《森 光年》
前回の記事でご紹介した大阪は心斎橋~淀屋橋エリアのお店のスタンプラリーイベントですが、情報に誤りがありました。 2017年3月~6月17日としていた開催期間ですが、正しくは2017年3月17日~6月17日でした。お詫びとともに訂正させていただきます。 すでに無駄足を踏んでしまったという方がいらっしゃったら本当に申し訳ありません。興味があるという方、来週末からの開始となりますのでぜひ楽しんでください。 来週末といえば、早いもので3月19日(日)には日本橋ストリートフェスタが開催されますね。 【第13回 日本橋ストリートフェスタ2017 公式サイト】 大阪は日本橋電気街の大通りを歩行者天国にするこのイベント。 毎年すさまじい数のコスプレイヤーが集うことで有名です(会場内でのコスプレならびにコスプレイヤーの写真撮影には参加証の購入が必要)。 会場ではさまざまな催しも行われますので公式サイトを参考にぜひ足を運んでみてください。オタク趣味の人もそうでない人も楽しめること間違いなし。 ただ、回を追うごとに人出がとんでもないことになっていますが… そんなわけで森光年なんですが、ほんの一ヶ月ほど前のブログ記事で、ディレクターが交代したばかりの老舗モードブランド、クリスチャンディオールの今後に期待する旨を述べたことをご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。 そのマリア・グラツィア・キウリ率いる新生ディオールが先日発表されたばかりの2017/2018秋冬コレクションでさっそくやってくれました! Dior | Fall Winter 2017/2018 Full Fashion Show | いやはや、素晴らしいコレクション。運よくライブ中継でリアルタイムに観ることができたんですが、興奮しましたね。 ブランドの創業者でモード黎明期の立役者、クリスチャン・ディオール氏が愛した青を基調にしたという今回のコレクション。 ほとんどのルックが沈んだ色のワントーンでありながらこの奥行き、この華やかさ。 シルエットや素材の質感に変化をつけるだけで、単色であったてもこれほど幅広い表現が出来るとは。 私が認識していた服飾の限界が押し広げられたような気さえいたしました。 とまあ賢しい理屈はともかく、どのルックもほんとうにかわいい。クラシカルでありつつ現代的で洗練されていて、そして身につける女性を輝かせる服たち。 前回のオートクチュール、今回の秋冬と通してみると、いまひとつだなと感じた昨年のデビューコレクションも腑に落ちる感じがしますね。 ディオール氏の描いたロマンティックな世界はオートクチュールで再現しつつ、プレタポルテ(既製服)はシャープで現代的に、というのが新生ディオールの方向性なのかもしれません。 とはいえプレタでもロマンティシズムは十分に感じられて、新ディレクターのキウリ氏がクラシックに造詣の深いデザイナーであることが伝わってきますね。 やはり、どの世界でもいいものを作る人は過去のアーカイブに敬意を払い、大事にしていると感じます。 それにしても今期のファッションウィークは大豊作で、もうお腹一杯という感じ! 停滞ムードがあったモード界にあらたな風が吹きはじめて、これからいい時代が到来しそうな予感がいたします。 |
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