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阪急うめだ英国フェア 戦利品編
《森 光年》
今年のハロウィンも各地で盛り上がっていたようですね!

こちら大阪の心斎橋でも当夜は大勢の人たちが和やかに仮装を楽しんでいたようで。
渋谷で暴徒が軽トラひっくり返して大ニュースになったのが反面教師として作用したのかもしれませんね。
ほんと、ああいうのは勘弁してほしいです。

私はといえばハロウィン当日も直前の週末も夜の街に繰り出すことが叶わず、ネット上にアップされた仮装した人たちの写真を羨むばかり…
その代わりといってはなんですが英国紳士の仮装をして、以前のブログ記事でもご紹介した『北浜レトロ』でお茶してまいりました。

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人気店ゆえ1時間待ちは当たり前ですが、この日はお店の前で並んでいる時間が長かったのがつらかったですね。
明治時代に建てられた雰囲気のある建物の前に英国紳士もどき。通り過ぎる人たちの好奇の視線が痛かったです。

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当日の服装はこんな感じ。それほど奇抜な格好でもないと思うんですが、目立ってしまうものですねえ。
ちなみに写真は阪急の英国フェアのときのもので、ネクタイやチーフはハロウィン向けのものに変えていました。


そんなわけで森光年なんですが、前回の続きとしてその阪急英国フェアのこぼれ話などを。

英国フェアといえばお茶やスコーン、フィッシュ&チップス等々、食べ物に目が向きがちですが、アンティークの食器類も充実してるんですよね。
今回私が購入したのはこちら。

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英国ウェールズ地方にかつて存在したスウォンジー窯のトリオです。
こういう古いブルー&ホワイトの器を持つのが夢でしたが、まさか5000円札でおつりが来る値段でそれが叶うとは…
丸いソーサーと角ばったケーキ皿の取り合わせも面白いですね。

年代はちょっとわからないんですが、バックスタンプの雰囲気と英国皇太子の御用達をあらわす紋章から20世紀初頭~前半のものではないかと。
ただ、スウォンジー窯が磁器を製作していたのは19世紀の前半までとのことなので辻褄が合わず。
謎が謎を呼ぶのもアンティークの楽しさですね。

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そしてこちらは同じ英国フェアのアンティークのブースにあったというバーレイ社のトリオ。
購入されたのは大阪は天満橋のティールーム『ザ ボトルオーブン』のオーナーさんです。
私が阪急へ行った二日前に発見されたのでそうで。悔しすぎる!

この柄は「ウィロー」といって中国の悲恋物語を題にとったものです。
東洋の影響を受けてスタートした英国の陶磁器の世界では古くからある人気の柄なんですが、現在では製作しているメーカーはほとんどなく。

バーレイ社は今も黒のウィローを作ってますがブルーウィローは廃盤(日本限定で復刻されたりしていますが)。
しかも写真の古いカップは現行品と若干デザインが異なり、金彩も施されてるんですよね。

このトリオも5000円札で買える値段だったそうで、私も見つけていたら即決だったでしょうねえ、これは。
ボトルオーブンのオーナーさんの強い英国愛が幸運を引き寄せたというところでしょうか。

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そしてそのバーレイのトリオでクリームティー。
ポットもクリーマーもブルーウィローで卓上はブルーウィローだらけ!
この日は英国生まれの調理用リンゴ、プラムリーのジャムが付きました。

私には惜しくも縁のなかった器ですが、ボトルオーブンへ来れば美味しいスコーンとお茶をそれで楽しめる。
オーナーさんが入手してくれてかえってよかったのかもしれませんね。

雑記 | 2018/11/02(金) 21:46 | コメント(0) | トラックバック(0)
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