《森 光年》
過日、大阪は谷町六丁目の『トリントンティールーム』でいただいたお茶の様子です。 ![]() この日のお菓子はトリークルタルト。 ゴールデンシロップ(英国の家庭で一般的な糖蜜のシロップ)を染みこませたパン粉をタルトのフィリングにしてしまうという、じつに英国らしいとしか言いようのない発想のお菓子です。 生地ならともかく中身がパン粉のタルトだなんて美味しいはずがないんですが、これが濃い目のミルクティーと出会うとたまらない味わいになるんですよね… ![]() ![]() メニューにある&販売されているお茶の種類が豊富なトリントンティールーム。 基本的な茶葉はもとより、英仏の老舗から新鋭まで揃っております。 お近くにお寄りの際にはぜひ! そんなわけで森光年なんですが、先日、大阪の堀江でイギリス政府主催の食のイベントが行われておりました。 ![]() イギリスの最新の食とお酒を知ってもらおうという趣旨の催しで金~日曜の三日間にわたり一日に五回おこなわれておりました。 予約制ですが、政府のPRであるため当然無料! 私が知ったときにはすでに受付を終了していましたが、各回につき先着10名まで飛び入り参加可能とのこと。 一か八か行ってみたのですが、すんなりと入場できました! 人の少ない最終日の最後のほうだったのが功を奏したみたいです。 ![]() 日本未上陸のものを含めた5種のジン、珍しいイギリス産のスパークリングワインが試し放題。 一口大のモダン英国料理とお酒のマリアージュも楽しめました。 英国政府のPRということは、すなわちこれらすべてが英国民の血税! 人様のお金でお酒が飲めるなんて最高です!(下衆) ![]() 五種類のジンはすべてストレートでいただき、スパークリングワインも三種試飲しました。 ジンはどれも個性豊かで美味しくて、フランスのジーヴァインのようなブドウが原料のジンもあり面白かったですね。 おなじ原料でもジーヴァインとは違った味わいになるのはお国柄でしょうか(英国産の方が華やかな飲みやすさの影に少し癖を感じました)。 日本未上陸の東インド会社のジンもキリッと辛口で、でもしっかりと風味があって美味しかった。 上の画像は一番お気に入りのコッツウォルズ ジンです。 とても香り豊かで、ストレートの後にジントニックでもいただきましたが、エルダーフラワーのトニックウォーターとよく合いました。 スパークリングワインもどれもハイクオリティーで驚かされました。 ただ、「つまりはイギリスのシャンパンですね。シャンパンは名乗れませんがブドウは同じですし値段もシャンパン並みです」との説明はさすがにちょっと。 おなじ価格帯のシャンパーニュと比べてもやや味が平坦かなと感じました。 もちろん英国産は英国産でとても美味しいので、わざわざシャンパーニュと比較されるような表現はしないでもいいんじゃないかと思いましたね。 ともあれ、とても素晴らしいイベントでしたので次回開催時には皆さまもぜひ! まだまだ先の話でしょうけど(おそらく来年?)情報が入りましたら当ブログでお知らせいたします。 |
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