《森 光年》
災害と天候不順が続いていて、ほんとうに嫌気がさしますね。みなさまご無事でお過ごしでしょうか? イベント目白押しの季節ですし、いいかげん穏やかな気候になってほしいと願います。 なにしろ前回もお伝えしましたように来週には、日本最大規模ともいわれる大阪の阪急うめだ本店の英国フェアが控えていますし。 【阪急英国フェア 2018】 それに、月末にはハロウィンも待っています! 7月ぐらいから早々と各種ハロウィンイベントがアナウンスされて、今年も盛り上がっていますね。 100円均一ショップのハロウィンコーナーも年々充実してきていますが、驚いたのはダイソーでペストマスクが販売されていたこと! おもわず購入して自前のトップハットをかぶせて撮影してしまいました。 ![]() ペストマスクというのは、17世紀のヨーロッパでペスト専門医が被っていた一種の防毒マスクのこと。 【ペスト医師 (Wikipedia)】 くちばしの部分に詰め込まれた香辛料やハーブ、藁などで感染を防げると信じられていたようです。 当時の人は大真面目に身につけていたのでしょうが、その奇怪な見た目からヴェネツィアのカーニバルなどで定番の仮装となりました。 ダイソーのこれ、じつは額の部分が広すぎて写真のように帽子を被ることが不可能なんですよね(後頭部に浅く乗っけるしかない)。 けっこうしっかりした厚手のプラスチック製ですが、工作が得意な人は切って調節したほうがいいでしょう。 そんなわけで森光年なんですが、先々週の休日は大阪は天満橋のティールーム『ザ ボトルオーブン』にお邪魔してきました。 ![]() 以前にも同じような写真をアップしてしますが、やはりこの店構えがいい。英国趣味魂が昂ぶります。 いつまでも蒸し暑かった大阪も最近ようやく涼しくなってきましたので、そろそろこの店先の席でフランネルのスーツなんか着て紳士ぶってお茶がしたい! ![]() そしてブルー&ホワイトの器でクリームティー(英国では定番の紅茶とスコーンとクロテッドクリーム&ジャムのセット)。 これぞ英国! という安定感がありますね。 そしてこのスコーンがまた本当に美味しい! 生地の完成度が高いのでどのお菓子を食べても外れがないのがザ ボトルオーブンの魅力です。 ちなみに奥の小ぶりのポットは器マニアのオーナーさんが新しく購入したもの。 「ウィロー」と呼ばれる英国茶器の定番柄で、中国の悲恋物語が描かれています。 定番とはいえ現在ではあまり製作されていないようで、このポットも古いものなんでしょうね。 写真ではわかりにくいですが、金彩がほどこされていてとても愛らしいです。 ![]() ザ ボトルオーブンのすぐ近所の広い公園です。 大きく育った木々に囲まれ、大阪の市街地の真っ只中とは思えないほど気持ちのいい空間。 ![]() ですがここにも痛々しい台風の惨禍の跡が。 この夏から秋にかけて相次いだ災害のすべての被災者の方に、心からお見舞い申し上げます。 |
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