《森 光年》
おなじみの米国のラッパー、カニエ・ウエストの周辺がなんだかさわがしいですね。 ちょっと前にはゲームを作るとか言いだして嫌な予感しかしませんでしたが、今度はストリートウェアのECサイトを買収。 ニューヨークのファッションウィークでは、アディダスとコラボレーションした服を大々的に発表したりもしてましたっけ。 べつにカニエの情報をつぶさに追いかけてるわけでもないんですが、ファッションなりゲームなりの情報を拾っていると、ひょんなところでやっこさんの名前に行き当たります。 先日は、世界最大規模のロックフェスであるイギリスのグラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーがカニエに決まったことでブーイングの嵐が吹き荒れたり。 その前にはグラミー賞関連で暴言を吐いて物議をかもしたり、あいかわらず世間から嫌われるお騒がせセレブぶり。 なんというかもうほんと、しばらく謹慎してニューアルバムに専念しろ、と言いたいですね。音楽的にはまぎれもなく偉大な才能の持ち主なんだから。 Rihanna And Kanye West And Paul McCartney - FourFiveSeconds ところで東京の新しいファッションブランドで蟹江さくらという人がデザイナーの、その名も『kanie(カニエ)』ってのがあるんですね。 ラッパーのカニエの悪評を考えると大胆なネーミング…服はすごくかわいいですが。 そんなわけで森光年ですが、ついこのあいだまで寒い寒いと言っていたような気がするのに、早いものでこちら関西は桜のシーズン真っ盛り。 このところあまり天候がすぐれないのが残念ですが、大阪都心の靭(うつぼ)公園までちょっと桜を眺めに行ってまいりました。
花見のお供といえばなんといっても桜餅。今年はひさしぶりに新町の『餅匠しづく』のを…と思ったのですが、あいにくの売り切れでした。
岸和田の老舗和菓子店の支店ですが、あいかわらず大人気ですねえ。モダンなイートインスペースもにぎわっておりました。 そんなわけで、しづくのすぐ近所の『廣井堂』へ。 明治10年創業の老舗で羊羹が絶品、という評判は何度か聞いていたんですが恥ずかしながら初訪問でございます。 餅匠しづくがデザイナーもののモダンな内装なのに対し、廣井堂はこぎれいながらオーセンティックなたたずまい。 常連らしきお客様たちが店内の椅子でお店の方と談笑しており、これぞ街の和菓子屋さんという風情で落ち着きます。 意外なことに廣井堂の桜餅、求肥と餡を薄皮ではさんで桜の葉で巻いた関東風、いわゆる長命寺タイプなのですね。 関西で桜餅といえば、餅で餡を包んで桜の葉で巻いたいわゆる道明寺タイプのシェアが圧倒的ですので、これは新鮮。 餡も求肥も上品で、塩漬けの桜の葉のすがすがしい風味が前面に押し出されたとても美味しい桜餅でした。 一緒にいただいた大福もさらりとした餡の口当たりが素晴らしく、さすが老舗と唸らされましたね。なるほどこれは、秋になったら名代の栗蒸し羊羹をぜひいただいてみたい。 羊羹の購入は予約制だそうなので、いささかハードルが高いですが… |
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