《森 光年》
前回の記事での宣言どおり、ティールーム初めをしてまいりました! ![]() 毎度おなじみ大阪は谷町六丁目の『トリントンティールーム』です。 旧年と代わり映えせず恐縮ですが、どうにも好きなお店には通い詰めてしまう性分でして… ![]() 一年の初めということで、英国のお茶の定番クリームティー(お茶とスコーンとクロテッドクリーム&ジャムのセット)をいただきました。 通常、クリームティーのスコーンは二つなのですがトリントンのスコーンは巨大であるため一つで大満足です。 お茶はテイラーズ オブ ハロゲイトのティールームブレンド。 トリントンではここしばらく売り切れていたお茶なので久しぶりの再会です。 これぞ英国のお茶、というしっかりとした苦味の中にほのかな華やかさもあり、いいバランス。 このブレンドは英国の風光明媚な保養地として知られるハロゲイトの老舗ティールーム『ベティーズ』のために作られているもの。 この訪問の数日後にベティーズが100周年を迎えたとの報がSNSで流れてきまして奇縁を感じたものです。 そんなわけで森光年なんですが、昨年末に北海道のアンティーク店で購入した食器が年初に届きました! ![]() 英王室御用達の陶器メーカー、エインズレイのトリオ! イギリスの王室御用達は経済に大きく寄与している企業に与えられるもので、その商品が必ずしも王室で使用されているとは限らないのですが、エインズレイは実際に王室のための器を作っていることで知られています。 そのエインズレイのトリオ、しかも20世紀初期のものがクリスマスセールで格安になっていたのですから信じられないぐらいの幸運! 一目見たときからこの器の美しい青に心惹かれていたのですが、なかなか手の出しづらいお値段でしたから躊躇しておりました。 ![]() 春の野に遊ぶコマドリの姿が描かれているのが愛らしい。 コマドリはイギリスで国鳥として親しまれている鳥。 この器のような青色はコマドリの卵の色に似ていることからロビンズ エッグ ブルーと呼ばれます。 ![]() さっそく一枚目の写真にも写っているテイラーズ オブ ハロゲイトのヨークシャーティーをいただきました! イギリスではスーパーマーケットでも売られているメジャーなお茶で、どっしりとした濃厚さ苦味がミルクとよく合ういかにも英国人好み。 ですが、このエインズレイの器でいただくと心なしかやわらかく感じます。 お茶請けはご近所の焼き菓子屋さん『多福』のジンジャーバターケーキ。 生姜がガツンと効いていて大阪人の魂に響きます。 たこ焼きにもお好み焼きにも冷やしあめにも生姜を入れる大阪人。 ジンジャーブレッドやジンジャービア、ジンジャーワイン等を好む英国人。 どこか共通する感性があるような気がします。 |
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