアアップサンデーに立ち会うことができました。 画像はぎこちない手つきでクリスマスプディングを混ぜる私。 ![]() クリスマス時期に訪問できず諦めていたところ、なんと新年になってから私も混ぜたプディングを出していただけました! 英王室が公開しているレシピを忠実に再現したプディングはふんわりしていてスパイスが優しく香りました。 英国流の甘すぎないカスタードが添えられてるのも嬉しい。 今年はステアアップサンデーに伺うことは出来そうもないのが残念ですが、忘れがたい去年の思い出だけで十分温かい気持ちになれます。 来週の日曜からはいよいよアドベントに突入し、本格的クリスマスシーズン到来ですね! そんなわけで森光年なんですが、少し前に珍しいお菓子と巡り合えました! ![]() 英国南西部コーンウォールの伝統菓子、ヘヴァケーキ(ヘヴィケーキとも)です! 漁業の盛んな同地において海の見張りが「ヘヴァ! ヘヴァ!」と叫んで漁師に魚群の到来を知らせたことが名の由来だとか。 仲間が漁に出ているあいだ見張りがこの菓子を焼いて待ったとも村に残った漁師の妻たちが焼いていたとも伝えられています。 つまりはコーンウォール版の漁師めしですね。 存在は知ってたもののさすがにマイナー過ぎて実物にはお目にかかれずいましたが『ティールーム グランドツアー』でご対面! このところ古い英国菓子のレシピの再現にハマっておられるオーナーさんがこのヘヴァケーキに興味を持たれたおかげです。 本来は型を使って成形したりもしない素朴な見た目の焼き菓子ですがグランドツアーではショートブレッド風に四角くアレンジしておられます。 ![]() せっかくなので同じくコーンウォールを代表する食べ物であるコーニッシュパスティとともにピクニックへ。 場所はいつもの中之島公園です。 ![]() 伝統的なパスティの具は肉と野菜ですがグランドツアーの定番は魚。 ジャガイモも入っているので実質フィッシュ&チップスのようなもの、ということでモルトビネガーをかけてからテイクアウェイさせていただきました。 英国では定番で鉄板のこの組み合わせ、美味しくないわけがない! ![]() ようやく出会えたヘヴァケーキは生地の風味が素晴らしい! ラードが使われているおかげでしょうか、素朴な生地にカランツ(レーズンに似た物)というシンプルな構成ですが香ばしさと酸味がマッチしてちょっとしたご馳走です。 地元に居ながらにしてコーンウォール気分を満喫できた素晴らしいお茶の時間でした。 ![]() ちなみにヘヴァケーキが乗っていたこちらのプレート、今大人気の英国の陶磁器メーカー、バーレイのヴィンテージ品なんですが。 描かれてる景色に興味を持って裏のスタンプを手掛かりに調べてみたところ、英国シュロップシャーにある11世紀の建造物ラドロー城と判明してびっくり! なにしろ少し前にグランドツアーでシュロップシャーのブルーチーズを食べたばかりだったからです。 ![]() こちらがそのときの模様。ランカシャーのチョーリーケーキと共にいただいています。 力強い風味があって良いブルーチーズでした。 イギリスのブルーチーズといえばスティルトンが有名ですがシュロップシャーはマイナー。 そもそもシュロップシャー自体イギリス好きであってもあまり意識することのない地域なのでこの偶然には驚きました。 お店の方も驚いていたので本当にたまたまだったようで。こんなこともあるものですね。 |
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《大浜サキ》
前回に引き続き、今回もアメリカのAJRから一曲。 2021年のアルバム『OK ORCHESTRA』より、『Way Less Sad』の公式MVです。 AJR - Way Less Sad (Official Video) AJRの公式チャンネル |
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《風見鳥 渡》
どうも風見鳥です。 ちょっと時間がないのでいつものなろうから。 転生したら剣でした 彼は気がつくと剣になっていた。 30歳くらいで死んだはずだが記憶が曖昧ではっきりしなかった。 色々試した結果、自分はスキルを所持していてある程度は自力で飛行でき、魔物を倒してスキルを奪い成長できるという事。 順調に強くなっていった彼だったが、行動範囲を広げようとして移動した先が一切の魔力を吸い上げる特殊な土地だった。 魔力で行動している彼にとって致命的な場所だったのだ。彼はその場から動けなくなった。 (やばい、もう俺にはここを自力で抜け出す術がない。) 絶望的な状況が一か月ほど続いた時、彼は黒猫族の少女と運命の出会いを果たす。 かくして、剣と少女の苛烈を極める戦いの火蓋が切って落とされることとなった。 『転生したら剣でした』は現在アニメが放送されている物語です。 が、ぼくが利用している動画サイトではレンタル視聴でなければ見れないので、ならばと原作を読んでみた次第です。 なろう小説では軽いユルフワ設定で行き当たりばったりで書かれるものと、しっかり設定とストーリーラインを決めてから書かれる物と大きく分かれます。 この物語は後者で、序盤に限って見れば前者のように思いますが物語が進むとしっかり練られた物語だと分かります。 面白かったので興味がありましたら読んでみてくださいな。 |
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《森 光年》
