《森 光年》
大阪は淀屋橋の歴史的建築 芝川ビルの地階のカフェ『モール&ホソイコーヒーズ』で来週末、ちょっと面白い催しがあるようです。 【Mockba – Paris at Mole (Mole & Hosoi Coffees)】 ロシア料理とフレンチのコラボユニット『モスクワとパリ(Mockba – Paris)』による2月24日(金)一日限りのイベントだとか。 昼はランチプレートとスイーツ、夜はDJを呼んでのバー営業でロシア料理とフレンチのコラボレーションが味わえるそうで。 どういう感じかちょっと想像つかなくてわくわくしますね。 芝川ビルは地下鉄淀屋橋の出口から徒歩数分の好立地で、周囲にはお酒が飲める店も多数あります。 週末、ちょっと飲みに立ち寄ってみるのもいいんじゃないでしょうか。 そんなわけで森光年なんですが、先日、ニューヨークでカルバンクラインの秋冬コレクションが開催されました。 Calvin Klein | Fall Winter 2017/2018 Full Fashion Show | カルバン・クライン氏といえばアメリカが生んだ名デザイナーですが、2003年に氏が引退して以来、ブランドのほうのカルバンクラインは低迷気味。 日本では廉価ラインのパッとしない服や下着や香水ばかり目にする感じで、カルバンクラインには正直あまり良い印象がありません。 しかし、そんなカルバンクラインに一大転機が訪れました。 90年代後半~00年代までモード界で一世を風靡し、今もなお現代を代表するデザイナーの一人に数えられるラフ・シモンズがチーフクリエーティブオフィサーに就任したのです! 数年前にディオールのディレクターを退任して以来、次はどのブランドのデザイナーに就任するのか注目されていたラフ・シモンズ。 彼のカルバンクライン入りが発表されたのは昨年の夏でしたが、あまりにも信じがたいニュースだったため、正直いまいち現実味が沸きませんでした。 それから半年、ようやく発表されたラフ・シモンズのカルバンクラインが上の動画ですが、いやはやこれはまぎれもなくラフ・シモンズのショーであります。 構築的、かつ思索的。着衣とヌードの境界にぎりぎりまで肉薄するようなデザインはカルバンクラインのセクシーなイメージを踏まえたものでしょうか。 有名ブランドのディレクターに就任して一発目は、だいたいどのデザイナーも注意ぶかく大人しめのコレクションを展開するものですが、さすがラフシモンズもなると最初からフルスロットルで飛ばしてきます。 名門ブランドのデザイナー交代が相次ぐ昨今ですが、ラフ・シモンズのカルバンクライン就任劇は他と一線を画するインパクトがありました。 なにしろ、これをきっかけに零落していたかつての名ブランドが復権するかもしれないわけですから、今回のショーは歴史の1ページとなるかもしれません。 ラフ・シモンズのカルバンクラインの今後に期待したいと思います。 |
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