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イートン・メス!
《森 光年》
12月の8日~10日にかけて、神戸でこんなイベントが行われるようです。

【第2回 神戸ティーフェスティバル】

神戸開港150周年記念で町ぐるみの紅茶のイベント。さすが神戸という感じです。トマス・リプトン卿が協賛しているというのもさすが。
ぜひ行きたいのですが会期が三日間、しかも私の地元からは近くて遠い町・神戸ですからねえ。難しい……


そんなわけで森光年なんですが、先日、大阪は谷町六丁目の『トリントン・ティールーム』にて美味しいデザートをいただいてまいりました。



リンク先の記事ではスコーン生地を使ったトライフル(器の中でクリームや生地やフルーツを重ね合わせたイギリスのデザート)が紹介されていますが、私が訪問したときにはスコーンをメレンゲに置き換えたイートン・メスになっていました!

イートン・メスとはクリームとメレンゲをフルーツと共に器に入れてぐちゃぐちゃにしたイギリスのお菓子。
その名のとおり、イギリスの超名門パブリックスクールであるイートン校とハロウ校のクリケット対抗戦で伝統的に出されてきたという由緒正しいデザートです。

一般的にはベリーやストロベリーで作られることが多いようですがトリントン・ティールームのそれはかぼちゃのソースを用いた秋仕様。
メレンゲ生地を土台にしたパリ風のモンブランから着想を得たそうで。なるほど素晴らしいアイデアです!
生クリームにバターたっぷりのトフィーソースまでかかっていてこってりしてはいるのですが、かぼちゃが味わいに奥深さを加えているためくどさを感じません。

フランスにも大きな球状のメレンゲを真っ二つにしてクリームを絞ったムラング・シャンティという豪快な古典菓子がありますが、メレンゲとクリームを器に入れてぐちゃぐちゃにしてしまえ! というイートン・メスのおおらかさはいかにもイギリスという感じでいいですね。

イギリスのお菓子って、ウィーン菓子のように典雅でもなくフランス菓子のように華麗でもなく、アメリカ菓子のように素朴というのともまたちがう独特の感じがあるんですよね。
おやつはおやつ、と割り切っているような、美味しくすることを放棄してしまったみたいな身も蓋もないあの感じ。
口いっぱいに頬ばると、なんだか子供のころのおやつの時間に戻ったようで「にひひ」と笑いたくなります。

昨年末にコミケに行った際、立ち寄った三菱一号館美術館の売店でイギリスの板チョコレートを見つけまして。
その中にイートン・メス風味のチョコあったことでこのお菓子の存在を知り、以来ずっと食べたいと思っていたのですが念願がかないました。

というか、じつは夏ごろから手書きメニューにイートン・メス(そのときはベリーだったそうです)が加わっていたそうなんですが、うかつにも見逃していました……
このところトリントン・ティールームにうかがうときはフランスのテオドーの紅茶が目当てになっていたので、フードメニューにまで気が回っていなかったんですね。

一生の不覚……来年の夏、またベリーのイートン・メスが復活していたら絶対にトライしてみたいと思います!
 

雑記 | 2017/11/07(火) 21:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
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