《風見鳥 渡》
NHKで、F-2支援戦闘機の事故原因をニュースで数日前やっておりました。以前に配線の取り違えで墜落したと書きましたが、なぜ間違えたのか? ということに言及しておりました。間違えた原因は整備マニュアルの不備。配線は挿し間違えないようプラグの根元の部分がまっすぐな物と、折れ曲がったものと分けられていたが、マニュアルの図解ではすべてまっすぐに書かれていました。F-2の構造を整備員が熟知していなかったために、なにも疑わずそのまま逆に挿してしまったそうです。 うむ、実の所こういったことはうちの工場でもよくあります。整備マニュアルではなく、設計図面に関してですが。図面変更された部分が次回の図面で反映されていなかったり、試作品にありがちな図面のミスや、作業者にしか分からない追加工など。当然、これらは経験を積んだ人間でなければ分かりません。なので、初めて作る品物は、かならずその品物を作ったことのある人に意見を聞きくのです。そういえば、今は無き某機械工作メーカーの部品の図面が回ってきまして、それを作成するこになったのですが、その図面がまた古く、どう見ても図面通り加工出来ない四次元的な品物でした・・・。こういったことは、ほかの工場でもありがちなのかもしれませんねぇ。 |
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