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もういっそのこと春まで冬眠していたい……
《森 光年》
いまさらですが寒いですね…すっかり重い風邪を引いてしまいました。
病身をおしての連勤を終えた週末、帰宅して鏡を見ると表情が完全に腹が減っているときの井之頭五郎(ドラマ版)のそれになっておりました。

さておき、風のうわさでセングラことセンチメンタルグラフティーが復活の兆しを見せていると聞き動揺がおさまりません。
開発途中からメディアミックス展開で宣伝しまくり、グッズもバンバン発売するという当時まで異色だった手法が話題となったセガサターン向けのこのゲーム。

発表された12人のヒロインたちに当時のオタクたちは心をときめかせ、発売直前に期待と盛り上がりがピークを迎えたものの、いざ発売されてみると恋愛ゲームというよりは異色の旅ゲーという感じだったために一気に盛り下がったという伝説の作品です。

ただ、誤解してほしくないんですがゲーム自体はなかなかに面白く、私自身もハマりましたし私の周囲にもハマっていた者がちらほらおりました。
東京暮らしの高校生である主人公が金曜夜になると毎週のように北海道や九州まで夜行バスで出発して当地のヒロインとデート、帰りにちょっと2都道府県ばかり寄り道してまたデート、日曜深夜に帰宅して翌朝登校、という死の強行軍を楽しめる旅ゲーなんて他にはありません。

しかしまあ、それが復活するとなるとなんだか変な汗が止まらない感覚がありますね。
今度また「それ」が現れたらここに戻ってきて戦おう、と誓い合った少年時代の記憶が中年になった今よみがえってきた、みたいな…(スティーヴン・キングの「IT」のネタバレを含みます)

そういえばセングラといえば奇怪なOPムービー(暗黒太極拳と称される。土方巽の暗黒舞踏になぞらえられていたものが変質した模様)だけがやたらと有名でして。
作品の内容をまったく知らない人がドヤ顔でOPだけ揶揄するというハマっていた者としては承服しかねる事象がよくみれます。

もう10年以上前でしょうか、私の兄が「セングラってあの暗黒太極拳のゲームだろwよく知らないけどw」と言いだしまして。
カチンときてゲームを起動させてみたたころ、兄は突然顔面蒼白。
「このゲーム……知ってる……あんなにハマってたのになぜ忘れてたんだ……?」と過去の記憶を取り戻した不可思議な事件がありました。
やっぱりセングラって「IT」なのかもしれません。


そんなわけで森光年なんですが、世間はバレンタインイベント真っ盛りですが、大阪は天王寺動物園ではこんなイベントが行われるそうです。

【天王寺動物園で「動物が妖怪に変化!?動物妖怪ランド」を開催します (大阪市)】

期間は2月10日(土)~18日(日)。13日の火曜日は閉園だそうです。
動物園+妖怪という意外な取り合わせのイベントを、しかもバレンタインのシーズンに企画するという発想がなかなかにクールですね。

戦国~江戸時代の絵画には、日本にはいないのに伝聞だけで描かれたために妖怪みたいになっている動物たちがたくさん出てきますので、この取り合わせじつは好相性なのかも。
そもそも絵画の題材としては超メジャーな虎でさえ、本邦の絵画ではなんだか得体の知れない生き物になっているのが味わい深い。

しかし、よくよく考えると当時は頻繁に見る機会があったであろう狸でさえ絵画では得体の知れない妖怪じみた姿に描かれていますし(実際、妖怪視もされていましたが)、人間の認識とは不思議なものです。
図鑑で知識を得たり、動物園で実際の姿を観察したりすることのできなかった時代の人々にとって、実在の動物と架空の存在(=妖怪)の境界はきわめて曖昧だったようにも思いますね。

たとえば現代は妖怪として扱われたり狸の別称とされたりする「狢(むじな)」というものがありますが、昔の人は狢と狸は別の生き物だと認識していたようで。
しかも狸の巣穴には必ず狸と狢がセットで棲んでいると考えていたといい、「おなじ穴のむじな」という言いまわしはそこから来ています。
この謎の未確認生物、オスよりも小柄な狸のメスを別の生き物と誤認したのではないかと言われています。

昔の人のほうが自然と触れ合っていたから現代人のわれわれより動物のことに詳しいのではないかと考えがちですが、あながちそうとも言い切れないのかもしれませんね。
 

雑記 | 2018/02/04(日) 19:27 | コメント(0) | トラックバック(0)
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