今年のハロウィン前日は大阪は谷町九丁目『ティールーム グランドツアー』(→インスタグラム)でお茶してまいりました。 ![]() 右のお菓子はアイルランドの伝統的なハロウィンのお菓子バームブラック、右はウェールズの古いレシピで作られたシード―ケーキです。 バームブラックのブラック(brac)はアイルランド語で「小さな斑点のある」という意味だそうでドライフルーツが斑点に見えるところからきているとか。 このようなお茶を呼ぶ素朴なヨーロッパ菓子がしみじみと美味しい季節になりましたねぇ。 ![]() シードケーキはこちらのレシピ本で「BARA CARANE」とウェールズ語で紹介されているものでした。 有名なウェールズ菓子にバラ・ブリス(まだらのパン)というのがありますからこの「BARA」もパンの意味でしょうね。 「CARANE」はよくわかりませんがシードケーキに種子が使われるキャラウェイ(ヒメウイキョウ)のことかもしれません。 一般的なシードケーキとは違いオレンジピールだけでなくオレンジフラワーウォーターも入っているのが特徴で香りが素晴らしい! 古いレシピと聞くと重々しい菓子(それはそれで美味しいのですが)を想像してしまいますが、モダンに感じるほどの軽やかさに驚かされました。 そんなわけで森光年なんですが、ハロウィンから一転、ガイ・フォークス・デイおめでとうございます! ![]() 11月5日は英連邦各国のガイ・フォークス・デイ。 花火をあげてこの日を祝うガイ・フォークス・ナイト、またはボンファイヤー・ナイトが有名です。 ガイ・フォークスとは17世紀初頭、ときの英国王ジェームズ1世を議事堂ごと爆破し亡き者にしようと企んだ一味の実行犯。 地下に仕掛けた爆薬を見張っていた彼が逮捕されたことで陰謀は未然に防がれました。 以来、11月5日には花火をあげガイ・フォークスの人形を燃やして祝福するようになったということです。 上の画像のマスクはガイ・フォークスを象ったもので現代では権力に対する反抗の象徴として用いられています。
イーストサセックスはルイスの恒例行事、ガイ・フォークス・ナイトのパレードの様子です。 この夜はガイ・フォークスだけでなくその時代時代の悪役の人形が燃やされるのが伝統ですが(過去にはナポレオンも)今年はたった45日で電撃辞任したリズ・トラス前首相が人気だったようですね。 ちなみにプーチンも燃やされていたそうです。 こちらはイギリス人男性が自宅の裏庭からガイ・フォークス・ナイトの花火の模様を実況するというマニアック配信です。 当夜は翌日が日曜なのを良いことに深夜(イギリスとの時差じつに9時間)に眠い目をこすりながらこれを見ていました。 花火の音しか消えずひたすらイギリスのおじさんの顔が映ってるだけでしたが楽しかったなぁ。 海の向こうの人たちとリアルタイムで体験を共有できる今の時代の恩恵をしみじみと実感しました。 最後の方でおじさんがガイ・フォークス・ナイトの定番菓子パーキンのビスケット版をかじり始めるので要注目です。 このように楽し気なガイ・フォークス・ナイトではありますが、日本では当然その夜を祝う人もおらず… その代わり日中にピクニックに行ってまいりました。 ![]() 場所はいつもの中之島公園、お菓子は『グランドツアー』のパーキン2種セット。 先程も述べたようにパーキンとはガイ・フォークス・デイに食べられる伝統的な菓子でオートミールと糖蜜を主な材料としています。 画像手前はウェストモーランド、奥はヨークシャーのパーキンになります。 この時期にパーキンを作る個人やお店は徐々に増えてる印象ですが、複数種類作って食べ比べとはまたマニアックな。 ご厚意でバターも添えていただきありがとうございました。 ウェストモーランドはオーツと糖蜜の存在感が強いガツンと系、ヨークシャーはバランスの良い上品なタイプ。 素朴な伝統菓子でも地域によって個性がちがうのがよく分かります。 ![]() 秋枯れの中之島公園。 この日はいつも陣取っている広場の北側でなく南側に腰を据えてみたんですが、こちらからの景色もまた良いものでした。 ただ、周囲を高いビルに囲まれた都会の真ん中のこの公園、この時期は南側が日陰になる時間帯が多いことは盲点でした… 殊に乱立しているタワマンの影に広場のほとんどがすっぽり覆われてしまうとマフラーを取り出さねばならないほどの冷え込み。 一方で強烈な太陽光が降り注ぐ陽だまりの中ではチューブトップを着た人たちが宴会しているという異様な光景が展開していました。 |
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《大浜サキ》
前回に引き続き、今回もアメリカのAJRから一曲。 2021年のアルバム『OK ORCHESTRA』より、『My Play』の公式MVです。 AJR - My Play (Official Video) AJRの公式チャンネル |
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《風見鳥 渡》
どうも風見鳥です。 気が付けばもう11月、月日が経つの早いと感じますわ。 仕事は相変わらず忙しく、会社は来週開催される工作機械見本市ジムトフに焦点を当てて動いています。 もっとも、製造部のぼくはジムトフ終了後から本番ですけどね。 四年ぶりの開催ですが、今回はどのような感じになるのやら。 まあ観には行きませんけども(見に行くと会社からレポートを求められるのでめんどくさいですw)。 さておき、最近こんな動画を見てます。 ルール無用、ひたすら最速を目指すミニ四駆(的なナニカ)動画です。 3Dプリンターが実用化されて久しいですが、それを使って自由に車体を作りロマンあふれるマシンが日々作られています。 そんな中で決められたコースを、制限がまったく無しで車体を設計して最速を目指します。 子供のころ夢見た自由に車体を作るという夢が現実になっていて、ほんと自分は未来に生きてんなと思いますわ。 そんなわけで興味がありましたら動画を漁ってみてくださいな。 |
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