《森 光年》
先の三連休がクリスマスムードのピークで、今日はもうただの平日気分という皆さま、そんなことではいけません! 今日こそがクリスマス本番ですから、無理やりでも気分を高めてまいりましょう! メリークリスマス! というわけで今年もクリスマス・キャロル『御使いうたいて』の原曲であるイングランドの古謡『グリーンスリーブス』の動画を。 アイルランド出身の女性グループ、ケルティック・ウーマンのバージョンです。 Greensleeves By Celtic Woman 次第にテンポが速くなっていくアレンジがいかにも古謡っぽくていいですね。子供たちが縄跳びかなんかしながら唄うような。 失恋男の未練たらたらの恨み言が十数番にわたって綴られているこの歌ですが、その中からポップな部分がチョイスされているのも合っています。 「あなたにスカーフやペチコートを買ってあげましたね。あれらはとても上等なものでしたよ」みたいな内容なんですけどね。 バブル期のイカれたクリスマスに狂奔された人たちの恨み唄のようでもあります。 そんなわけで森光年なんですが、アドベント(クリスマス4週前の日曜からイブまでの期間)最終日の昨日、大阪は谷町六丁目の『トリントンティールーム』へと出かけてまいりました。 お目当ては限定メニュー、蝦夷鹿の赤ワイン煮! ![]() クリスマスといえば鹿ですからね(トナカイです)。 赤ワインと隠し味のブルーベリーがジビエの野生的な風味と調和して恍惚とするほどの美味。 このスープ、一滴たりとも残すまい! というぐらい良いダシが出ています。 野菜がゴロゴロ入ってるのも嬉しいですね。 ![]() お茶はローズ プーチョン。 中国茶とバラのブレンドで、英国の老舗百貨店フォートナム&メイソンのものが有名ですがこちらはウィリアムソン。 しっかり苦いお茶とローズの華やかさ。 鹿肉の個性にぴったり合うのではと思いチョイスしましたが、これはズバリでしたね。 ![]() デザートはミンスミートの乗ったスポンジプディング。 ミンスミートとは、りんごやドライフルーツ等に砂糖やスパイスを加えラムやブランデーとともに煮込んだもの。 英国ではミンスミートを使ったミンスパイがクリスマスシーズンに欠かせないお菓子なのだそうで。 クリスマスがすぎても新年の初めぐらいまでよくこれを食べるのだとか。 ミンスミートの酸味のある甘さとカスタードクリームの優しい甘さのハーモニー。 鹿肉とクランペット三枚でけっこうお腹が膨れていたにもかかわらず、ぺろりと平らげてしまいました。 ![]() クリスマスカードとお土産のウェルシュケーキまでいただいて、アドベントの締めくくりにふさわしい一日となりました。 年内はおそらくこれが最後の訪問。 今年もたくさんの素敵なお茶の時間をありがとう! 来年もトリントンティールームにますますの繁栄があらんことを! ![]() |
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