《大浜サキ》
今回は米国のインディーポップバンド、キャノンズ(Cannons)より一曲。 2022年のアルバム『Fever Dream』より、『Hurricane』の公式MVです。 Cannons - Hurricane (Official Video) Cannonsの公式チャンネル |
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日々雑感
《風見鳥 渡》 どうも風見鳥です。 寒暖差が大きくなってきた今日この頃です。 この時期は工作機械の熱変異の差が大きくなりがちで、品物の寸法をそろえるのに苦労することがしばしばあります。 大きな機械であればあるほど大きく、その機械の特性を理解していないと不良品が出てしまいます。 そういう時期であるのに生産数の維持や棚卸、メンバーの配置換えなど色々重なって忙しい。 神経をすり減らす仕事が今月いっぱいまで続きそうですわ。 さておき、こんなアニメ見ました。 リコリス・リコイル 昨年夏から秋にかけて大きな話題となったアニメです。今更ながら観ましたw いやぁ、大変おもしろかったです。 物語の舞台は近未来の東京。 極秘裏に犯罪者・テロリストを抹殺し日本の治安を維持する公的治安維持組織、通称「DA」。 マーダーライセンスを持つエージェントたる少女達「リコリス」が集う場所。 そこにリコリスとして所属する、歴代最強とうたわれながら問題児とされ「DA」の支部、喫茶リコリコに店員として偽装している17歳の少女、錦木千束が主人公です。 彼女は殺しを良しとせず、「DA」の仕事もそこそこに人助けを生業とし、「やりたいこと最・優・先」を信条としています。 そんな彼女の元に、命令違反の責任を問われ、喫茶リコリコに転属になった井ノ上たきながやってくることで物語が動き出します。 この物語の見どころは、現代日本の世相、思想を取り入れた脚本やガン・アクションなど様々あります。 しかし一番の見どころはなんといっても主人公「錦木千束」を作り上げた脚本と、その声優の安済知佳さんの名演にあります。 千束のキャラクター性を余すことなく演じきったその手腕は素晴らしいの一言で、これが屋台骨となって物語全体を支えています。 あえて欠点を言うと、物語のメソッド自体は新しいものではなく、近年で言えばアニメ「PSYCHO-PASS」と類似しているというか、大いに参考にしていると考えられます。 そこの点を気にしてしまう人もいるかとは思いますが、そもそも往年のアクション映画のオマージュも多く、ぼく的にはあまり気になりませんでした。 オマージュといえば、喫茶リコリコは「シティーハンター」の喫茶キャッツアイが元ネタなのに気づきました。 双方とも地下に射撃場あるし。 んん? てことは立ち位置的に千束が「冴羽獠」で店長のミカが「海坊主」枠か・・・。怖い店だなおいw そうか、千束のライバル春川フキが、カバー(偽装)ストーリーの映画でバズーカ持たされたのはシティーハンターのパロディだったのか。 「ぼっち・ざ・ろっく!」を見終わって、なにかほかのいいアニメが見たい! という欲求から見ましたが、ほんと良かったですわ。 二期の制作も決定していますし、次回も楽しみですわ。 |
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《森 光年》
昨日3月10日は英国の故エリザベス2世女王の三男エドワード王子の59歳の誕生日だったのですが、なんとこの日、エドワード王子がエディンバラ公爵に叙任されたと発表がありました!
