《森 光年》
突然ですが、ある朝の食卓の模様です。 ![]() ご近所の『アップルの発音』の美味しいパンで朝ごはん。 サンドイッチの中身は大葉とツナの黄金コンビ。完璧です。 お茶はフランスのダマンフレールのブレックファスト。 天満橋のティールーム『ボトルオーブン』のオーナーさんからいただいたティーバッグで淹れたものです。 ブレックファストはイギリス人が朝食に好むような濃い目のブレンドを指す言葉で、明確な定義はありません。 一口目の印象は、数々の華やかな香りのお茶を取り揃えたフランスの名門・ダマンといえどブレックファストはやはりブレックファスト。 美味しいけど奇抜なところはないな…と思っていたんですが時間が経つにつれ豊かな香りが花開いてまいりました! やはりフランスの連中は油断なりませんね。 じつはこのお茶、『アップルの発音』のパンをお土産に持っていったお返しなんです。 以前に『アップルの発音』のオーナーさんを『ボトルオーブン』に案内したことがありまして。 その際に『ボトルオーブン』のオーナーさんが『アップルの発音』に興味を持ってくださったのですが、いかんせん私の地元と天満橋は遠い… というわけでパンを持参したところ大変喜んでいただけたというわけです。 人と人との縁で構成された朝食、美味しゅうございました。 そんなわけで森光年なんですが、少し前に地元・大阪市平野区に新しいコーヒー屋さんができたと噂に聞き、先日お邪魔してまいりました。 『あひる珈琲』という可愛らしい名前のお店です。 ![]() ![]() 大阪の下町にぽつんと現れる素敵なコーヒースタンド。 こじんまりとした店構えですが、壁際に設けられたベンチ(?)のような座席でイートインでもきます。 ![]() 素敵なペールグリーンの器。 たしか台湾のブランドのものだとお店の方が仰っていたでしょうか(あやふやですみません)。 店に入るなりこれらの器が目に飛び込んできて、センスの良さを感じました。 ちなみに手前に写っているのは私の傘の持ち手です。 いただいたのはお店のオリジナルブレンド。 果実のような香りが豊かで、しかしその系統のコーヒーにありがちな後からくる強い酸味はなく、絶妙なブレンド! この美味しさを出すには、明確なビジョンの元そうとうな試行錯誤を重ねられたのでしょうね。 話をお聞きすると神戸の西宮にある『ゆげ焙煎所』に何度も足を運んで理想的なブレンドに辿り着いたとか。 この日はお腹いっぱいだったためコーヒーだけにしましたが、お店の方が作られている焼き菓子類も美味しそうでした。 こんな良いお店がまた地元の仲間に加わってくれて、嬉しいのと同時にこんな辺境の地にいいのだろうかと戸惑うばかりです。 |
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