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ティーローフとアセット・デセール
《森 光年》
早いもので、もう今年もこのイベントの季節ですね!

【第14回日本橋ストリートフェスタ2018】

3月18日(日)開催。
この日一日だけ歩行者天国となる大阪は日本橋の大通りを、おびただしい人数のコスプレイヤーの人たちが闊歩するイベントで、沿道では多数の催しが行われます。
コスプレイベントとしては日本最大級の規模だと思いますが、入場無料なので通りすがりにのぞいていけるのが素晴らしい。

ただし、当日は想像を絶する密度とスケールの大混雑となるのが確実ですので、次の目的地へとお急ぎの方はお気をつけください。
裏通りに一歩入れば案外スムーズに通行できたりするので(そういうところでやっている催し物もありますし)急がばまわれが吉です。


そんなわけで森光年なんですが、今回は私が大阪のお店で最近いただいたデザートの話題を二つお届けします。
まず一つ目はこのブログではおなじみ谷町六丁目の『トリントンティールーム』のママレードのティーローフ。「本日のティータイムセット」の一品です。

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ティーローフは紅茶に浸したドライフルーツ等を入れたイギリスの素朴なパンケーキです。
ママレードといえばジャムのイメージでしたが、パンケーキに練りこむと違った側面が味わえるのが面白い!
苦味が心地よい余韻になっていてかなり私好みのティーローフでした。

この写真を撮ったのは先々週ですが、お店のフェイスブックの最新の投稿によるとオーナーさんは昨日、イブズプディング(りんごのプディング)を作っていたようで。
もしかしたらティーローフはすでに終了してしまっているかもしれませんねえ。

とはいえ、最近のトリントンティールームは本日のティータイムセットのデザートが二種類から選択できるようになっているので、まだティーローフ継続の可能性はあります。
興味のある方はぜひ谷町六丁目にお急ぎを! 仮にティーローフがなかったとしてもイブズプディングも美味しそうですし!

ちなみにこの写真の日のお茶はフランスの気鋭ブランド、テオドー(THE O DOR)のランデブーというフレーバードティでした。
テオドーのはそこいらのフレーバードティとは一線を画する強烈な個性と主張を持っていて大好きなのですが、このランデブーはとくに刺激的に感じますね。


続いてはご近所(大阪市平野区)の美味しいパン屋さん『アップルの発音』のイートイン限定デザート。
上本町のコーヒー焙煎所『赤い実コーヒー』のブレンドとともにいただいております。

180310APL002.jpg

題して「春の柑橘とチーズ、濃厚なショコラのひとさら」。
ショコラの上にたっぷりのチーズのクリームが乗り、ソースには八朔などの旬の柑橘類がふんだんに使用されています。

チョコレートとオレンジを合わせるのはフランス菓子のド定番ですが、オレンジを和の柑橘類に変えることで定番の組み合わせへの新しいアプローチになっているのが鮮烈!
ショコラのケーキにチーズのクリームとヘビー級のデザートなのに柑橘の酸味で軽やかになっているのもさすがです。

フレンチのコースで出てくるようなデザートの一皿をアセット・デセールと呼び、これを単体で提供するカフェなども増えて最近ブームになってますね。
アップルの発音は美味しいパンの販売が本業でありながら、大阪にそのブームが影も形もなかったころからハイレベルなアセット・デセールを出していた先鋭的なお店です。

なのですが、最近はデザートがメニューに載るのが不定期なのが惜しまれますね。
今回の一皿も今月の22日までと短い期間になっていますので、気になる皆様は大急ぎでわが地元までおこしください!
 

雑記 | 2018/03/12(月) 22:21 | コメント(0) | トラックバック(0)
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