《風見鳥 渡》
今度の日曜は休日出勤です(死、どうも風見鳥です。 大型の注文は落ち着いたものの、いまだに忙しい日が続いています。 そのせいもあってか、ついにというかぼくの所の作業ラインにパートさんを入れることを会社は検討しはじめたようです。 これまで現場では組み立てラインを除き製造部門ではパートを一人も雇ってはいなかったのですが、その方針を転換したようですね。 あっとそうでした、年末進行で忙しくここで話す機会がありませんでしたが、実はぼくの会社の初代社長が亡くなったのですよ。 齢80歳に届こうかという年齢であるにもかかわらず職人として生涯現役を貫き、社長室に収まることなくずっと現場を歩き回っていました。 そして一年ほど前に体調を崩されて療養なさっていたのですが、去年の年末にその訃報をついに知らされることになったのでした。 初代新幹線の部品製造や革新的な製品を世に送り出し、日本の工業界に多くの貢献をもたらした前社長のご冥福をこの場をお借りてお祈りいたします。 そんなわけでして、ぼくの会社は新社長のもと少しずつ変化しつつあります。 前社長が考案したアイディアは現在の工業をいまだ支えている大きなものです。 新しい体制を整えつつ、前社長がうらやむような新しい製品を作ることが出来ればいいなぁと凡才ながら考える日々であります。 |
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