《森 光年》
ご存知『アップルの発音』の期間限定デザートですが、新しいのが始まっております。 前作は食べたい食べたいと思いながら不運が重なり、一ヶ月近くおあずけを食ってしまったので今回は電光石火で食べてまいりました。 キャラメリゼしたバナナとパイナップルのテリーヌ風に冷たいショコラ、黒糖ジンジャーレモンのグラニテがアクセントとして添えられております。 こう書くとなんだかややこしいですが、とにかく美味しい! キャラメリゼされたフルーツの味わいが甘みから苦味まで幅広く、そこにショコラの風味が加わって複雑玄妙な旨みに。加えて食感も食材ごとに多種多様。 噛むほどに味わいと食感が千変万化し、食べるのが楽しくて仕方がないデザートでした。 惜しむらくはあまりに楽しすぎて一瞬で食べ終わってしまったことですね… もう一度食べに行って今度はゆっくりと味わってみたいです。 そんなわけで森光年なんですが、先日、少し物思いにふけりたくなり大阪は谷町六丁目の『トリントンティールーム』に出かけてまいりました。 このところ流行しているイギリス料理、エッグベネディクトをブームになる以前から提供していたことで知られるこちらのカフェ。 そのエッグベネディクトはもちろんのこと、マフィンやクランペット、ウェルシュケーキなどのイギリスのお菓子も美味しいお店ですが、特筆すべきはなんといっても紅茶ですね。 こちらのカフェ、英王室御用達の茶器や傘なども店内で販売しており、茶葉に関しても海外ブランドのものがメジャーからマイナーまで幅広く揃っております。 ランチや三時のお茶での訪問もいいですが、夕刻、ポット一杯のお茶と向き合いつつ静かな時間をすごすのにもいいお店だと思いますね。 いただいたの2012年に創業したばかりのクリスティーヌ ダットナーというフランスのブランドのお茶。 グリーンサマーカプリと命名されたそのお茶はなんと紅茶ではなく緑茶のフレーバードティー。クランベリーの香りが豊かでとてもさわやかでした。 イタリアの観光地、カプリ島での避暑をイメージしたブレンドだそうで、英国風の店内でフランスのブランドのイタリアをイメージしたお茶をいただくとはなんとも贅沢な気分です。 まだ日本では本格展開しておらず、茶葉そのものの入手は困難なようですがティーバッグなら通販できるところもあるようです。しかも意外にリーズナブル。 英国老舗ブランドの茶器でちゃんと飲んでみたい、という方はぜひトリントンティールームへ。現在の在庫がなくなり次第終了だそうですのでお早めに。 秋にはまたちがうブランドのお茶が入ってくるとのことで、夏本番もこれからだというのに今から楽しみです。 |
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