《森 光年》
つい昨日まで日本橋(もちろん大阪の電気街でない方)の三越本店では、2週間にわたって英国展が行われておりました。 SNSでは次から次へと英国展を楽しむ関東の方の投稿が流れてきまして、もう羨ましいったらありゃしません。 こちら大阪では10月10日(水)〜16日(火)に阪急うめだ本店で、恒例かつ伝統の英国フェアが開催されます。 タイムリーなことにちょうど本日、京阪神エルマガジンのウェブ媒体が記事をアップしていたのでご参照ください。 【ハリポタなど、ファンタジーな英国フェア (Lmaga.jp)】 ピーターラビットを生んだ湖水地方のホテルのクリームティー! たまりませんね。来月が待ち遠しい! そんなわけで森光年なんですが、来月のフェアまで耐え忍ぶ英国分を補給するため、先日はいつもと違うティールームでお茶してまいりました。 といっても新店舗とかではなく大阪では老舗に属し、もっとも一般の知名度が高いティールーム『北浜レトロ』です。 ![]() 中之島の河川沿いにたたずむ明治時代の小さな建築物を改装し、たしか90年代後半ごろに開業したこじんまりとしたお店。 その人気はすさまじく、いつどんな時間に通りがかっても行列が途絶えているのを見たことがないほどです。 普段ならあまりの行列に踏み込むことを躊躇するお店なのですが、この日はこの近辺で不意に予定が宙に浮いてしまったこともあり意を決して飛び込んでまいりました。 雰囲気抜群の店構えに、掲げられたライオンとユニコーンの紋章。イングランドの国章であり、英国王の紋章でもあります。 ![]() ![]() オーナーさんが手作りで改装したという店内はご覧のとおり、英国のティールームのイメージそのもの! その非日常感はもはやテーマパークの域で、行列が絶えないのもうなづけます。 ちなみにこの日は一時間待ちでしたが、この雰囲気の中でなら待つのもさほど苦になりませんでした。 列に並んでいる時間すらエンターテインメントに溢れているディズニーランド方式ですね。 ![]() 英国のお茶の定番、クリームティー。生姜がざくざく入ったスコーンが嬉しい。 英国人といえばビールにもワインにも生姜、生姜の焼き菓子で人間をかたどったりお菓子の家を作ったりするほど生姜好きです。 ちなみに、店内ほぼすべてのテーブルに三段重ねのアフタヌーンティーが林立していて壮観でした。 世間ではアフタヌーンティーがブームとは聞いていましたが、まさかこれほどとは。 「かわいいー! どこから食べていいわからへん!」という嬉しい悲鳴も聞こえてまいりましたが、アフタヌーンティーはまず下段のサンドイッチから。 ティーカップの取っ手には指を通さず、人差し指と親指で挟むように優雅に。 取っ手の下部を中指で支えるようにするとバランスがいいですよ。マナーが人を作る! ![]() 店内に掲示されていたありがたい格言。 SNSで親切な方に教えていただいたんですが「FRIST」は11~15世紀の古い英語で意味は「FIRST」に同じ。 「命短し 先ずデザートを食べるべし」 というところでしょうか。深い(深くない)。 |
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