《森 光年》
先週末、私の住む地域で町ぐるみのイベントが行われまして。 大阪市内でも随一の古い町であるわが地元をアピールしようという催しで、なかなかどうして大勢の観光客でにぎわっておりました。 そんな中、近所のブランジュリー『トロワ』が当日限定のカフェをやっておりました。 本格的なブランジュリーのパンやヴィエノワズリーから、ちょっとひねりの効いた菓子パンまで美味しいパンがそろっているこのお店。 いわゆる古民家リノベーション系なんですがとてもセンスが良いんですよね。 白を基調とした店内も素敵ですが、庭がまたいい。 元の民家が堂々とした門構えに蔵まであり、町中にしてはなかなかのお屋敷だったようで前庭もゆったりした広さ。 その庭に、オーナーご夫妻の趣味なのかゆたかな緑があふれています(こんな感じ)。 一日カフェの日にはこの庭に机とテーブルが出ていて庭を眺めながらくつろげたんですが、素晴らしい体験でしたね。 草いきれと涼しい風、庭に迷い込んできた猫。まるで子供のころの夏休みのような時間を過ごせました。 催しの当日は、大阪は西区の新町にある「おいしいものセレクトショップ」の『べつばら』の方が出張でかき氷を出してました。 前々から噂は聞いていたんですが、なかなか行けずにいたお店。 いただいた山ぶとうとマスカットのかき氷がなんとも美味しくて、お店の方もとても感じが良く、ぜひとも新町の方におじゃましたいと思いました。 イベントは終わってしまいましたが、『トロワ』では普段の営業でも素敵な店内でパンを食べながらお茶できますので、みなさまも是非。 山形県の『オーロラコーヒー』から豆を取り寄せたりと、コーヒーにもこだわっておられてとても美味です。 そんなわけで森光年なんですが、以前にこのブログでも触れましたユニクロとルメールとのコラボラインの詳細が発表されました。 【新コラボ「ユニクロ アンド ルメール」は10月2日発売 全アイテムを初披露 (Fashionsnap.com)】 ルメールのデザイナー クリストフ・ルメールはかつてラコステやエルメスでディレクターをつとめたほどの人物。 シンプルでシックなそのデザインの特徴は発表された「ユニクロ アンド ルメール」のアイテムにもよく表れていますね。 【UNIQLO AND LEMAIRE - ウィメンズ - 2015-16 Autumn Winter (Fashionsnap.com)】 【UNIQLO AND LEMAIRE - メンズ - 2015-16 Autumn Winter (Fashionsnap.com)】 すばらしいコレクションなんですが、どうしてもかつてユニクロがジル・サンダーと組んで展開していたユニクロ+Jを思い出してしまいますね。 とくにメンズのほうに二匹目のどじょうを狙っている感が。+Jのメンズのコートやスーツ、すごくよく売れていましたからね。
ユニクロがコラボ相手としてジル・サンダーと似通った方向性のクリストフ・ルメールを選んだのも、+Jの再来を目論んでのことなのでしょうか。
ユニクロはこのあいだも人気のあった+Jの商品を再販していたりして、未練たらたらの様子。 だったらジル・サンダーとのコラボを解消したりしなければよかったのに、とも思いますが、ジル・サンダー氏はけっこう金に汚いと聞きますからねえ。 自身が立ち上げたブランド「ジルサンダー」のデザイナーを辞めたり戻ったりまたすぐ辞めたりと、なかなかややこしい人物のようです。 ちなみに現在、ジル・サンダー氏はジルサンダーを去っていてデザインチームがあとを引き継いでおります。 それはともかく、+Jが若干割高だったのに対し、「アンド ルメール」はユニクロの通常の商品と価格帯を合わせているのだそうでなかなかリーズナブル。 このデザインでこの価格ならそれはもう売れるでしょうねえ。 リーズナブルな分、品質の方は少し不安がないでもないですが、冬場は外から見えにくいシャツぐらいならちょっと試してみたいですね。 コートやジャケット、ニット類はセール待ちですかねえ。 |
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