《森 光年》
来月9日(水)~15日(火)、大阪・梅田の阪急百貨店で開催される英国フェアの情報が解禁されました! 【英国フェア2019 (阪急うめだ本店)】 待ちに待った情報なんですが、先ごろ公開された阪急博多と内容が同じ、しかも博多より情報量が少ない… フィッシュ&チップスやスコーンは博多と同じなのか? 祝祭広場で行われるイベントや楽団の演奏は? 等々、知りたいことは山ほどあるんですけどねぇ。 情報が随時追加されることを祈ります。 そんなわけで森光年なんですが、先日、大阪は扇町のパティスリー『ラヴィルリエ』へ行ってまいりました。 長いお付き合いのラヴィルリエは今春、シェフの出身地である三重県に新店『r26(エール・ヴァンシス)』をオープンしたばかり。 また、9月24日まで新宿伊勢丹のマ・パティスリーにも出展しています。 ![]() ![]() たまたま無人の瞬間を撮影できましたが、この日も相変わらず大繁盛。 イートイン席は埋まっていてレジ前には短い列。 順番を待っていると、厨房から出てこられた私服姿のオーナーシェフと遭遇しました! 新店舗のオープン以来、三重県に出ずっぱりのシェフとはどれぐらいぶりの再会でしたでしょう。 三重のお店のこと、再来月に迎える10周年(そう! ついに10周年なのです!)のことなど伺ってシェフはお店の外へ。 私もケーキを購入し、お店の玄関口でスタッフの方と少しお話していたところ、自転車に乗ったシェフが軽快に戻ってこられ、 「これどうぞ」 と私にくださったのがレーズンバターサンド! 新宿伊勢丹のマ・パティスリーで販売する予定の新商品の試作だそうで、スタッフの方すらまだ見てもいなかったという出来立てホヤホヤ! そんな貴重な品をいただけるとは、光栄の至りです。 ![]() 帰宅してからいただいたマルジョレーヌとレーズンバターサンド。 このバターサンド、ほのかな快い苦味を感じる生地がバターと相性抜群で、口の中で渾然一体となったときの風味がたまりません。 レーズンバターサンドにこんなアプローチがあったとは… 会期は残り少ないですが、気になる方はぜひ新宿伊勢丹へ!(宣伝) マルジョレーヌは近代フレンチの父フェルナン・ポワンが生み出した20世紀の菓子の最高傑作。 卵白とアーモンドから作られるメレンゲを一晩寝かしたシュクセ生地を特色とします。 ナッツとチョコレートとクリームのシンプルで重い菓子ですが、これが重~いヨークシャティーのミルクティーと出会うとあら不思議。 どのような錬金術が働いたのかこのうえなくフローラルな香りが出現しました。 お茶とお菓子のマリアージュは奥深いですね… ちなみにお皿は英王室御用達エインズレイの古いもの。 ロビンズ・エッグ・ブルーのプレートに描かれたコマドリが可愛いらしいのですが、コマドリってこんな鳥だっけ…と首を傾げたくなるあたりが英国らしい味わいです。 ![]() カップ&ソーサーは比較的近年のエインズレイ。オーチャードゴールドと呼ばれるパターンです。 プレートと比べると、おなじメーカーと思えないほどのキャラの違いに驚かされますね。 それにしても、ザ・英国という感じのお茶と器でいただくフランス古典菓子… 美味しければそれでいいんですが、もうちょっと風情と言うものを大事にすべきかもしれませんね。 |
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