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恋するマルシェとスージークーパーのタリスマン(今度はハリポタぽいタイトル)
《森 光年》
GWもいよいよ最終日となってしまいましたが、みなさまこの連休をいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は半年ぶりに会った当サークルメンバーの4歳の子と遊んだりして充実しておりました。

自分の両親の結婚式に、可愛いお洋服を買ってもらって参列した思い出を生き生きと語ってくれたのが可愛かったです。
その子が生まれるずっと前の出来事なのでそんなはずはないんですが、子供って不思議ですよね。


そんなわけで森光年なんですが、すでに風見鳥メンバーが記事にしているGW前半のイベント、大阪は中之島中央公会堂の『恋するマルシェ』も印象深いものでした。

大正時代に建造された荘厳な中央公会堂を1~3階まで借り切って、200ものブースが並ぶスケールの大きさ!
とくに壮観だったのが3階の中集会室ですね。
「中」と名づけられてはいますが1~2階の大集会室(コンサートなども開ける大ホール)に対しての「中」であり、その広さと壮麗な装飾は息を呑むほどでした。

天井の高いホールに雑貨等のブースがずらずらと並ぶ様子はコミケ等の同人即売会を連想させましたが、ふと視線を上げるとこんな眺め!

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中集会室に隣接した小集会室の天井の写真ですが、これで「小」ですからね。ため息しか出ませんね。
小集会室はアンティーク系のブースが集められていて、この雰囲気の中で古式ゆかしいアクセサリーとか衣服とか茶器が並んでいる様子はそりゃあもう感動的でした。

まさかここまで充実したイベントとは夢にも思わず、うかつにも気軽に自転車で出かけてしまったのですが、やはりありましたよ素敵な陶磁器が。
帰路に一時間以上かかるため迷いに迷いましたが結局、カップ&ソーサーを一客購入してしまいました!(割れなくてよかった)

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さっそくご近所のイタリア菓子専門店『Egoistica(エゴイスティカ)』の山盛りのティラミス(これで400円)とともにコーヒー(こちらもご近所の『ミナヅキ珈琲』のもの)をいただいていますが、英国スージークーパーのタリスマンです。

イギリスが誇る20世紀の名陶器デザイナー、スージー・クーパーのデザイン。ウェッジウッド傘下に入ったあとの物なので1960年代後半~80年代ぐらいでしょうか。

1990年代のブームで爆発的人気になったスージークーパーですが、1930年代に約1年だけ英国の王位についていたエドワード8世が恋人(のちの夫人)にここの食器を贈ったりしていたようで。
エドワード8世の王位を継いだ弟のジョージ6世(映画『英国王のスピーチ』の人)の夫人にも愛好されていたといいますから、昔から人気があったようですね。

英国伝統のエインズレイやスポードなどの格調高い陶器もいいものですが、スージークーパーの愛らしさもまた捨てがたい。
会場にはそのほか、現在人気の高いデンビーやホーンジーなどの素朴なテイストの英国茶器も数多くありまして、恋するマルシェおそるべしといわねばなりませんでした。

来年以降もまたぜひ開催していただきたいです。
 

雑記 | 2018/05/06(日) 15:07 | コメント(0) | トラックバック(0)
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