《森 光年》
怒涛の阪急うめだ英国フェアが終了しました!
なんだかんだで7日間の会期中に3日も行ってしまいましたよ。
まあ、日参する人も珍しくないイベントですし、福岡と大阪の阪急英国フェアをはしごする豪傑すらいるとか。
英国趣味の世界は恐ろしいですね。
ともかく、写真とともに思い出をふり返っていきましょう!

大阪梅田の阪急百貨店9階広場に、風もないのにはためくユニオンジャック!
ファンタジーがテーマの今回はピーターラビットやウィニー・ザ・プー、ハリーポッター関連の展示や販売に広いスペースがとられておりました。
その他はスコーンやフィッシュ&チップス、ソーセージロール等の販売。紅茶やお菓子やジャムやクロテッドクリーム等々も盛りだくさん。
アクセサリーや衣料品、傘、バッグ、アンティークの食器等々のブースもずらりと並び、英国湖水地方のホテルのクリームティーやスコッチウイスキーを喫したりするスペースも。
連日すさまじい来客でしたがとくにすごかったのが英国の一流ホテル、コノートのスコーンを求める行列でした。
なにしろ最終日の閉会15分前になっても列が続いていましたからね…

そんなコノートのスコーンをイートインで。
いくら百貨店とはいえこれはちょっと…というお値段でしたが、長蛇の列に並ぶことを考えれば背に腹はかえられぬというところ。
日本で人気のザクザクしたスコーンとは真逆のもっちり系スコーンでしたが、これがまた不思議に美味い。
横綱相撲のような老舗の風格すら感じました。

2017年ブッチャーズショップ・オブ・ザ・イヤー受賞のリッシュマンズのソーセージロール。
イギリス人が大好きな肉をパイで包んだやつですね。
これもめっちゃ美味しかったんですが、なぜかぜんぜん行列してなくて穴場でした。
それにしても「ホットサービス」の文字とユニオンジャックの取り合わせが味わい深い。

2018年度フィッシュ&チップス全英No.1に輝いたミラーズのミラーさん。
とにかく陽気な方で、英国紳士のコスプレをしていた私と当サークルメンバー風見鳥を目ざとく見つけ、「ヘイ! ガイズ! ナ~イス!」と声をかけてくれました。
写真はそのあと、フィッシュ&チップスを購入したときのもの。
撮影OKと掲示はあったものの、ぶしつけにレンズを向けるのも失礼と思い、魚を揚げる手元だけを撮ろうとしたのですが、「おいおい、なんで俺を撮らないんだい?」と言いたげなジェスチャーのあとにこの表情&サムズアップ。

そんなミラーさんのフィッシュ&チップスをジンジャービアーとともに。
タラがしっかり肉厚で美味しい!
この大きなタラに対し、モルトビネガーが小さな一袋だけとは残酷! あまりに残酷です…

バッキンガム宮殿の近衛軍楽隊OBによるバンド、ロンドンファンファーレ トランペットによる金管四重奏。
元軍人(階級は中佐)とは思えないファニーな指揮者の方が観客をいじりまくりです。
写真はお客さんに指揮棒を振らせてその様子を(お客さん自身のスマホで)ビデオに撮るという持ちネタが炸裂しているところ。
当サークルの風見鳥もその客いじりの犠牲となったことは当人のブログ記事にあったとおりです。
演奏は007メドレーやディズニーメドレー、「上を向いて歩こう」等、日本人にもわかりやすい曲目をという配慮が感じられました。
でも、英国の愛国歌「ルール ブリタニア」も演奏してくれたので、歌詞を覚えているサビのところだけ歌いましたよ!
指揮者の方がこちらに一礼してくれたのが嬉しかったです。
Rule Britannia - Last Night of the Proms 2009
まだまだ書き足りませんが、とにかく楽しいイベントでした!
半世紀以上の歴史を持ち、全国各地の英国関連の催事の中でも最大級といわれるだけのことはあります。
興味をもたれた方、来年の秋にもまたチャンスはめぐってまいります。
次回はお見逃しなきよう!