《森 光年》
東京での大騒ぎが全国的に話題になりましたが、ハロウィンの夜は大阪の繁華街もなかなかどうしてすさまじい騒ぎでありました。 深夜12時すぎまで心斎橋にいたんですが、その時間帯でも表通りは仮装した人であふれかえって立錐の余地なしというありさまでしたね。 近年いまいち面白くない街と化しつつある心斎橋ですが、こういうときに人々が集まるのはやはりここなんだな、と実感いたしました。 しかしまあ、大人たちが奇抜な扮装や破廉恥な衣装で夜の町を練り歩くのがハロウィンの本義ではないわけで。 子供たちがお化けの格好でお菓子をねだってまわってこそのハロウィンではないのか…と思っていたら今年はやられました! 買い物をしていたら小さな男の子たちが私を見るなりにやりと笑い、お化けのフードをかぶって「うおー!」と脅かしてきたのです。しかも近所のスーパーで。 さらに夕方、新町の『ミリバール』という素敵なお店でワインを飲んでいたところ、お姫様の格好をした小さな女の子たちが「きゃーっ!」とはしゃぎながら入ってくる始末。 まるで海外の映画のような光景ではありませんか。いつのまにか本邦にこんなにもハロウィンが浸透していようとは。 どちらのケースの場合もたまたまカバンにお菓子が入っていたのでトリックをまぬがれトリートできましたが、来年からはちゃんと用意しておいた方がよさそうです。 そんなわけで森光年なんですが、ラフ・シモンズがディオールを離れるというニュースをお伝えしたばかりだというのに今度はこんな報道が。 【「ランバン」のアルベール・エルバスが退任へ、ディオール後任の憶測も(Fashionsnap.com)】 1889年開業の老舗中の老舗ブランド、ランバンのディレクターを14年にわたって務めてきたアルベール・エルバスが退任するとか。 ほんと、このところこの手のニュースが立て続けで混乱してしまいますねえ。今は誰がどこのディレクターだったやら。 リンク先のニュースサイトによれば、エルバスはラフ・シモンズの後任としてディオールに移籍するのではないかと囁かれているとか。 まあ、この手の噂はあてにならないことが多いので眉唾ではありますが。 なにしろ先だってのバレンシアガのディレクター人事に関しても、メディアは日本人デザイナーの阿部千登勢をはじめ四人のデザイナーを有力候補としてあげていたにもかかわらず、結局その予想はかすりもしていなかったということがあったばかり。 阿部千登勢がディレクターになったら熱いなあ、と興奮していたので残念でしたね。 とはいえ、アルベール・エルバスがディオールの後任になってくれれば、新顔ディレクターの名前を覚える手間がひとつ省けてありがたいんですが。 なんなら今度こそ阿部千登勢がランバンの後任になってくれたりするとさらにありがたい。 Lanvin | Spring Summer 2016 Full Fashion Show | |
|
|
| 最初のページ |
|