《森 光年》
繁忙期のため、省エネ更新でご迷惑をおかけしております。 なにか音楽の動画でも貼りつけようと思ったのですが、ここ最近クラシックの他にはプレスリーの『ラブ ミー テンダー』ぐらいしか聴いていないことにふと気が付きました… せっかくなのでお気に入りのエルヴィス動画を貼りつけておきます。 love me tender 1968 - Elvis Presley 長身をレザーのセットアップに包み、大勢のファンに囲まれて歌うプレスリー。 比喩でもなんでもなく、狭い舞台の四方が満員のお客さんに囲まれていて手をのばせばあこがれのスターに触れられそうになってるのがすごい。 実際、ファンからハンカチを手渡されたエルヴィスが汗を拭いたりしていますし、なんなんでしょうかこのステージ。 マッドマックスのサンダードームのようなこの状況にさすがに緊張したのか、歌詞を間違えて照れ笑いする様子がなんだか可愛いですね。 プレスリーといえばなんといっても大スターのイメージでしたが、こういう姿を見ると親しみがわきます。 白人の貧困階層出身のエルヴィスは幼時から黒人音楽に触れる機会が多く、それゆえ黒人のようにソウルフルに歌うことができたのだといいます。 ちょうど後のエミネムと同じ境遇ですが、そのエミネムが初期の曲でエルヴィスをディスっていたのは何かの因縁でしょうか… われらが大阪市長を例に出すまでもなく、社会的に成功したマイノリティ出身者は、えてしてマイノリティを痛めつけることに執心するものです。 ですがエルヴィスは成功した後も、かつての仲間だったマイノリティに対し配慮することを忘れなかったそうで。 そんな人柄の暖かさが映像からもにじみ出てくるようですね。 |
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