といってもほとんどの方はピンとこないと思われますが、エディンバラ公爵はエリザベス2世女王の夫のフィリップ王配が女王との結婚に際して与えられた爵位でそれが父から子へ継承されたんですね。 エドワード王子は1999年、結婚に際して爵位に叙されましたが、彼に用意されていたのは通常王族に与えられる公爵より下の伯爵位(ウェセックス伯爵)だったんですね。 このことは彼が将来的に父が所持するエディンバラ公爵を引き継ぐ布石だろうと長らく囁かれていました。 ところが父フィリップ王配と母エリザベス2世女王が相次いで亡くなられてもエドワード王子がエディンバラ公爵に叙される気配はなく。 一説には兄であるチャールズ国王が思い入れの深いエディンバラ公爵位を弟が継ぐことに難色を示しているのではとも言われていました。 かわりに国王は現在7歳の孫のシャーロット王女の成人を待ってエディンバラ女公爵に任じようとしているなんて噂も! そんなこんなで諸説紛々疑心暗鬼の状況でしたがようやくこの日がやってきました… 英ロイヤルファミリーの中でも特にエドワード王子夫妻を推してきた身としては感無量です。 ウェセックス伯爵あらため、エディンバラ公爵エドワード王子! おめでとうございます! そんなわけで森光年なんですが、先日3月5日は英国コーンウォールの守護聖人 聖ピランの日! なのでもちろんクリームティーでお祝いしました! Gool Peran Lowen!(コーンウォール語で「聖ピランの日おめでとう」) ![]() グレートブリテン島の南西端に突き出たコーンウォール半島は西がコーンウォール、東がデヴォンシャーに分かれており特にコーンウォールはウェールズと同様、サクソン人に追われたケルト人が逃れ住んだ土地で独自の言語や文化を持ちます。 そのコーンウォール半島で生まれたのがスコーンにジャムとクロテッドクリームを塗るクリームティーです。 19世紀半ば、英国全土に鉄道網が敷かれたことで観光地として脚光を浴びるようになったコーンウォール半島で地元特産のクロテッドクリームを使った名物料理的なものとして考案されたようですね。 1920年代、コーンウォールのロダス社が消費期限の長い瓶詰のクロテッドクリームを開発したことでその特産品が英国全土に出荷されるようになったといいます。 その結果クリームティーも全土に広がり、英国のお茶の定番中の定番にまでのぼりつめました。 ![]() こちらがクリームティーの隆盛を築いたロダスのクロテッドクリーム。 百貨店の英国関連の催事などではおなじみの顔ですね。 現在は銀座三越と新宿伊勢丹に店舗がある他、我らが大阪の阪急うめだ本店にも常設店ができています。 90年代まではクロテッドクリーム自体が入手困難で生クリームで代用されていたことを思えば、わずか数店舗とはいえ本場のクロテッドクリームが購入できる場所ができたのは隔世の感ですね。 ちなみに国産品であれば成城石井等々で入手可能です。 ただし味わいに雲泥の差があるので個人的には英国産をお勧めしますが。 ![]() ロダス店頭で配布されているリーフレットより。 ご覧の通りクロテッドクリームを先に塗る食べ方などこの世に存在しないかのような書かれ方になっています。 クリームティーの本場、コーンウォール半島ではジャムとクリームどちらを先に塗るかで東西が二分されていまして。 西のコーンウォールはジャムが先のジャムファースト、東のデヴォンシャーはクリームファーストとなっています。 ロダスはコーンウォールの会社なので当然ジャムファースト以外は認めないんですね。 私がどちらの派閥に属しているかは言うまでもないかと存じます。 |
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《大浜サキ》
前回に引き続き、今回も米国のエイバ・マックスから一曲。 2020年のアルバム『HEAVEN & HELL』より、『Born to the Night』のMVです。 Ava Max - Born to the Night (Music Video) AvaMaxの公式チャンネル |
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《風見鳥 渡》
