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扇町のパティスリー ラヴィルリエが9周年!
《森 光年》
先日、ご近所の美味しいパン屋さん『アップルの発音』にお茶しに出かけたらメニューにシュトーレンのセットが!

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日本でもすっかりおなじみになったドイツのクリスマスシーズンのお菓子シュトーレンですが、まさかご近所で早々といただけるとは。
しかも運よく端っこが回ってくるという。
世の中だいたいの食べ物は端っこが美味しいと相場が決まっていますからね!

案の定、砂糖の層がしっかりと厚く、スパイスもよく効いていてヨーロッパのクリスマスの味。
キャンベルズのケニアの茶葉とよく合います。

それにしても、カウンター奥の店主ご自慢の謎の壷の圧がすごい…
オークション形式のアンティーク店で競り落とされたのだそうですが、骨をくわえた青い犬がカトゥーン的なタッチで描かれています。

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この日はアップルの発音も例年参加しているイベント『オープンナガヤ』が開催中でしたので、それっぽいお写真も撮影。

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大阪各所の素敵なリノベーション長屋が、店舗やギャラリーとして利用されているものはもとより一般のお宅まで公開されるという催しです。
こちらの店舗を手がけたのは町屋等のリノベーションに力を入れている近在の建築家ご夫婦です。


そんなわけで森光年なんですが、大阪は北区扇町のパティスリー『ラヴィルリエ』が11月24日で9周年!
ということで一足お先にお祝いしてまいりました。

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赤いバラとともに赤いお店へ。土曜のけっこう遅い時間でしたが来客は引きも切りません。
お忙しい中、シェフやヴァンドゥーズの皆さまから丁寧な挨拶をいただき恐縮でした。

来年はいよいよ10周年の節目ということで、おのずから話題は開店当初の思い出話へと流れてゆきました。
当時からずっと厨房を支えてきた副シェフが、三重県いなべ市に来春開業するラヴィルリエの新店舗へと旅立たれるそうで。
開業まもないラヴィルリエ、今よりもっと狭かった厨房で奮闘してらしたその方の姿がよみがえり、胸に熱いものがこみあげてまいりました。

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帰宅後、ラヴィルリエのケーキとクロワッサンで遅いお茶。
この日ばかりはフランス式でいただきます(フランス人はそっけない白やガラスの器でお茶しそうという雑なイメージ)。

じつはラヴィルリエで初めていただいたのがクロワッサンで、以後も折に触れて購入してるんですがまたさらに美味しくなってますね。

ケーキはラヴィルリエではおなじみミゼラブル(日本のパティシエの創作菓子だそう)の古典解釈版ミゼラブル・アルカイク。
表層のカカオのビターな風味と、バタークリームとラムレーズンの調和が完璧です。

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バラのお礼にと焼き菓子もいただきまして、そちらは後日お茶菓子に(茶器が英国調なのはご容赦を)。
マドレーヌ、フィナンシェ、サブレ ディアマン。馴染み深いベーシックな顔ぶれなのに、初めて食べたみたいに美味しい。

周年イベントは11/23(金・祝)~25(日)に行われますので、皆さまぜひお出かけください。
そして10年目のラヴィルリエもよろしくお願いします!

雑記 | 2018/11/19(月) 21:11 | コメント(0) | トラックバック(0)
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