《森 光年》
前回の記事で言及しましたカリフォルニア州の砂漠地帯で行われる音楽イベント、コーチェラフェスティバル。 先週末に引き続き、今週末の金土日も開催されているのですが残念ながら二週目はライブ中継がありません… 一週目のほうはライブの後に再放送もやってくれたので、けっこういろいろなアーティストのステージを見ることができて大満足でしたね。 レディオヘッドやレディガガなどメジャーどころのステージは圧巻でしたし、映画音楽の巨匠ハンス・ジマー(『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『ライオンキング』等の音楽を担当)が大編成の楽団を引き連れて大ヒット映画のテーマ曲を次々と演奏していたのもフェスらしからぬ趣がありました。 なんといっても今年のコーチェラはヒップホップのアーティストたちの勢いを感じましたね。 最終日の大トリを飾ったのも若手ラッパーのケンドリック・ラマーでしたし、その他の若手ラッパーたちもステージを大いに盛り上げておりました。 また、出演予定のなかったヒップホップ・グループのミーゴスが二日目のステージに乱入、さらに三日目にもまた乱入してくるという珍事も。 昨年はまだEDM系のアーティストが元気な印象でしたが、たったの一年でがらりと状況が変わった気がいたしますね。 近年、ファッションのほうでもラッパーのカニエ・ウエストがカリスマとなり、カニエと関係のある人物のブランドが次々とトレンドの中心に躍り出てきています。 そんなわけで森光年なんですが、コーチェラで活躍していた若手の中で、すごくいいなと思ったのがスクールボーイQというラッパー。 恥ずかしながら知らなかったのですがケンドリック・ラマーとおなじグループに属するアーティストだそうで。コーチェラのラマーのステージにもゲスト出演していました。 こちらはケンドリック・ラマーとフィーチャリングした三年前の曲。 SchoolBoy Q - Collard Greens (Explicit) ft. Kendrick Lamar パワフルなラップにクラシックなヒップホップへの深い造詣を感じさせる曲作り。それでいてどこか現代的な感触なところがケンドリック・ラマーと共通しているように思います。 ここ数年、音楽への関心がやや低下気味だったのですが、その間に頼もしい若手たちが多数台頭していて、やはりアンテナは立てておかないといけないなと反省しきりです。 |
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