《森 光年》
もう一週間前のことになりましたが、イギリスの女王公式誕生日の記念パレード、皆さまご覧になりましたでしょうか? なんといってもバッキンガム宮殿のバルコニーにロイヤルファミリーが勢ぞろいするクライマックス。 チャールズ皇太子の長男、ウィリアム王子の末っ子ルイ王子のかわいさ! ついこのあいだ生まれたばかりと思っていたのに、大きくなりましたねえ。 すごいしかめっ面(かわいい)で現れたのでご機嫌ななめなのかと思ったら、国民に手を振ったり飛行機を指差したり(かわいい)。 「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」の演奏のあとには拍手したりして、ロイヤルファミリーとしての務めを完璧に果たしていましたね。 お兄ちゃんのジョージ王子とお姉ちゃんのシャーロット王女も健やかに成長している様子。 ちなみに、パレードのライブ中継のノーカット版はこちらにアーカイブが残っております。 【Trooping the Colour 2019 | The Queen's Birthday Parade LIVE - BBC】 そんなわけで森光年なんですが、公式誕生日の当日は夕方のライブ中継に間に合わせるべく急ぎ足で外出してまいりました。 ![]() 大阪は天満橋の『ザ・ボトルオーブン』でクリームティー(紅茶とスコーンとクロテッドクリームとジャムのセット)。 カップ&ソーサーとプレートはバーレイのブルーウィロー。ポットは英国庶民に愛されてきたブラウンベティです。 女王公式誕生日の祝杯にこれ以上ふさわしい取り合わせがありましょうか! エリザベス女王陛下! お誕生日じゃない日おめでとうございます! ![]() スコーンは上下に割ってジャムとクロテッドクリームを一緒に塗るのが正しい食べ方。 このときクリームを先に塗るのが英国デヴォン州のスタイル。 ジャムを先に塗るのがコーンウォール州のスタイルです。 どっちでも一緒と思われるでしょうが、じつは食感がガラリと変わるので超重要なポイントなのです。 個人的にはジャムが先のコーンウォール式のほうがクロテッドクリームの味わいをダイレクトに感じられて好きですね。 また、英ロイヤルファミリーもスコーンを食べる際はコーンウォール式だといいます。 ロンドンの某老舗ホテルも「ジャムが先が正統と心得ております」との見解を示したとか。 というわけで女王の公式誕生日を祝するには上の画像のようにコーンウォール式が正しいのです!(長々とすみません…) あと、もう一つ大事なのはミルクを入れた温かいお茶でなければ美味しくないということ。 冷たい飲み物が美味しい季節ですが、けっしてアイスティー等でクリームティーをしてはいけません。 ![]() ![]() ![]() ブルー&ホワイトの器に囲まれ、これぞ英国という雰囲気で大阪市内にいることを忘れます。 カウンターでは英国行きを間近に控えたオーナーさんが常連さんと英国の話題で盛り上がっていました。 6月の社交シーズンの英国旅行! なんという羨ましさ! お話をうかがうとロイヤルアスコットの観戦もツアーに含まれているとか! ロイヤルアスコットは英王室主催の競馬レース。 男性はモーニングコート、女性は帽子かヘッドドレス着用がドレスコードという由緒正しい社交の場です。 ![]() もちろんロイヤルファミリーもこんな感じで出席します。 これを観に行けるなんて、羨ましすぎる… |
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