《森 光年》
東京のほうでは海外ブランドの新店がオープンラッシュだそうですが、こちら大阪もアパレル関係の動きがたいへん慌ただしい状況です。 ドリス・ヴァン・ノッテンが心斎橋の御堂筋沿いに路面店をオープンしましたし、阪急メンズ館も大幅にリニューアル。 そういえば7月にオープンしたNハリウッドの堀江店にもまだ行けていない状況なんですよね… 今年の夏は酷暑であまり出歩けませんでしたから、涼しくなった今もご無沙汰してしまった行きつけのカフェやパティスリーに顔を出すだけで休日が終わってしまうありさま。 ちなみに先週は扇町の『パティスリー ラヴィルリエ』と淀屋橋の『モール&ホソイコーヒーズ』行脚という、私にとってのゴールデンコースでした。 たぶん一番長く頻繁に通っているこの2店ですが、やはりいい。盤石です。 …というような、保守的なことだから新店開拓がおろそかになるんですよね。すみません。 この秋は冒険してみます。 そんなわけで森光年なんですが、デザイナーのアレキサンダー・ワンが自身のブランドの10周年プロジェクトに、カニエ・ウエスト夫妻ら38人の著名人を起用したそうで。 【アレキサンダーワン、各界38人のスターを10周年プロジェクトに起用】 ケイト・モス、パメラ・アンダーソン、ロッド・スチュワートと、そうそうたる顔ぶれが並んでいて豪華ですね。 さすが名門バレンシアガのディレクターを任されたアレキサンダー・ワン。わずか二年半で退任することになったのはかえすがえすも残念ですが… ファッション好きで知られる若手のラッパー、A$AP Rocky(エイサップ ロッキー)の姿もあります。 彼がアディダスとコラボした、羽根の生えたアラレちゃんみたいなスニーカーは記憶に新しいですね。 シュプリームと共にボックスロゴTシャツの爆発的ブームのきっかけとなったピガールのTシャツもエイサップロッキーらが着用したことで注目を集めました。 そういえばカニエは『New Slaves』という曲のリリックで、「アレキサンダーワンに全財産つぎ込む 新時代の奴隷たち」と現代文明批判をしてましたっけ。 モード大好きのカニエからすればこれは、アレキサンダー・ワンを現代の最先端デザイナーの代名詞と認めたということ。 こうしてキャンペーンに起用されたのも、そんなカニエのラブコールがワンに届いたからかもしれませんね。 Kanye West -New Slaves (Live on SNL) それにしても、こういう晴れ舞台でもなんかパッとしない横顔の写真を採用されてしまうあたりに、カニエという男の底知れぬいじられキャラぶりを感じてしまうのは私だけでしょうか… |
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