《森 光年》
みなさま、シルバーウィークはいかがお過ごしでしょうか。 私はといえば弟の結婚式を筆頭に、友人と出かけたり知人と会ったりとイベントが立て込んで思いのほか忙しい連休となっております。 友達が少なくて連休はだいたい暇を持て余す私としては、こういうことは珍しいので戸惑いますね。 それでもなんとか一人でぶらぶらする日を作って、大阪は中之島の中央公会堂近くの遊歩道でひらかれていたフリーマーケットのようなものをのぞいたり。 そこで意外な出会いがあったりと楽しい時間を過ごしたのですが、そのあたりのことは後日、機会があったらまた書ければと思います。 そんなわけで森光年なんですが、ベルギーのアーティスト、ストロマエが一週間ほど前に公開したPVが強烈だったのでご紹介いたします。 Stromae - quand c'est ? 2013年のアルバムに収録されていた曲に映像を付けたもので、『quand c'est ?』というタイトルはフランス語で「いつ?」という意味。 「カン・セ」と発音するそうで、そこに癌を意味する「Cancer(カンセル 英語ではキャンサー)」をかけあわせています。 そのタイトルどおり、癌によって親しい人を失う苦しみや、自身が癌に蝕まれるのではないかという不安を歌った曲。 詩も曲もヘビースモーカーであるストロマエの葛藤を反映したような陰鬱さです。 癌の病名は患部の様子がカニの姿に似ていることから、かに座を意味するキャンサーからとられたもの。 このPVでもカニの脚を思わせるモチーフが不気味さを演出しています。痩せて手足の長いストロマエが踊るシルエットも、まるでカニのようですね。 そういえば、ストロマエと似た体形をしているお笑いコンビのアンガールズの田中もカニの物真似を得意としていますね。 同じようなことをしていても田中とストロマエだと随分イメージが違うのはなぜでしょうか… |
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