《森 光年》
当ブログにも何度も登場しているご近所の美味しいパン屋さん『アップルの発音』。 定休日が日曜なので、このところなかなか行くことができず、さびしい思いをしておりました。 そして先日、帰り道に近くを通りがかったので、この時間では閉まっているだろうと思いつつ足を伸ばしてみたところ……なんと、まだ開いていました! 以前は夕方には閉まっていたものでしたが、いつのまにかけっこう遅い時間(19時ぐらい?)まで営業するようになっていたんですねぇ。 嬉しさのあまり、晩ご飯も控えているのにタルティーヌと卵サンドを購入し食前のお茶とともにいただくという奇妙な按配になりました。 ![]() ひさしぶりにいただいたアップルの発音のパンはしみじみと美味しくて、疲労と暑さで打ちのめされた体に染み入るようでした。 タルティーヌはしっかりしたパンとマッシュポテトの食感のハーモニーが抜群。そこにオリーブの豊かな香りが加わって至福の一品です。 卵サンドは以前は甘く柔らかな和菓子のようなスタイルでしたが、ハムが加わり卵もしっかり目のワイルド仕様! 営業時間といい卵サンドといい、知らない間にいろんな変化が訪れていたのですね。 8月にはめでたく10周年を迎えるアップルの発音。 これからも末永く、さまざまな変化で驚かせ続けてほしいと心から願います。 そんなわけで森光年ですが、またもや大阪は天満橋の英国ティールーム、『ザ ボトル オーブン』へ行ってまいりました。 ![]() 写真をごらんいただければお分かりかと思いますが、最高の午後でした。 炎天下、クーラーの効いた素敵なティールームでゆったりといただく熱いお茶。こたえられません。 今回のカップ&ソーサーはアイリスの紋章(fleur-de-lis)をあしらったコープランド スポード。 オーナーさんが入手されたばかりのアンティーク品です。 ポットがまた素晴らしい! お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、わが家にあったのと同じブラウンベティです。 ブラウンベティとは英国の赤土で作られた伝統的で素朴なポットの総称。 ころんと可愛らしく、お値段も比較的リーズナブルなのが嬉しいです。 ボトルオーブンのブラウンベティはかなりの大振りで、しかも台座付き! これもアンティーク品なんでしょうか。羨ましい。 ![]() いただいたのは英国のお茶の定番中の定番クリームティー。 スコーンとクロテッドクリーム、ジャムのセットです。 ボトルオーブンのお菓子の生地のおいしさには前々から注目していましたが、思ったとおりスコーンも絶品。 オーナーさんとの陶磁器トークも盛り上がって、文句なしの黄金の午後でした。 ![]() 帰り道に撮影。 やはり天満橋は大阪のロンドンと見て間違いないようです。 |
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