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天満橋の『The Bottle Oven』二回目
《森 光年》
早くも梅雨明けかな、と気が緩んだところにこの記録的豪雨。
先月の地震の直後にこれではたまりませんね。

全国で多数の方が被害に遭い、今現在も降り続いている地域もあるとのことですが、皆さまご無事でおられますでしょうか。
とんでもない波乱の幕開けですが、とにもかくにも7月ですね。

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写真は英国老舗の陶器メーカー、ロイヤルアルバートの12ヶ月の花シリーズの7月。描かれているのは忘れな草です。
12客そろっていたらさぞや壮麗でしょうが、残念ながらこれしか所持していません。

すでに廃盤になっており、それほど古くないものでも中古市場ではそれなりの価格で取引されている品物なのですが、近所のスーパーのブランド品・貴金属買取店で1080円(税込み)でした。

その手の店にバブルの頃の物とおぼしき英国の陶磁器などが流れ着くことがたまにあるんですよね。
素性の良い品物なのに、東洋の島国の浮かれ騒ぎに巻き込まれ不当な価格で叩き売られている哀れな器たち。
みなさまも見かけたら供養と思って手にとってあげてください。


そんなわけで森光年なんですが、前回の記事の宣言どおりさっそく大阪は天満橋のティールーム『The Bottle Oven』を再訪してまいりました。

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お茶はセリンボン茶園のファーストフラッシュダージリン、お菓子はラズベリーのジャムをはさんだヴィクトリアスポンジ。
ゆっくりと長い時間をかけて抽出される茶葉と向き合いながら、ゆったりと過ごす贅沢な時間を堪能しました。

今回のカップ&ソーサーは英国の陶器メーカー、スポードがコープランドという社名だったころのアンティーク品。
野趣あふれるオーガニックのダージリンと好相性なデザインです。

オーナーさんがポットもケーキ皿も好きに選んでよいと仰ってくださったのでウハウハしながら迷いに迷って決めたのですが、あらためて見るとちぐはぐな印象ですね。
次回はもうちょっと冷静に選ぼうと思います。

ヴィクトリアスポンジはカステラ系の主張のある生地で大変に美味。
前回の記事で予想したとおり、やはり生地がしっかりおいしいこのお店はどのお菓子を選んでも間違いなさそうです。
スタンダードなものからマニアックなものまで、種類豊富なイギリス菓子が用意されているのでこれは毎回迷ってしまいそう。

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前回とは逆のアングルからお店を撮影。やはり完全にロンドンです。
気候の穏やかな時期はテラス席も気持ち良さそうですね。

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駅からお店までの道のりも、緑の少ない大阪とは思えないほど立派な街路樹や大きな公園に恵まれていてロンドン気分を高めてくれます。
ちょっと行くとすぐうら寂しいスラム街のような景色に変わるのもまたロンドンっぽさがあって、それも趣というものでしょう。

雑記 | 2018/07/08(日) 08:15 | コメント(0) | トラックバック(0)
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