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ディオールの新ディレクターがようやく決定
《森 光年》
梅田の阪急百貨店でミニチュアドレスの展示会が行われたのも記憶に新しいディオールですが、こんなニュースが。

【「ディオール」の新アーティスティック・ディレクターはマリア・グラツィア・キウリに確定 (WWD JAPAN.com)】

昨年、空位のままだったディオールのディレクターが、ヴァレンティノの前ディレクターであるマリア・グラツィア・キウリに決まったとのこと。
前任のラフ・シモンズが退いたのが昨年ですから、ずいぶん時間がかかりましたね。
その間のコレクションはルーシー・メイアとセルジュ・リュフィウー率いるデザインチームが製作しておりました。

このデザインチームによるコレクションを高く評価する人もいて(私には正直いまいちでしたが)、ルーシーとセルジュがこのままディレクターになればいいのにという声も聞きましたね。

デザインチームによる最新(であり最後?)のオートクチュールのショーの動画がこちら。


Christian Dior | Haute Couture Fall Winter 2016/2017 Full Show |



新ディレクターのキウリ氏が名門ブランドにどんな息吹を吹き込むのか楽しみですね。それにしても、名前の憶えやすい人でよかった…
エルメスのナデージュ・ヴァネ=シビュルスキーとか、ややこしい名前の人たちばかりが最近ファッション界の話題になってましたからね。

ヴェトモンのデザイナーのDemna Gvasaliaの姓の読みなんてグバサリアなのかジバサリアなのかヴァザリアなのか。日本のファッションメディアはいまだ混乱しております。

創立して間もないにもかかわらずモードブランドとしては異例の早さで一般層に浸透し、日本の芸能人にも愛用者が多数登場するなど大旋風を巻き起こしているヴェトモン。
裾が切りっぱなしのケミカルウォッシュっぽいダメージジーンズや、袖の長すぎるトップスなど街でよく見かけるようになりましたが、どちらも流行の発端はヴェトモンだったりします。

モードブランドが発表した服が、ほとんどタイムラグもなくダイレクトにストリートの流行に影響を与えている、という状況はこれまであまりなかったかもしれませんね。
そんな現代を象徴するブランドのデザイナーの名前の読み方がわからないというのは困ったものです。
 

雑記 | 2016/07/15(金) 21:51 | コメント(0) | トラックバック(0)
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