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多忙につき省エネ更新で失礼いたします
《森 光年》
前回の記事で言及しました大阪は扇町のパティスリー『ラヴィルリエ』の新作マカロンですが、やはりというべきかまだ食べに行けていません…

次の休みこそ行きたいけど台風が…と危惧していたんですが、どうやら近畿地方は無事通り過ぎてくれた様子。
一日家に閉じ込められる覚悟をしていたんですが、おもわぬ晴天の休日になるようで。突然のことに戸惑って明日の予定もまだたてられていませんが、行ってみようかなあ扇町。

しかし各地で甚大な被害が出ているのを見ると、こんな浮かれたことを書いていて申し訳ない気分です。これから台風の勢力圏に入る地域のみなさま、くれぐれもご注意ください。


そんなわけで森光年なんですが、去年の夏もおなじようなことを書いたかもしれませんが、おフランスかぶれの私としてはこう暑くなってくるとパスティスが恋しくなってきます。

パスティスはフランス人が愛飲する薬草系のリキュール。
もともとは19世紀末~20世紀初頭、ニガヨモギのリキュールであるアブサンが毒性があると疑われて製造禁止になった際、アブサンに代わるものとして作られたお酒で、その名はずばりフランス語で「代用品」を意味するそうです。

フランス人はこのパスティスに目がなく、カフェで注文する際も「パスティスをくれ」とはいわず、「リカールをくれ」「51(サンカンティアン)をくれ」等々、自分の好みのパスティスの銘柄を告げるのだとか。
これを水で割って氷を浮かべるのがフランスの夏の定番だといいます。

とはいえ独特のアニスの香りに強烈な癖があり、日本では好き嫌いのわかれるお酒ですね。
私の周囲ではパスティスの話をしただけで顔をしかめる人もいれば、一口飲んだだけでとりつかれたようにハマってしまった人もいます。

ヘミングウェイが考案したパスティスのスパークリングワイン割り、その名も『午後の死(Death in the Afternoon)』というカクテルがなんといっても美味しいのですが、お店で注文するとせっかくのスパークリングワインがもったいないと顔をしかめられることも。

バーで飲むときはパスティスはあってもスパークリングワインはない、ということがままありますので(そもそもパスティス自体ないこともありますが)そういうときは水割りでどうぞ。
加水することでパスティスの甘みがふんわりとひきだされて、夏にぴったりのさわやかさ。

ただ、水割りの加減によっては独特の香り(というよりもはや臭み)が前面に出てしまい、美味しく感じられないこともあるので腕前に信用のおけるバーテンダーさんに割ってもらうことを強くお勧めします。

そういえばあちらでは食前にパスティスを飲むそうなので、フレンチレストランでアペリティフ(食前酒)はどうするかと尋ねられたらパスティスの水割りを頼んでみると通を気取れるかもしれません(気取ってどうするのかというもっともな指摘はこのさい置くとして)。

フランス菓子にはよく使われるリキュールなので、フレンチレストランの厨房にならまず置いてあると思いますし、なまじワインを飲んでしまうよりは安くすむはずなので…
 

雑記 | 2014/07/10(木) 22:29 | コメント(0) | トラックバック(0)
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