《森 光年》
あけましておめでとうございます! 本年も妥協倶楽部をよろしくお願いします。 大晦日から元旦にかけては大阪は東心斎橋のバー『UMEYA』で恒例の飲みながらの年越しを楽しんでまいりました。 しかしながら、みんなリアルが充実してきたのか年越しに集まる常連たちも年々減少してきております。 寂しいことではありますが、お正月をバーで迎えねばならぬ哀しい人間が減っているのだから喜ぶべきなのかもしれませんねえ。 ちなみに昨年最後の一杯はブードルズジンとノイリープラットのマティーニ。今年最初の一杯はスコッチウイスキーのダルモア。 昨年最後の買い物は黒のボウタイ(蝶ネクタイ)。今年最初の買い物はタキシードなどを着るとき用の光沢のある白のサスペンダー。 とくに意識したわけではなく偶然このラインナップになっただけなんですが、なんだかジェームス・ボンドの年末年始みたいですね(ダルモアはキングスマンのほうですが)。 そんなわけで森光年なんですが、昨年末のコミックマーケットで当サークルのブースに足を運んでくださった皆さま、寒い中ありがとうございました。 西館の果ての果てで、開場時間になっても「ほんとうにコミケは始まっているのか…?」と疑ってしまうほど人の通らないエリアでしたが、それでも来てくださった皆々さまに感謝が尽きません。 そんな僻地に配置されてはおりましたが、コミケ見物に来た海外の方が何人も往来していたのは印象的でしたね。 コミケはずいぶんひさしぶりだったので、ワールドワイドぶりが加速していることに驚きました。あと、一斉点検のときの館内放送のBGMが井上陽水でなくなっていたのにも驚きました。 新作の『Busty Girls Don't Get Hurt』ですが、通りがかる英語圏の観光客の方は全員なんらかの反応を示しておられましたね。 じつはこのタイトル、海外の歌手Sia(シーア)が2014年にヒットさせ、グラミー賞にもノミネートされた『シャンデリア』の歌詞の出だしのもじりになっているのです。 Sia - Chandelier (Official Video) いかに話題になった曲とはいえ、あれだけ多くの人が歌詞の冒頭部分を覚えているとは…とんでもないスマッシュヒットだったことを実感しました。 なかには『『Busty Girls Don't Get Hurt』というタイトルを口に出して読み上げながら「ばかばかしい…」と呆れ顔で通り過ぎる人も数名。 そんな中の一人のある白人の女性の後ろには、パートナーらしきモジャモジャ頭に野暮ったいメガネのナード系の男性が付き従っておりまして。 その男性がこのうえなくスケベそうな笑みを満面に浮かべ「わお! そのタイトル最高じゃん!」と言いたげな様子で行き過ぎたのがとくに印象に残っております。 女性が一緒じゃなかったら買ってましたねあれは… どうやらあちらの人からするとかなりばかばかしくてお下品な語感のもじりになっていたようで、ない知恵をひねって考えた甲斐があったなあと。 まあ、そんな海外の方で購入してくださったのは一人だけだったのですが…ともかくありがたい! |
|
|
| 最初のページ |
|