《森 光年》
ここしばらくPCの不安定な挙動に悩まされてきましたが、買い換えというもっともシンプルかつ効果的な手段によりようやく解決いたしました。 そんなときに頼りになるのはやはり、PCを20年来の趣味&仕事としている当サークルメンバーの存在。 PCのトラブルが起きるたび、何度彼に助けられたかわかりません。 むこうは妻子を持つ身でいろいろと忙しくなり、会う機会は減りましたがそれでもこういうときには駆けつけてきて助けてくれる。 なんだかドラマ『セックス&ザ シティ』のようで泣けてきます。 余談ながらPCトラブル中、いつ落ちるかとハラハラしながらバイオハザード7の実況動画を見ておりまして(そんな状況で見るなという話なんですが)。 そしたら、刃物で襲われた主人公が手の甲を刺し貫かれるというショッキングなシーンで狙い済ましたかのように画面が固まってしまい、それ以来、おそろしくてバイオハザード7の動画を見ることができなくなってしまいました… そんなわけで森光年なんですが、一週間ほど前にパリでおこなわれたディオールのオートクチュール(オーダーメイド)のショーがとてもいい感じでした。 Christian Dior | Haute Couture Spring Summer 2017 Full Show | いわずと知れたモード界の老舗メゾンであるディオールは、マリア・グラツィア・キウリを新ディレクターに迎えたばかり。 就任後初となった先シーズンのコレクションは完成度は高かったもののややおとなしい印象で、いまひとつ記憶に残りませんでした。 しかしながら、オートクチュールでは華々しいデビューコレクションを見せてくれましたねキウリさん。 なんといっても会場を秘密の庭に変えてしまう演出が素敵。 幻想的なランウェイを歩くモデルたちのクラシックかつゴシックないでたちはまるでおとぎ話の住人のようですね。 かといってただのコスプレにはとどまらず、現代的な息吹も感じさせるすばらしいコレクションで見ごたえがありました。 ムッシュ ディオール存命中の傑作であるバー ジャケット(→こういうの)の変奏も楽しい。 ジョン・ガリアーノが差別発言で退任したあと後任のラフ・シモンズも3年半で退任、その後なかなかディレクターが決まらなかったディオール。 その間にデザインチームを率いていた二人のチーフデザイナーによるコレクションを高く評価する人もいますが、やはり老舗中の老舗には看板となる名デザイナーがいてほしいですよね。 キウリによる新生ディオールの今後に期待します。 |
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