春の気配が近づいていますね、どうも風見鳥です。 3月は棚卸の時期で、ぼくが勤めている工場では扱う部品点数が多い部署ですでに棚卸が始まっています。 棚卸は税金の問題から監査が入る毎年恒例の行事ですが、税金だけでなく今この工場に流れている加工品の再把握という役割もあったりします。 再把握で製作が滞っていた品物が見つかったり、行方不明になってしまっているものがたまに出たりして頭を抱えることもままああったり。 まあ、ぼくの部署はあんまりそういうことは無いんですけどね。 さておき、昨日の深夜近から翌日にかけてこんなところ行ってきました。 ![]() ナイトクラブ『THE超 PINK』です。光利に誘われてとうとうクラブデビューですw ここへ行くためには写真付きの身分証明書が必要で、免許証を持っていないぼくでは入れませんでした。 しかし、銀行などの手続きが顔つきの証明書が必要になったりして面倒になったというのもあって、マイナンバーカードを作ったので、これを機に行ってきた次第です。 『THE超 PINK』は大阪屈指のナイトクラブで系列店の基幹店になります。 写真のような女性が踊る舞台やポールダンスなどに目を引きがちになりますが、ダンス好きな人やノリのいい外人さんが文字通り詰めかけ、夜通し踊りあかしているお店になります。 繰り出す舞台イベントも『ザ・パリピ』のノリで、オタクなぼくからしてそのノリに圧倒されっぱなしになりましたわw まあ、残念なことにその日のDJの調子が悪いのか、あまりダンスに乗れない感じでダンス好きな人は居なくなったりしていましたが、それでも多くの人が足の踏み場を探さないといけないほど詰めかけていました。 ぼくらも店をはしごして、光利がブログで紹介したこともある、同じくナイトクラブの『MADAM WOO』に行ってきました。 いやあ凄いお店でした。写真を撮らなかったので説明が難しいので、こちらを見て察してくださいw 機会があればまた行きたいと思いますわ。 |
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《森 光年》
おなじみ大阪は谷町九丁目の『ティールーム グランドツアー』(→インスタグラム)が新宿伊勢丹の英国展に出店します! 【新宿伊勢丹英国展 (公式サイト)】 会期は3/15~3/21と短いですが、いま人気のキャロットケーキ等が並ぶようなのでお近くに御用の方はぜひお立ち寄りください! 一方、大阪のお店の方はこの催事のためにしばらく休業… ということでしばらくの食べ納めをすべく訪問してまいりました。 ![]() ![]() 鹿肉のエールプディング。 たっぷりのニンジンと共に美味しく炊かれた鹿肉が柔らかいプディング生地に包まれています。 ニンジンの甘みが肉の旨味と一緒に生地に沁み込んできた頃合いが堪りません! こんな本格的な英国料理が近場で味わえるとは。 ![]() デザートはコーヒー&ウォルナッツケーキを選択しました。 日本では英国好きにもあまり知られていませんが、このケーキはあちらの定番でスーパーマーケット等にも並んでいるそうです。 じつは少し前にSNSで英国人が1950年代のコーヒー&ウォルナッツケーキの広告を投稿していてひさしぶりに食べたいと思ってたところだったんですよね。 コーヒー味なのに無限に紅茶が飲めてしまう不思議なテイストでさすが紅茶の国のお菓子です。 そんなわけで森光年なんですが、昨日3月1日はウェールズの守護聖人である聖デイヴィッドの日! 今年ももうイギリスの聖人の日ラッシュ期間に突入したんですねぇ。時の過ぎゆく速さに驚かされます。 ![]() ![]() 今年の聖デイヴィッドの日は平日ど真ん中だったので我が家でささやかなお祝いを。 ウェールズの花ラッパスイセンの描かれたマグとティータオルでおめでとうございます! ちなみにもう一つのウェールズの花にリーク(ネギ)がありまして。 昨日、ウェルシュガーズの大佐としてウェールズでパレードに参加したウィリアム皇太子夫妻やガーズの兵士たち、また散歩中のワンちゃんまでもがネギの飾りを身に着けている様子がこちらの連ツイでご覧になれます。
聖デイヴィッドの日が終わると次は日曜(3月5日)にコーンウォールの守護聖人である聖ピランの日が待っています! この日はコーンウォールのクロテッドクリームを用意してスコーンをいただきたいものですね。 |
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