《森 光年》
以前、ベルギーのアーティストであるストロマエの『quand c'est ?』という曲の陰鬱なPVをご紹介しましたが、今回は今年の四月に公開された『carmen』のPVを。 Stromae - carmen そのうちご紹介しようと思っているあいだにはや半年…光陰矢のごとしでありますね。 タイトルどおりビゼーのカルメンを元ネタとした曲ですが、内容はSNS時代を風刺するものになっています。 PVでストロマエをはじめとする大勢の人々、はてはオバマ大統領にまで憑りついて破滅へと導いている青い鳥はもちろんツイッターの比喩。 じつにストロマエらしいシニカルさです。 そんなわけで森光年なんですが、前回の記事で宣言したとおり『旅と喫茶とカレーと日常 モハキハ』に行ってまいりました。 以前は玉造の方にあった、旅好きのオーナーさんがなさっているカフェ。「モハ」も「キハ」も鉄道車両の形名なので、鉄道好きでもあるんでしょうね。 そんなお店が谷町六丁目に移転していたと知り、ちょうど近くの『ル・カネトン』(8周年おめでとうございます!)でランチする予定だったため、ついでに行ってまいりました。 『モハキハ』の新店舗は裏路地にひっそりとたたずむ古い民家。 いわゆる古民家改装カフェですが、看板がなければぜったいにお店とは気付かないくらい玄関先は完全なる民家です。 靴を脱いで上がる店内は外観からは想像もつかないくらい広々として、中庭から自然の光がさしこむ穏やかな空間。
こちらのお店、コーヒーは『赤い実コーヒー』の豆を使っているとか。
赤い実コーヒーは上本町のコーヒー焙煎所で、西天満の『星霜珈琲店』でこちらのコーヒーを飲んだことがありますが、とても美味しいのです。 カレーのいい匂いもしましたし、コーヒーとカレーの黄金コンビを楽しみたいところでしたが、あいにくフルコースのランチを食べたばかりで胃にはいささかの余裕もなく。 喫茶せず店内で売られている雑貨等を見るだけでもOK、とのお店の方のお言葉に甘え、お目当ての品だけを買って帰りました。 購入したのは前回の記事でも触れました『フランス菓子 ひなた堂』のお菓子。 店舗を持たずいくつかのお店で委託販売しているお菓子屋さんで、モハキハには月一で入荷しているようです。 エンガディナーというクルミのヌガーを生地で挟んだタルトのようなお菓子をいただいて家で食べたのですが、これが絶品。ヌガーの口どけが最高なのです。 聞きなれない名前だと思ったらスイスのお菓子なんですね。フランス菓子のみならず、幅広いレパートリーをお持ちのようで。 モハキハのお店の方にうかがったんですが、そんなひなた堂さんの生菓子を月に一度、店内でいただける日があるとか! しかも、それがまさに今日(10月18日 日曜)なのだそうで、ちょっとこのあと出かけてこようと思います。 あのひなた堂のお菓子を赤い実コーヒーのコーヒーと一緒にいただけるというのですから、見逃す手はありません。 感想などまた後日、機会があれば書かせていただこうと思います。 |
|
|
| 最初のページ |
|