《森 光年》
今冬の繁忙期は例年以上に地獄の様相を呈しておりますが、そんなときでもアレッサンドロ・ミケーレによるグッチの最新コレクションが私を癒してくれます… 【Gucci Pre-Fall 2017 collection (Vogue)】 このルックがとくに最高。ミケーレの眼鏡っ娘への深くゆがんだ愛情が感じられます。スフィンクス(猫)もかわいい。 このブログではおなじみの私の近所のパン屋さん『アップルの発音』はご主人が詩人で、パンに変わった名前を付けることで有名です。 そんなお店の新作のタイトルが「大きな嘘と生きる」。深すぎる… 発酵バターとメープルシロップのクリームを、ハード系のパンにたっぷりとはさんだとても美味しいパンでした。 ハード系のパンと多量のバターは相性抜群ですが、カロリーのことを考えると禁断の美味という感じがしますよね。 大きな嘘と生きる、とは「大丈夫、太らない!」と自分に嘘をつきながらそれを食べ続ける人間の業を言い表した名前なのかもしれません。 現実逃避のため、イギリスの家庭で昔から愛用されてきたティーポットであるブラウンベティを購入いたしました。 ブラウンベティはブランド名ではなく、イギリスの某所で取れる粘土質の赤土で作られた伝統的なポットの総称だそうで、ぼってりとしたかわいらしい茶色の陶器です。 コーヒー党の私ですが以前、これもイギリスの家庭で昔から使われてきたT.G.グリーン社のコーニッシュウェアのマグカップを気に入って購入しまして。 その流れからブラウンベティもほしいなと思っていたのです。 さっそくブラウンベティで紅茶を淹れてみたところ、気のせいかもしれませんがそのへんのポットで淹れるより美味しく感じます。 こうなると茶葉のほうにも凝りたいところですね。俺、この繁忙期が終わったら美味しい茶葉を買いに行くんだ… |
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